激辛ペヤング

新しいもの好きというわけではないが、見慣れないものを見るとつい手を出したくなってしまう私。こないだドラッグストアに行ったら真っ赤なパッケージで一際目立つものが山積みになっていたので買って来た。あの噂の激辛ペヤングだ。

私は辛党というわけではないが、ごはんに七味かけて醤油垂らしたり、パスタの上でタバスコ振り回したり、寿司や茶漬けにべったりワサビを乗せたり、カレーにガラムマサラをこれでもかと追加したりするのが好きだ。なので辛さにはそれなりに耐性があると思う。

ちなみに辛さとは味覚ではなく痛覚らしい。あらゆる痛みに鈍い私なので、噂に聞く「痛い辛さ」なんて大げさに言ってるだけで大したことないだろうと思っていた。

パッケージを開けるといつもの白いプラ容器にふりかけとスパイスの小袋のない、いつものペヤングで拍子抜け。湯で戻してソースをかけても赤くはないし刺激臭もなし。別添えのスパイスがあるわけでもなく、まるで辛そうには見えない。うん、やはりネットの住人が大げさに騒いでるだけだな?
  
口に含むとすぐに来た。辛い。いや痛い。辛さが痛覚であることを痛感させられる辛さだ。これは皮膚についたらヒリヒリすると直感で思ったので、なるべく唇に触れないよう口に放り込む。辛味以外の味はどうかと私の超高性能舌センサーで分析しようとしたが、メーターを振り切り測定不能。痛い痛い、痛いっ。痛いッッ!

額から噴き出る汗を拭きながら何とか完食。ヒリヒリとした刺激が収まらない口に激甘のレモンティーを注ぎ込む。ひー。喉元過ぎれば辛さ忘れるが、腹に収まった悪魔は内臓の粘膜を傷つけまくっているに違いない。健康に悪いだろ、これ。

うん、まるか食品頭おかしい。前にも書いた気がするが、新製品出すたびハズレを出し続けているような気がする。だいたい定番のノーマルペヤングだってTVCMで「まろやか~」って言っているけど、私はあれはスパイシーだからおいしいと思うんだが。開発陣、味覚オンチなのか。ていうかペヤングの超大盛りだって、ただノーマルの麺が2つ並べて入っているだけだし。1,099kcalとかアメリカだったら消費者団体が訴訟を起こすレベルだろう。

なお、この辛さは内臓を突き抜けたあと、出口でまた暴れるので注意が必要。くそう、辛いっつったって限度ってもんがあるやろーッ! まるか食品めー訴えてやるッッ! でも普通のペヤングはおいしいので許す(偉そうだな)。

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