後の祭りのあと

 昨日の発表会はまあ当然と言うか散々な結果。何度もつまづいたり音をハズしたり弓をバタつかせてメチャクチャだった。かろうじて演奏は止めなかったので、10年前に出たはじめての発表会よりはマシだったかも。親しくなった人たちには後で「大丈夫でしたよ」という慰めの言葉は頂いたが、演奏中に最前列の小さな子供たちが笑っているのが見えたし…子供って正直なところが時に残酷。途中から開き直って「こーなったら今までで一番大きな音出してやる!」とばかりにガガーッと弾きまくったので気持ち良くは弾けたけど。ジャイアンか。

 そんなこんなで来年のリベンジに向けて今日から基本に立ち戻って開放弦ボウイングと音階練習。ああ、背伸びした課題曲より、地に足の着いた練習曲の方が楽しい…

 さて、以前散々ゆうパックに文句つけて届いたものについて。私は何をヤフオクで落札したのでしょうか…?














 
 
?!
 

 あーあ、やっちまったなぁ…って感じですな。ケース+弓込み中古で送料込み7,900円。RAUM VIORIN という、鈴木楽器製造(鈴木バイオリンとは違う会社)の恐らく学校向けバイオリン。職場でヤフオク見てたらスタート3,000円と安かったので入札したのだが、終了間際に競り上げてくる相手がいて諦めたら数日後に次点落札。どうやら最高額落札した奴は「悪い」評価が40以上あって連絡が来なかったんだとか。そういうことして何が楽しいんだろうね。

 届いて確認したら長年ケースに入れて放置された雰囲気だったが、傷も少なくキレイ。パーフリングが手書きだったり、黒染めの指板だったり部分部分安物感はあるがしっかりとした造り。

 ちょっと期待して調弦して弾いたら「ぞぞぞー」って音が鳴った。うわあ、何だこりゃと思ってf字孔を覗いたら紙切れが入っていた(写真右)。取り出して弦を替えたら割とマトモな音が鳴った。調整してもらえば割といい楽器かも。

 でも今は金欠なのでとりあえずこのままで。弓も毛は少なくなってるがちゃんと使えるし、松脂もついてたし、値段の割にはなかなかいい買い物だったんじゃないかと。

 でも冷静になってみると、なんなんだ、この風景は…

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