月: 2008年7月

　勤務している会社に１ヶ月以上前から注文していたのになかなか届かず、催促してようやく昨日届いたのがこれ。セ○ム製の住宅用火災報知器。夜勤上がりに親の部屋と自室に今取り付けたところ。

　各自治体によって異なるが、私の住んでいるところは今年の６月１日からすべての住宅を対象に火災報知器の設置が義務となった。義務だからと言っても罰則はなく、おまけに目立った広報活動も行われていないため、この会社に入っていなければ知りもしなかったと思う。でも火事の危険性だの広告だの、会社で出している新聞に自分が書いておきながら自分がやらないのはアレだし、何より社員価格で安く買えるし、オマケにウチが２回ぐらいボヤ起こしているぐらいうっかりの多い家なので、この機会につけてみることにした。

　このセ○ム製、定価は6500円なのだが２個で万札出して千円以上帰ってくる値段で買えた。それでもホームセンターで売ってるものより高い。しかし他にはない10年保障がついているし、何より信頼性が高い。かといって何かあったらすぐ制服の人が飛んできてくれるわけじゃないけどね。

　で、付属のリチウム電池セットして、試しにテストボタンを押してみると、甲高い音で「ピューイ！ ピューイ！ 火事です！」と警告音と女性の声が流れてけっこううるさい。ウチの父が片耳失聴している上、もう片方も難聴なんだが、聞かせたら顔をしかめたぐらいなのでかなりのものだ。火事で逃げ遅れて死亡するのは夜中の就寝中がほとんどなので、ぐっすり眠っていても叩き起こされるぐらい、これぐらいのインパクトがないと意味がない。

　取り付け前にホントに動作するのかいなと疑うわけじゃないが、試してみたいのが人情。煙式なので母にタバコ吸わせてみたのだが、何の反応もしない。あれ？ タバコじゃ反応しないのかな？今度はムキになって仏壇の線香に火をつけてかざしてみる。あれ？ 鳴らない。むー、これは不良品か？ と思ったら、１分ぐらい経ってから鳴り出した。どうやら一時的な煙では反応せず、数十秒煙が充満しないと動作しないらしい。まあタバコ吸うたびにあの甲高い音を出されたのではたまったものではないしね。

　動作したことを確認して、安心して天井にネジ止めして作業完了。試しに自室で久々パイプに火をつけてモクモク煙を立ててみた。むー反応しない。ムキになって蒸気機関車のように吸って吐いてを繰り返してみたがピクリともせず。どうやら天井に充満させないと反応しないみたいだ。普段めったにタバコなど吸わないが、吸った時にピューピュー鳴ったらイヤだなぁと思ってたのだが、このくらいで大丈夫なら一安心。

　それはそうと、そのパイプの吸いすぎで頭イタイ…

　どう見ても特売品お買い物日記です。最近。

　さっきOAフィルター（ブラウン管につけるやつ）を探しに街をさ迷って、結局世の中の流れはやっぱり液晶なんだなと思い知らされている間に、ついうっかり買ってしまったハンディ・シュレッダー。580円也。
　こんな中途半端な田舎の貧乏家のゴミを漁って情報収集する輩がいるとは到底思えないが、自分の個人情報だけならともかく、他人のものを扱うからにはやっぱり神経を使わないといけない時代。今まで家電店の会員特典でもらった下の「シュレッダーばさみ」を使って宅配便の伝票とか郵便物をチャキチャキと刻んでいたのだが、量がたまるとそれなりに面倒。まあ値段が値段だからいいやと思って今回衝動買い。

　ハガキ２枚分しか入れられないが、グリグリ回してニュニュニュとパスタが出てくるみたいに裁断されるのは快感。だが、ちょっと待てよ…タテに細く裁断された封筒をよく見ると住所とか１行になって読めるやん！ すっごい意味なし。

　したがって、刻んだあとに再度開けてシュレッダーばさみで読めるところを「うららーうららー」言いながら狙い撃ちして刻み直し。どうやら入れる方向を考えて、あらかじめシュレッダーの口に入るようにハサミで切っておかないとダメかも…