かぜひいた

 最近ノドの奥がずっといがらっぽいと思ったら、本格的にカゼを引いた。たぶんヤバイなこれと思って念のため仕事休んだら、案の定夜になって寝込んだ。こんだけ悪化したのは数年ぶり。バカはカゼ引かないと思って油断してたらバカやりすぎてカゼになったのかしらん。

 寝込むのはいいんだが、腰にヘルニアがあるので同じ姿勢を維持するとそれが出る。腰にズーンと響く痛みで長時間横になれない。でも起きると頭が痛くてツライのでまた寝る。でも腰が痛くなって起きる。どうしろっちゅうねん。

 先ほどようやく鼻が通ってきて、セキとタンも出なくなったので、イスに座って休んでいる。体の節々が痛く、特に左腕がひどい関節痛になって電気が走るので、ひたすらストレッチ。首を後ろに傾けるだけで腕にビリビリ響くので一人拷問状態。mezzoは痛みに耐えられるからといってマゾではないので、そこんとこ勘違いなきよう。ようやく痺れから開放されたが今もちょっと涙目。

 こないだヴァイオリンの先生に何か曲を弾きましょうと言われ、ホコリだらけの譜面を引っ張り出してみる。何故か大正8年の長唄「元禄花見踊」のヴァイオリンアレンジ譜とかサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」とか出てきた。神保町へよく行ってたときに100円とかで買ってきたやつだな。でも弾けるわけないやん、こんなん。どんだけ未来の自分に期待してたんだ>過去の自分。

レッスンのおさらい

 毎度の覚え書き。今までヴァイオリンを肩当てなしで支えているとズレてくるのと、ボウイングに集中してグダグダになるのとで左手に余計な力が入ってしまっていた。一箇所に力が集中しないように心がけて練習。左手が日頃の柔軟運動の効果もあって若干痺れなくなってきた。音も微々たるものだが少しずつ良くなっている気がする。

 4の指(小指)のピッチ(音程)が取れてきたが、離す際に浮かせすぎている。意識していないと下降の移弦で1→4ではなく0→3をやってしまうのも何とかしないと。

○昨日のおさらい

  • 音量調整は力加減ではなく、弓の移動量と速度にあり
  • 3/4拍子のリズムはワルツの「ズンチャッチャー」である強・弱・弱の拍と頭では理解していたが、いざ奏法に転換すると混乱していた。1で全弓で一気に弾き、2・3を先弓で刻むと言われ目からウロコ
  • フォームに関してはあまり何も言われなくなってきた。でも油断は禁物

 
 しかしボウイングの弓の動きを見ていると弦を押さえている指が見れないし、弦を見ていると譜面が読めない。3箇所を同時に見て処理できる能力が欲しい。

 レッスン後に先生と雑談していて、動画サイトで見た葉加瀬太郎のフォームがメチャクチャだと話したら「以前教えていた生徒に葉加瀬ファンがいたんだけど、注意してもすぐヴァイオリンを横に向けてたのはそういうことだったのね」と納得していた。

肩こり

 肩こりがハンパじゃない。原因は運動不足のところに最近PC絵描きとヴァイオリンのレッスンを始めてしまったため。もうバキバキというかビキビキというかブチブチというか、首を傾げると何かが壊れた音が鳴る。頚椎が圧迫されて左腕まで痺れているぐらいだ。私は痛みのスイッチを切ることができるとはいえ、何かに集中しないとスイッチが入れられないので、その最初の起動が大変。痛みを多少とも和らげて集中できるように、毎日のようにサロンパスだのトクホンだのを貼って過ごしている。

 メニューインのヴァイオリン教本にも書いてあったが、メニューイン本人も楽器が持てなくなるほど悩まされたらしく、ヨガを習得してそれを克服したそうな。その運動法についても書いてあるその本がこないだから行方不明なので、書いてあったことをうろ覚えに実践してみる。あとさっき寝っ転がってストレッチを念入りに行った。凝り固まった筋肉や腱を伸ばし、頚椎も修正してみる(自己流)。なんとか血行が回復したので、あとで風呂にゆっくり浸かることにしよう。

 でも結局は肩こりの原因を取り除くことが一番の治療法。最近ひたすら左腕の柔軟ばかりしているので、ヴァイオリンを持つ左腕の痛みは克服しつつある。だがここで公表できない絵は我ながら密度が濃い。1枚描くのに最低20時間以上を要し、その間に1ヶ月寿命を縮めている気がする。だが、これは好きでやってることだし、多少なりとも収入にもなるのだから当分はこの痛みに付き合わねばなるまい。

レッスンのおさらい

 自分用の覚え書き。肩当てなしでヴァイオリンを多少支えられるようになったが、左手の動きが入るといつの間にかズレて変な力が入るのが課題。左腕と手首は日頃の柔軟でだいぶ柔らかくなってきた。でも二の腕の裏側が痛い。

 自作のヴァイオリンハンガーはL字金具を逆に取り付けたらネジが回しやすくなった。その代わり下で裏板が譜面台の足にぶつかるので、ゴムチューブをタテに裂いたものを足に巻いてカバー。

○先日のおさらい

  • 弓を上げた時の右手首の返しが足りない。ヒジがまだ高すぎるとのこと。右ヒジに文鎮をぶら下げるような感覚で下げる
  • 左指を弦から離すとき、指を浮かせすぎてしまうのを意識して修正。最小限の動きで早いパッセージも弾けるように
  • 譜面を見ないで弾くクセがまた発動しているので、ちゃんと音符の「位置」を読む

 
○いつかはどうにかしないと

  • メインで使ってる弓の銀線がほつれた。セロテープ貼ってごまかす
  • 昔使っていた弓の毛替えをするか悩み中。毛替えだけだったら5,000円程度なんだけど、いろいろ直さないとダメかも
  • 装飾ヴァイオリンの弦高が明らかに高くなってきた。やはり乾燥の足りない木で作ったのだろう、使っていると木が反ってくる。駒を削れば大丈夫そうだが、特定の周波数の微妙なビビリ音も気になるかも