フィジカルな

 演奏フォームのパラダイムシフトによりここ1月ほどフィジカルな問題を抱えたままであったが、最近は持続的なヴァイオリンのプレイが可能となり、腕や肩のトラブルが消失しつつある。包括的なフォームチェックと、フィジカルなトレーニング、ストレッチをコンティニュイティに行ったことがリザルトとなり、ようやくこれらがペインレスへとフィードバックされたようだ。

 スケールその他音楽ロジックやボキャブラリーなどネットを駆使した情報イノベーションによってスキームが見通せたことにより、長い間コンプレックスと感じていたロジカルな問題も、短期のコンセントレーションでリソースが増え、目に見える形でブレイクスルーされたと言えよう。しかし未だテクニカルとミュージカルの点は山積したままで、脳と腕のフィードバックとシンクロを高めるため、文字通りシナプスの強化が訴求されてきた。モチベーションをリテンションするためには直近にマイルストーンを置き、時には自分にインセンティブを与えるようなバリューチェーンも…

 平たく言うと、
 頭と体が動くようになったのに、なんで思ったように弾けねえんだ、このヘタクソ!

暑かったり寒かったりラジバンダリ

 本日は雨の中、夜勤明けに親と墓参り。墓前でご先祖様にいつか一山当てると約束し、帰りに渋滞に巻き込まれながらステラタウンに行った。しかしこう温度差が激しいとツライ。途中、救急車に3回すれ違ったので、体調を崩す人も多いのだろう。

 それはさておき、最近ヴァイオリンや食べ放題の記事ばかり書いているが、mezzoはそもそも絵描きなんじゃないかい? と突っ込みを入れたい貴兄もいらっしゃるかと思う。いえいえ、一応描いているってば。健全なサイトを目指しているってわけではないが、使い分けってことでこっちでは見せていないだけ。

 普段メインに使っているモニターはHPのLP2475wというIPS液晶の広色域パネル。これで絵を描きJPEGに出力し、これを他の安物モニターで見ると明らかに色の彩度が落ちてしまう。LP2475wでは赤く描いたつもりなのに、他のモニターではエンジ色になってしまうこともある。ある程度は仕方ないと割り切らねばならないが、問題はそれで絵の印象がガラリと変わってしまうこと。微妙な陰影をつけても、階調がつぶれてしまって画面が暗くなってしまう。特に乗算で陰影を重ねるとモロにそれが出る。

 最近発見した解決策は単純。黒グラデで影をつけないこと。黒の代わりに紺や紫でグラデを入れると陰影がつぶれないのだ。上が黒で下が紺色で入れたもの。夏の間絵描きをサボっていたので忘れて黒で陰影をつけてしまったが、別レイヤーで保存していたのでレイヤーの塗りにロックをかけて紺に塗りつぶし。彩度と色調をいじってほどよい色加減に調整し、試しにJPEG出力したら暗いところがつぶれずに奥行き感が増した。と、自分では思う。

 たまにLP2475wで見ると階調が変にジャンプしていたり、一部がドギツイ色になっているCGを見かけることがある。多分、色域の狭いモニターを使っているせいで描いている本人が気づかないのだろう。安いモニターでも仕上がりを確認しないと怖いところはあるが、ちゃんと高いの買っといて良かった。あ、でも私も最近ちゃんとカラーマネジメントしてないや…