夢の話(睡眠的な)

今朝見た夢の話。寝る直前までフォトショでお絵描きをしていたのだが、その続きをひたすら描いていた。「ここに影入れるの忘れてた」とか「色調補正で肌の彩度をもうちょっと上げようか」とか。せっかくのリラックスタイムが台無し。もう、うなされそう。

以前母に言われたのだが、私が寝ていると時々うなっているのが聞こえるという。だいたい寝言を言うわけでもなく「うーん、うーん」とうなされているらしい。昔、腕を宙に振って起きたこともあるので、割と夢の中では不自由しているのかもしれない。というか最近良い夢を見た覚えがない。内容はほぼ日常生活だし。

私は夢の中で「これは夢だ」と自覚していることが多い。ストーリーの整合性がないと、すぐに夢と見破ってしまうからだ。ただし自覚したからといってコントロールできるわけではない。そのストーリーに心の中で突っ込みを入れつつも、登場人物である自分はその状況を受け入れなければならない。だが一度トイレに起きて寝直して仕切り直しをするときもある。あるときはツッコミどころのないように修正したバージョンで夢の続きを見たことがあった。ただしストーリーに大幅な改変は加えず、忠実に登場人物を演じるようなぜか努力していた。そのため起床後、すごく疲れた。

だがまれに完璧なシナリオを書かれることがある。高校の頃、夢が原因で曜日を1日間違えたことがあった。夢の中で起床から就寝までの高校生活の1日を送っていたのだ。朝、遅刻しそうになるところから、高校で6時間授業受けて放課後に生徒会室行って、帰ってメシ食って寝る前にトイレ行くところまでそれはもう完璧に。そのため教科書を間違えて持ってきて、他のクラスの友人から初めて教科書を借りた。

あれは完璧に騙された。敵ながら、というか自分の深層心理にあっぱれと思った。というかそれ以来からだろう、夢に騙されてたまるものかという猜疑心が生まれたのは。そして夢も私を騙そうとリアルさを増している気がする。だが今回もフォトショの動きが変だったのでしばらくして夢と見破ってやった。そうそう簡単には騙されないぞっ。

…って誰と戦ってるんだ、私は?