.DS_Store の呪縛

ウチにはMacOSとWindows 7/XP、Ubuntu と色々なマシンとOSが混在しているのでファイルが散逸する。NAS(LAN接続のHDD)もあるのでそこに一元化してもいいのだが、それも結構面倒な気がしてやっていない。

Mac/Win両刀使いでネットワーク共有かけている人ならご存知かもしれないが、Macintoshで一度ネットワーク上のファイルを表示させると、そのフォルダごとに .DS_Store なるファイルができる。このファイルはMac上の各フォルダ設定(フォルダオプション)、つまりフォルダの表示方法(一覧・カラム)やウィンドウ上の表示場所、ウィンドウサイズを保存している5KB程度の設定ファイル。特にあってもなくてもMacでファイルは開けるし、WindowsやLinuxにはそもそも全く必要ない。

これは隠しファイルなのでMac上はもちろん、Windowsのエクスプローラーでもデフォルト設定だと表示されない。だがシステムファイルを色々いじる人は隠しファイルを表示させるようにしているから正体不明のファイルが見えてしまう。毎回見つけるたびに気に食わないので削除はしているのだが、非常に面倒。人にフォルダごとデータを渡したいときに無駄だし、何よりもフォルダ開いただけで勝手にファイルを作られるのがうざい。何せ私は Thumbs.db とかもすぐ削除してしまう人。なんとかできないものかと検索したら、何てことはなく Apple のサポートサイトにネットワークディスク上で .DS_Store を作成させない方法があった。

 Mac OS X v10.4 and later:
 ネットワーク接続時に .DS_Store ファイルの作成を抑制する方法

Mac上のターミナル開いて

  defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true

をコピペして Return キー叩いて再起動するだけ。AppleTalk が主のネットワークでは、Mac上で不都合はあるかもしれないが、ウチみたいにWindowsが主のネットワークならば、NASにも変なファイルが残らないから便利だろう。ああ、これでスッキリ・・・と思ったけれど、いつもデータをテキトーにNASにブチこんでいるので、中身を整理しないと恐ろしいことになっているなぁ…