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mezzo forte の「のほほん」な日記

Archive for 2011年5月

SRX以前のバイク遍歴

SRXが手元から離れ2週間以上が経った。昔はモノに対する執着がすごかったのだが、年を取ると心が枯れたのか未だ寂しさを感じていない。

私が最初に乗ったバイクはホンダのMBX50。叔父さんから5万で譲ってもらった2ストローク5速ミッションの原付だ。その当時はバイクが規制真っ盛りでどんどん牙を抜かれていったのだが、乗っていたのは規制前のモデルなので原付なのにやたらに速かった。調子に乗って飛ばし、初めて白バイに追っかけられて捕まったバイクでもある。車体は大柄で安定感があり、ビーンと高回転までストレスなく回るが下はスカスカ。白煙を吐き、マフラー周りはオイルとカーボンまみれ。常に高回転で回せば絶好調だが、1週間乗らないとエンジンがかからなくなるという良くも悪くも2ストらしいバイクだった。

バイクの面白さにハマるとやはり大きいのが乗りたくなった。教習所に通って中型免許を取得。MBXを下取りに出してヤマハのSR250に乗り替えた。SRというとヨーロピアンスタイルのシングルを思い浮かべるだろうが、125と250はアップハンドルにティアドロップタンクのエセ・アメリカン仕様。

ロングストロークの単気筒エンジンなので低回転で力はあるが高回転域が頭打ち。アップハンドルでキャスター角がキツいから旋回性が悪い。さらに前後ともリーディング・トレーリングのドラムブレーキなのでシフトダウンしてエンブレかけながら死ぬ気で握力をかけないとまるで減速しない。まさに「走らない・曲がらない・止まらない」バイクだった。だがシングルのパンチ力で同クラスならば信号グランプリは無敵。クラッチとアクセルワークで性能を限界まで引き出し、街中を走るヘボライダーのレーサーレプリカを見かけるとタイトなコーナーで追い詰め、アメリカンなのにハングオンして内側からブチ抜いた。トラブルも多かったけれど普通に乗っているだけで面白いバイクだった。

一時期はSRと同時にホンダCBR250R Hurricane(MC17)とモンキーZ50Jの計3台を所有していたこともあった。CBR250Rは今は亡き友人から生前に譲り受けたものだったが、距離数が5万キロを超えていたのであちこちボロボロ。それでもエンジンはカムギアトレーンでキーンと回り、最高速を試そうとしたら異次元の風景にビビッてスロットルを緩めたぐらい速すぎた。日帰り500キロのツーリングに行ったり、また白バイに捕まったりもしたが結局乗りこなせないままエンジンが不調になり、不動車となってしまった。

モンキーは他人の家の庭先で朽ち果てそうになっていたのを聖○新聞6ヶ月分で譲り受けて自分でレストア。手持ちの工具でバラせるところは全部バラして再塗装し、ほぼ新品同様にして乗り回していた。友人には「サーカスの熊みたい」と揶揄され、遠心クラッチの操作を間違えては直立し、サンシャイン60前で前輪を持ち上げたままハンドル持って足で走って恥をかいたことも。エンジンはバルブのスラッジを落として完調だったのだが、どノーマルのため最高速40キロという遅さ。街乗りとしても堪えられず結局当時習っていたヴァイオリンの先生にドミナント弦2セットで譲ってしまった。

そして手元に残ったのはSRだけになった。何年経ったか覚えていないぐらい乗り回し、転び、壊し、そして直した。恐らく40万近くは部品交換や修理代にかけただろう。しかし実家に戻って置いていたら盗まれてしまい、数日後に見つかって無残な姿に変えられていた。もうパーツ供給も限界だったし、直す気力もなくなってそのまま手放すことに。

数年は経済的な理由でクルマやバイクから遠ざかっていた。でも収入が安定し始めたらフツフツと自分の中のモーターサイクル熱が甦ってきた。ヤフオクで格安の250を探していて見つけたのがホンダVT250FE(MC08・II型)。入札したら即決で落札してしまった。

出品者がトラックで届けてきてくれたバイクはセル一発で始動はしたが、それなりに手をかける必要があった。カウル類はなくなっており、あちこち欠品や磨耗があった。でも低回転でも力強く、高回転だと電気モーターのようにストレスなく回るVツインエンジンは素晴らしく、少しずつ手を入れて乗りまくった。バッテリーは2回、タイヤは前後合わせて4本交換し、私の手元に来てから通勤快速で5万キロは走った。

だが盗難未遂に遭って鍵を壊されバイク屋に部品を取り寄せようとしたらほとんどのパーツが「ゴソウダンパーツ」になって維持が難しくなった現実を知る。好きなバイクだったが駆動系のトラブルを抱え始めてきて本格的なオーバーホールが必要になった。さすがに欠品だらけのバイクを直せるほどの余裕はないので、またヤフオクで探してヤマハSRX400に乗り換えることに。

久々にヤマハで単気筒、それに初めての400cc。だが期待していたものと違いVTより非力だったのにちょっとガッカリ。長距離ツーリングを安心して走れるようにと思って買ったのに振動が多くて秩父に行っただけで疲れた。街乗りでもミッション比が中途半端なのでシフト選択が難しく、うっかり低回転で走るとエンジンがかぶるし、高回転だとピーキーなのでスロットルワークに神経を使う。それにSRXもVTとさして変わらない古さ。やはり維持は難しかった。

結局前に挙げた歴代のバイクたちに比べるとSRXは思い入れが少なかった気がする。スタイルは好きだしクセのあるバイクを乗りこなす充実感はあったのだが、年を取った自分には合わない気がした。20年前だったらもっと違う印象だったのかもしれないし、バイクが本調子じゃなかったのかもしれない。でも手放したバイクを寂しく思わなくなってしまった自分がなんか悲しい。

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でんでんむしむし

かなりでかいカタツムリを会社の行き帰りの林で発見。殻のところで5センチ近くあったかも。

子供の頃は気にしないでバンバン触ったものだが脳に達する寄生虫がついている時もあるらしいので要注意だそうな。でもガーリックバターで蒸し焼きにしてパセリかけて食べたい(ダイエット続行中)。

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メイドさん

某「ゲーム・DVD・萌え系に強い中古メディアショップ」の看板。よくこの手の店の看板絵って作者に無断で転用している場合もあるが、誰の絵なのかいつも気になる。モザイクかけたら怪しさ倍増。

メイドさんブームに乗らずにいるうちに、最近は飽和状態になって廃れ始めた感がある。私は「ご主人様」などと呼ばれたらジンマシンが出て体中痒くなりそうなので行くことはないけれど。ていうかコーヒーや料理を運ぶエプロンの女の子ってウェイトレスじゃないのかといつも思う。

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CBがわが家にやってきた

SRX400を車検に出そうとバイクショップのはとやに持っていったらバイクごと換えてしまった。中古のホンダCB400スーパーフォアVTEC(NC39型・初代SPEC1)。まさか私がCBに乗るとは(色々な意味で)。

SRXは25年前のバイクなので最近になって色々不具合が出始めていた。旅行前、NAPSでオイル交換したときに「ステアリングシャフトのベアリングがダメになってます」という指摘を受けていた。多分ベアリング交換で2~3万はかかるだろう。

それに後輪側もハブ内のダンパーゴムが劣化し、前から変速ショックがビリビリと来ていた。ドライブ/ドリブン・スプロケットの歯を見るとその影響で偏磨耗し、振動の原因になっているのがわかっていた。もちろんスプロケ交換となるとチェーンも同時交換しなければならない。恐らくこれら一式で3~4万ぐらいはかかりそう。

さらにフロントフォークのOパッキンがイカれてオイルがジワジワと漏れてサスの挙動がおかしくなっていた。パッキン交換だけなら大したことはないのだが、以前からフロントフォークのインナーチューブに浮きサビがあり、これを交換しないとパッキンのゴムがサビに擦れて破れてしまう。見積もったら左右で10万以上かかるらしく、それに25年前のものでは部品も入手できるか怪しいらしい。もし部品がなければサビの出ている表面を旋盤で研磨して再度ハードクロームメッキを施すという方法もあるが、果たして幾らになることやら。

そうなるとSRXの車検を通し、完調にするには恐らく20万では利かない。はとやで事前に見積もりを出してもらったときに「直さなくてもとりあえず車検は通ります」とは言われていたし急に壊れて事故るようなものではないが、やはり調子の悪いところをそのまま放置するのは気分が悪い。
  
直すかどうかモンモンと悩みながらSRXではとやに。まずは車検を申し込む前に店内の展示バイクを散策。中古の相場はだいたい調べていたのだが、予算に合わせるとスズキのボルティとかヤマハのSRVなどの10年落ちのSOHCバイクになってしまう。SRXのピーキーなエンジンやフロントWディスクブレーキの強力な制動力に慣れてしまうと、そうした廉価バイクは物足りない。

やはりSRXを直そうかなぁと思っていたらなんと20万円台ギリギリのCBを発見。こんなんネットになかったじゃん。え、 最近入荷? 走行距離8千キロ? ハイパーVTEC? 諸費用込みで33万?
  
前オーナーは走らせずに金をかけていたようで、ウィンカーやハンドルバーなどのほかTSR製の車検対応マフラー、さらにブレーキホースもステンメッシュに交換してあった。短足の私でも余裕で足がつくようにシートのアンコ抜きもしてあるらしい。2000年型なので11年前のバイクだがそれにしたって安すぎる。店長さんも親身になって対応してくれたし、結局その場で即決。SRXはその場でドナドナ。ちょっと寂しいが、さすがに20万以上かけて直すほどの思い入れはなかったので。

震災の影響で中古バイクが売れているらしく、納車に2週間かかると言われてようやく昨日納車。夜勤上がりにバスと電車を乗り継いで朝イチに取りに行った。説明を受けてキーを渡されるとエンジンはセル一瞬で一発始動。400ccのマルチなんて乗るのは久しぶりだし自分で所有するのは初めて。小雨で路面がウェットなので恐る恐るスロットルを開いて初ライド(試乗していない)。

うわ、何だこの加速。これがプラス20馬力か。3000回転でもトルクあるぞ。ていうかまだVTECは作動してないの? 試しに7000回転近くまで回してみる。うわわっ、タイヤが滑ってテールが流れたっっ! なんだこれ、うわ、うわーとか思いながらギヤをどこに入れてるのかもわからないまま家に着いてしまった。もう大混乱。

というかこのバイク、どう考えたって公道では性能を発揮するところがないだろう。どのギヤに入れようが何回転で回そうが普通に走る。VTECなんか作動させたらターボのように加速する。恐ろしい。なのにまるで挙動が変わらない。レールの上みたいに真っ直ぐ走る。バイクに乗り始めてン十年だが、まるで未知の領域。今まで乗っていたものは一体何だったんだろうか。今までのバイクを軽自動車にたとえるならこれはクラウンとかセルシオだ。

この日は近所の親戚に見せびらかし、30キロほど走って終了。SRXは近所の悪ガキには不人気なのかいじられたことがないのだが、今回は珍走団のベース車にされかねないので、イタズラされないようカバーとワイヤーロックも新調。やれやれこれで安心、とバイクから降りたら腰が痛くなっていた。何せSRXの感覚でスロットルをひねると+20km/h以上スピードが出てしまう。どうやらスピード感覚よりも実際のGが大きくて、気づかずに腰に負担がかかっていたようだ。なので今日は湿布を貼って安静にしていたり・・・

おまけ:
姪が学校から帰ってきたらこっちの断りもなしに、いきなりこのように飛び乗ってピースサイン。後先考えず欲望のまま突っ走るところは絶対私らの血筋だ。

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