パーコレーターで珈琲タイム

最近、家の片付けを手伝わされて1日遅れで疲れが出た。足の裏とか脇腹とか変な所が痛い。会社の仕事で精神的にも参っていたのでダブルパンチでノックアウト。昔は食って一晩寝れば治ったものだが、年を取るとさらにもう1回カラダを動かさないとダメみたい。さっき意味もなく地団駄を踏んだら足の裏のむくみは治った。

で先日、母が食器棚に溜め込んだ不要な食器類を処分しまくったときに失くしたと思っていたパーコレーターが出てきた。だいぶ昔に探しまくって結局見つからなかったもの。買ったのは恐らく25年前ではないだろうか。多分片手で数えるほどしか使っていない。

パーコレーターとはコーヒーを淹れるためのキャンプ用具。ストーブ(キャンプ用語ではコンロのこと)などに乗せてサイフォンの原理でコーヒーを抽出する。一度キレイに洗って熱湯循環させて乾かしたあと、試しにコーヒーを淹れてみることにした。

使い方は覚えていないが、いじっているうちにおぼろげに思い出してきた。9杯分入れられるサイズなのだが1人で飲むので3杯分の分量で。コーヒー豆と水を入れてガスコンロにかける。
  
なかなか湯が沸かないし、何より変化がよくわからない。そのうちコンコンコンと沸騰音がしてきて思い出してきた。フタのツマミが透明のプラスチックなのだが、ここからコーヒーが噴き出して見えたら出来上がりじゃなかったかなぁと。

シュンシュンと音が鳴り出してそのうちブジュッと間欠的にフタのツマミの窓から湯が噴き出すのが見えてきた。若干サイフォンらしい深いコーヒーの香りが立ってきた。でも一向に湯が茶色くなる気配がない。
  
しばらく待っても色が濃くならないのでちょっとカップに取ってみたら麦茶のような色だった。このままガスにかけ続けても薄いコーヒーがひたすら煮詰まるだけじゃないか? 短気な私は結局フタを開けてカップに湯を入れて上からドリップよろしく注いでしまった。ていうかこれならドリップで素直に入れりゃええやん。

そうやって出来上がったコーヒーは豆が古いせいもあるが微妙な味。サイフォンぽい深めの香りはしないでもないが、味は酸味と雑味が混じり不味くはないが旨くもない。そんなコーヒーをすすりながらネットで検索したら微妙に作り方を間違えていた。正しい淹れ方はこちら。そういえば昔使ったときにも味にムラがあったというか、使い方を間違えていたかもしれない。

というか一人で使うんじゃこんな容量要らないし。これならドリッパーかマキネッタ(火にかけて使うエスプレッソメーカー→以前のエントリー)を持っていった方がいい。と、思ったが、前述のサイト

寒い時期などは、アウトドアでドリップコーヒーを入れると入れるそばから冷めていってしまいます。

とあるから目的が違うということか。うん、結論。

キャンプ用品を家の中で使うな。

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