CB400SFのポジション調整

CBに乗り換えてからなのだが、やたらにクラクションを鳴らしてしまう。バイクが早くなった分、気が大きくなって「オラァどけどけぇ!」という意味で鳴らしているわけでなく、ウィンカー操作時にミスタッチしてしまうのだ。

前乗っていたヤマハSRXのクラクション音は「み゙っ」って感じに貧弱だったので鳴らしても気づかれないことがあった。だがCBはダブルなので「ヴィッッ」と自動車並みに大きな音がして周囲の人間が一斉に私の方を振り向く。振り向かれたら何事もなかったかのようによそ見して誤魔化していたけれど鳴らされた方はいい迷惑だ。

バイクのスイッチ類は慣れないと難しい。免許取得の際も一番苦労したかもしれない。何せ左手でクラッチ、右手で前ブレーキ、左足でシフトチェンジ、右足で後ブレーキを操作しているので初心者は余裕がない。たまにスイッチの仕様が微妙に違うものもあるので、自分のバイクに慣れていても他のバイクに乗ると戸惑うことがある。私もバイクが変わったせいでスイッチ類が慣れないんだなと思ってしばらくそのままにして乗っていたのだが、やはりスイッチの位置が悪いようだ。

スイッチのユニットはハンドルバーにクランプのように挟んであるので、下側のプラスネジ2個を緩めれば回転する。調整していたらレバー類の位置も気になったので、これまたスパナでレバーの台座を緩めて調整。それからしばらく走って様子を見たが、姿勢もラクになってクラクションを間違って鳴らすこともなくなった。なんだ、こんなことなら早くやればよかった。

それぞれ体格の違う人に合わせられるように調整できるんだから、これぐらいサボっちゃイカンわけで。整備済みの新しいバイクだから「何もしなくていいや」と思っていたけれど、やはりケーブルやチェーンに油をくれないとダメなことに変わりはないし。つくづく面倒な乗り物だなぁと、クラッチをニギニギしながらスプレーグリスを吹きつけて思った。

そういえば、先日信号待ちをしていたらメーターにゾロ目が出ていたのでパチリ。2ヶ月強で700キロ走行なので全然走っていない。でもようやくタイトなコーナーでフルスロットル使えるようになって、タイヤの角まで使ってガンガン減っている。そろそろ調子に乗ってコケる頃かも。