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mezzo forte の「のほほん」な日記

Archive for 2013年11月

FUJIAN 25mm F1.4 CCTV を買ったゾ

目に映り込む私こないだから気になって仕方なかったレンズがあったのだが、使いもしないものに金をかけてもと思ってガマンしていた。でもどうにも気になって仕方ないし、値段も安いので思い切って買ってしまった。中国製 FUJIAN 25mm F1.4 CCTVレンズ。

FUJIAN は福建省の「福建」と書いて「フーチエン」と読むらしく、中国では結構大きいレンズメーカーらしい。まあ中国製なので品質は期待できるものではない。しかしF1.4という明るさと、マクロコンバータつきというのは魅力的。
簡素な梱包 別売のCマウントアダプタ 絞り羽根は12枚と精巧
このレンズはCマウントという16mmシネカメラの規格で、クルクル回してネジ込むタイプ。そのためマイクロフォーサーズの PEN E-PL3 に取り付けるには別途アダプタが必要だ。買ったのはアルミ梨目加工のもの。当たり前だがマイクロフォーサーズのボディにカチッとハマって心地よい。

レンズ本体の精度は割といいのだけれど、オマケのマクロコンバータ(いわゆる延長ネジ)の方はアルミ削り出しの仕上げが荒い。バリがあって若干ネジが噛じり気味だったので、目の細かいペーパーで面取りしたら多少マシになった。でもアルミの切り粉が出て、カメラ内部に飛ぶと悲惨なので、ブロワーでしっかり吹いて飛ばしてから取り付けた。さすが中国製、カンタンには取り付けさせてくれない。

あとネジをキッチリ締め込まないと PEN がレンズを認識しないのか、真っ暗な表示に。だが締め込むと今度は固くてなかなか外せない。アダプタに残ったマクロコンバータをペンチで無理くり外したらまた切り粉が出てきた・・・むむう、着脱しないでCマウントにつけたまま使う感じになりそうだ。
マクロコンバータの切り粉が怖い 精悍な感じ ライカっぽい?
レンズそのものは悪くなく、リングもスムーズに回るし金属胴で精悍な感じ。とはいえ中国製なのでレンズ内部に油ハネがあった。クリーニングのためバラしてみたらレンズは3玉で、絞り羽根は12枚と贅沢。メンテさえすれば意外にイケるんちゃう?

だが絞るとフレーム4隅にどんどん黒い影が現れ、しまいにゃ昔のアニメのエンデイングよろしく黒い背景の丸窓状態に。ずっと絞り開放じゃないと使えないし、絞れたとしても明るいレンズである意味がなくなってしまう。期待に違わず使い道がかなり絞られるレンズだ。

あとリングに数字が刻印されてはいるが、肝心の目盛りがない。接写するときは被写体に近づいたり離れたりしてピントを合わせた方が早いので、リングを回して調整することはほとんど無さそうだ。
F1.4 1/100秒 ISO-800 F1.4 1/80秒 ISO-1600 F1.4 マクロコンバータ使用 1/50秒 ISO-1600
しかし明るいレンズなので暗い室内でもしっかり撮れる。PEN 本体のダイヤルは iAUTO のままにしておけば、シャッタースピードは自動で調整してくれて手間なし。上2枚はマクロコンバータなしのもの。以下マクロコンバータ使用ですべてノートリ/色調整なしで縮小のみ。色味が暖かい感じなので、食品のマクロ撮影にいいかもしれない。

ちなみにマクロコンバータ使用でフォーカスを一番近いところにすると、猫の鼻先15センチ以下。寝ていないと逃げるのでなかなか難しい。家の飼い猫でもそうなのだから、野良猫を撮るのは無理だろう。
F1.4 マクロコンバータ使用 1/80秒 ISO-1600 F1.4 マクロコンバータ使用 1/80秒 ISO-1600 F1.4 マクロコンバータ使用 1/100秒 ISO-1250
欠点ばかりのレンズではあるがこの描写力。とても5K円弱のレンズで撮ったとは思えない。ピントの合ったところはシャープに。周辺は光量が落ちてグルングルンとボケまくる。まるで芸術写真のように味があって面白い。オールドレンズの雰囲気を手軽に楽しめるし、いい買い物だったと思う。

しかしこれに味をしめてオールドレンズを買い漁ってしまいそうで怖い。何しろマイクロフォーサーズって、フランジバックが短いので、古いレンズとの相性が抜群らしいのだ。レンズ沼に片足突っ込んでしまった気がしてヤバイ。今、大きめのカメラバッグがほしいのだが、買ったら絶対それを満杯にしてしまいそうだ。

なので今、ヤフオクを覗かないように努力している・・・

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