ハード○フ、ばんざい!

 液晶を買ったはいいが、今まで使っていたCRTの処分ができないでいた。仕方なくPCを使うときは布団の上、寝るときはイスの上というようにCRTをどかしながら生活。この事態を何とかしないとと思い、昨日仕事中にハード○フに電話してみたら動作品なら引き取ってくれるとのこと。イヤッホウ!

 てなわけで先ほど労いを込めてメラミンスポンジで積年の汚れを落とし、クルマで持ち込んだらなんと500円になった。店員は申し訳なさそうだったが、むしろ処分するのにお金がかかるご時世。すばらしい。

 で、店内でCD棚を眺めてたらこんなん見つけちゃいました。The Police/Outlandos d’Amour。Police/Stingのアルバムはだいたい持ってるけど、これだけ持ってなかったのよね。税込819円也。ハード○フ、ばんざい。

 まあ何にせよ長いことお疲れさまでした>三菱17インチ&飯山19インチCRT。願わくば誰かに天寿を全うするまで活用されますように…どなどなどーなー。

HP LP2475w

 「ビンボー人は麦を食え」でおなじみのmezzoです。私は普段PCやらバイクやら、ほとんど中古品しか買わないのだが、今回は清水のステージからダイブする覚悟で購入。プロフェッショナル用24.1インチワイド液晶ディスプレイ ヒューレットパッカードLP2475w、99,750円也。最近、相方と仕上げたCGの色味で意見の相違が出るのと、会社の安物液晶で自分の絵を見たときの印象がえらく違うものだから、これはいい加減ブラウン管ではダメなのかもしれないと思ったため。

 いちおー絵描きの端くれなので色にはこだわりがある。安く売られている液晶や中古品ではダメだと思い、いろいろと調べてみると「絵描きはIPSパネル一択だろ」という結論に至り、その中でも安くかつそこそこの性能を求めたらHPに行き着いた。というか周囲の人間にはことごとくHPを勧め、買わせておきながら実は私もHPに金を払うのは初めて。その代わり中古では6台乗り継いでいたりするが。

 そんなわけで昨日到着。一眠りしてから梱包を開けてみる。なんとも舶来品らしい設置説明書。多言語に対応するよう絵だけでわかるようにしているのはさすが。細かい説明書は付いておらず、CD-ROMに入っているらしい。これは国内メーカーでも最近の傾向。

 ケーブル類の入った発泡スチロールのトレーを引き出して、奥からパネルを取り出す。想像していたよりもずっと小さいのでちょっと拍子抜け。しかし枠が細身なのでそう見えるだけ。動作確認のためにつないで見るとデカイ。さすがWUXGA 1920×1200の大画面(←勇気があるなら開いて見たまえ、原寸大のスクリーンショット/282KB)。

 ようやくセットアップを始めたのだがまあ大変。何せモニターが置いてあるところが数年放置している魔窟な上、士郎正宗か大友克洋のようなケーブル地獄。かろうじてどれがどのケーブルかは把握しているが、ホコリや×××もたまっているので整理が一苦労。おまけにCPU切替器で4台のマシンを切り替えてモニターを兼用しているので、もう何が何やら。

 ようやく設置が終わって絵を映し出してみる。ぐはっまぶしい! 目が目がぁっ! 最近の液晶は高輝度バックライトなので工場設定値で使うと、ラピュタのムスカのように目を破壊されるらしい。ちなみに現在は輝度60%/コントラスト60%で調整。ユーティリティで調整もしてるので、実際はもっと暗くしてるかもしれない。付属のユーティリティで調整を終え、今度はカラーマネジメントを始めてみる。Adobe Gammaを使ってRGBを細かく調整。ようやく鮮やか過ぎない、マトモな発色になったようだ。そして今まで描いた自分のCGを開いてみた。

 赤いっ! 赤いいいいぃぃぃぃぃぃぃっっ!! なんだこりは。ものすごく赤いぞ。あまりにひどいので何度もカラーマネジメントをやり直す。ダメだ、どれが本当の色かわかんなくなってきた…

 そんなわけで後で相方とチャットしたときに訊いてみた。以前描いた絵と、このモニターで見て良い状態に色調補正をしたものを見比べてもらうと「前の方が赤い」とのこと。なんてこったい。今までCRTを信用してこんな赤い絵を描いていたのか…どうりで描いたCGをPM-4000PXでプリントしても赤いと思ったんだよ…

 そんなわけで「絵描きはCRT一択」などと言ってる人は注意した方がいいです。劣化ブラウン管でいくらカラーマネジメントしようがその色はウソなので。

←使用前

PartitionLogic

 DiscWizard でHDDの換装は終わったが1つだけ問題が。クローン作業ではパーテーションを切れないため、1つのパーテーションになってしまうのだ。

 PhotoshopやIllustratorを使う上で編集>環境設定>プラグイン・仮想記憶ディスクでディスク1に起動ディスクを選ぶのは推奨されていない。しかしパーテーションを切らなければ起動ディスクしかないため、それを選ばざるを得ない。するとRAMから溢れたスワップファイルがPhotoshopの起動しているパーテーションに書き込まれるため、何かを処理する度にI/Oが交互に行われて待機状態となる。そのため非常にパフォーマンスが落ちてしまう。パーテーションを分けて別ドライブとして認識させておけば、DMAモードならばI/Oで並列分散処理が行われて幸せになれるというわけ。まあメモリてんこ盛りにしておけばスワップしないんだけどね。使ってるマシンが2GBまでしか積めないから。

 でも大丈夫。PartitionLogic というフリーウェアでパーテーションを切り直すことができる。これはCDに焼いてCDブートして使うもので、その手のソフトには珍しくマウスをサポートしており直感的に扱える。

 念のためにデフラグツールでデータが断片化して分散していないことを確認し、あらかじめ用意してあったPartitionLogicのCDからブートし「Resize」でドライブを半分に分ける。PartitionLogicでフォーマットできないこともないと思うのだが、ちょっと怖いのでファイルメニューから「Quit」を選んで「RemoveCD」をチェックして終了。CDを抜き出し、再起動後に自動的にWindowsのファイルチェックが始まるので、しばらく待機。エラーなく終了したところで「新しいデバイス」が検出されて、切った半分が認識されて再起動。残り半分を管理ツールでフォーマットして晴れてHDDが「まっ☆ぷたつ」になった。

 でも新しいパーテーションのドライブ名が「E」になっているのが気持ち悪いので、一旦「F」に変更してCD/DVDドライブを「E」に直し、新しいパーテーションを「D」にする。フォトショとイラレ起動して、ディスク1に「Dドライブ」、2に「Cドライブ」を指定して作業完了。夜勤日勤の24時間勤務明けだったので すっきり!!デフラグ かけてそのまま寝てしまった。

 …と誰に読ませるわけでもないのでメモ書き程度の不親切な説明。何にせよ、フリーウェアばんざい。色んなものを使いまくってるのでどこにも足を向けて寝られません。寝るけど。

 そういえばふと思いついたけど、高速なUSBメモリとかをフォトショの仮想記憶ディスクに使うってのはどうなんだろ。調べてみようそうしよう。