ふろしきまんじゅう


旅行の余韻と疲れでダラダラと過ごしてると相方のT氏からまんじゅうが届いた。山本おたふく堂の鳥取名物ふろしきまんじゅう。銘菓と名菓の違いについてこないだテレビのクイズ番組でやっていたが、恐らく受賞歴とかあるのが前者だろうと思ったらそうだった。これは全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞しているから銘菓の方だ。

私はアンコものについて、たい焼きは好きだが大判焼きはそうでもない、白い饅頭は好きじゃないが黒いのは好き、と微妙にストライクゾーンが狭い。T氏が「程よい甘さ」と言っていたが、うん、ちょうどいい甘さ。これはイケる。よく見たら丸くなくて少し四角い。名前の由来になってるのね。地元の人は「出来たてを買って店の前で食うのが本物で、持ち帰って数日経ったら別物」と言ってるらしいが、私の手元に到着するまで2日経過してるので、その理論で言うと私は全くの別物を食っていることになる。でもこれはこれで旨いから気にしない。

あと近所で幻の桃ラー(桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油)を手に入れた。さすが入居者の高齢化で寂れた場末のスーパー。類似品ばかり買ってくる母に自慢したら既にラー油に飽きたのか「フーン」としか言わなかった。ブームはもう去ったのか。

たまにはバイク

このところスマホレビューブログと化している節操のない日記だが、たまにはバイクの話でも。

最近はSRX400で職場やレッスンなど近所を下駄替わりに走るぐらい。このバイクは単気筒なのに回し気味にしないとならないエンジンだから振動で長距離ツーリングは疲れる。でも連休がもらえた(というか作った)し、春になったんだからと思い突然長野に行くことにした。

軽くチェックだけしておこうと思ったがメンテをサボっていたのでタンクが水アカで汚れて緑っぽく苔生したように。チェーンも付け足しグリスアップだったので黒っぽく汚れている。我ながらひどい。バイクの汚れは不良箇所を隠し整備不良の元。思い切ってコイン洗車場に行って高圧洗浄し、ワックスがけに各所グリスアップ、チェーン張り調整、灯火類の動作などきっちりチェックした。でもさすがにオイル交換だけはたるいし今月車検に出すからパス。

と、思っていたがやはり気になる。そういや最後に交換したのっていつだったっけ? とか忘れてるぐらい前じゃヤバイだろう。なので隣町のNAPSまで行ってオイル一式を買うことに。フィルターも交換しようとベスラの対応表見ながら、さてオイルは何リットル買うんだ・・・とか調べていたらやはりたるくなってきた。金はないけどもう店に任せよう。こうなったらオイルも MOTUL 5100 4T 15W50 にしちゃえ。いつもカストロールのリッター1,200円程度の安物オイルしか使わないのに今回は1,942円だ。オイル代だけで4,000円超えってゼイタクだなっ(いや、MOTUL の一番安いやつだけど)。

作業は2時間待ちと言われたが、今から家に帰っても暗くなるので待つことに。近所のすき家でねぎ玉牛丼食ったり、ブックオフ散策したりしながら必死にヒマを潰そうとしたが、私はヒマ潰しができない人。結局店に戻ってガラス越しに作業場をチラチラ覗きながらEVOをいじっていた。

自分でやると十数分で終わるのに、整備員の動きを見るとタラタラやってて少しイラつく。思い出してみたらバイクのオイル交換って他人に任せたことがなかった。クルマに乗ってたときですら下に潜って自分でやっていたし。でもよく見ると古いオイルが抜けきるまで時間をかけてドレンして、何度もチェックしながら時間を置いて少しずつオイルを規定量まで継ぎ足してたのね。というかSRXってオイル抜くのにオイルパンだけでなく、ミッションの上にあるオイルタンクのドレンからも抜かないとならない上、そのオイルタンクからダバダバとマフラーにこぼす仕様だったことを思い出した。なので整備員は何度もブレーキクリーナーでミッションやマフラー周りの油を拭いてオイル垂れしないように注意深くやっていたわけだ。

それに来る前にチェーンやエンジン周りをキッチリ洗浄してきた上、作業場をずっと見てるから私を神経質な客だと思ったのかもしれない。マフラーにオイルこぼしたら「ひい、殺されるぅ」とでも思ったのかも。ようやく2時間以上待って受け渡し。懇切丁寧に不具合箇所も説明してもらい、たまには任せるものだと思ったものだ。帰り道はエンジン快調。低回転でも振動少なくトルクフル。だからと言って低回転でドコドコさせるとこのエンジンはダメになるんだけどね。

さて、SRXもちゃんと整備したし、久々の遠出が楽しみ。

HTC EVO 大容量バッテリー&カバー

やはり HTC EVO WiMAX ISW11HT は電池の減りが早い。待ち受け約340時間とカタログデータにはあるが、無線LANやGPS、WiMAXをONにしたままにしておくと1日持たない。バリバリ使ったら1500mAhなんて数時間で尽きる。標準で予備バッテリーもついているのでそれを持ち歩けということなのだろうが、スマートフォンなのにそれはスマートじゃない。それに予備バッテリーがあっても充電器がないから単独で充電できない。

実は前回のアキバ散策で本当に欲しかったのは汎用のバッテリー充電器。だが発売してから間もないためかDesireのものはあってもEVOに合いそうな充電器がない。同じメーカーでもEVOの方が大きく、それぞれ専用のバッテリーパックになっているため互換性もなさそうだ。

でもHTCに限らず国内メーカーでも各機種専用バッテリーってどうなのよ? 震災後にペットボトルのキャップが各社規格が違って生産効率が悪いなんてニュースがあったけれど。各社デザインや設計を優先したいのはわかるがそろそろ全社でノートPC、ケータイなどのバッテリー規格をアンペアごとで数種類に統一した方がいいんじゃない? メーカーは規格を変えて純正品を買わせたいという意図もあるんだろうけど、どうせ互換品はすぐに中国で量産されて出回るんだから。むしろ規格統一で生産コストを抑え、良品を安く提供してくれれば賢明な消費者は純正品の方を買うって。

と、脱線したがアキバで1日半探して動作の怪しいものはいくつか見つけたが、リチウムイオンポリマーは過充電すると火を噴くから怖い。結局買わずにネットで専用品を検索したらAmazonですぐに見つけた。名古屋のアイラボファクトリーで出品していた中国深圳製のもの。充電器だけでもいいかなとも思ったが、どうせならと大容量バッテリーとのセットを購入。3500mAhと容量が倍以上アップしているので純正バッテリーよりも厚みが2倍近くある。純正の裏ブタでは収まらないため専用のフタもセットになっている。連休直前にポチッたので届くのは連休後かなと思っていたら翌日には届いた。早ッ。しかし一緒に本も2冊注文したのだけれど、それぞれ名古屋、大阪、市川からと3個バラバラに到着した。宅配便のお兄さん、何度もご足労いただきゴメン。

梱包を解いたら納品書だけで説明書がない。でも保証はついているし意外にモノはしっかりしている。フタは開閉に少し力が要るがピタッと収まり、手触りもオリジナル同様、表面にラバーのようなツヤ消し処理がしてあってホールドしやすい。さすがに重量は重くなったが慣れてしまえば違和感なく、キックスタンドやカメラを動作させるのにも問題なし。中国の造形技術おそるべし。肝心のバッテリーの持ちだが最初は数字通り倍とは行かない。でもフル充電して空にするという放充電を繰り返して「慣らし」を繰り返すうち稼働時間が延びてきた。これなら無線LAN入れっ放しでも1日半以上は持ちそうだ。

以前まで使っていたZero3と比べるとこの通り。厚みが増えても前より断然薄い。なのにCPUクロックは倍だわ回線速度は比べものにならないほど早いわでたった数年でこの進歩。最初はWindows CE 2.0搭載の日立Perosonaを使っていたが、100MHzのCPUと32MBのメモリを節約しながら64Kのモデムで動かしていたのがウソみたい。というかモバイル歴にワープロまで含めると、PanasonicのU1s50まで遡っちゃう私。ノートパソコンのない時代にラップトップ型のワープロを常に持ち歩き、電車の中で文を打っては3.5インチフロッピーに保存していたわけで。今や8GBの容量を持つマシンが手のひらに収まっちゃうんだからすごい時代だ。

機械は格段に進歩しているが、でも私の体は確実に老いている訳で。今の所、細かい文字も老眼鏡をかけずに使えてはいるが、さて、いつまでこの技術革新についていけるのだろうか・・・

ブランニュー・タッチ

Zero3はスタイラスペンで操作できたのだが、EVOにはそれができない。タッチパネルには感圧式と静電式があるらしく、前者は液晶画面上の薄膜に圧力をかけると動作し、後者は人体の微弱電流をガラス基板が感知して動作するらしい。EVOは後者のため、Zero3の感圧式のように爪の先やプラスチックのペンでは反応しない。だが私は指が太い上、指の付け根が端にちょっと触れただけでも誤動作を起こすのでペンがないと使いにくい。

そんな風に悩んでいたら先日のアキバ散策でタッチペンを見つけた。路地裏にあるスマートフォンの周辺機器パーツ店で680円。前回紹介した Paint Joy の絵はこのタッチペンを使って描いてみたのだがなかなかよろしい。HTCの純正品は3倍の値段で売っていたがそっちより感触がよかった。先は丸いゴム製になっているが滑りも良く、タッチするたびフニュッとして気持ちいい。ゼイタク言うともう少し先が細いといいのだが、そうすると感度に問題が出るのかな? とにかく指が太くてタッチキーボードが押せない人、スマホで絵を描きたい人にはオススメ。

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