肉を焼く

先日近所に住む妹2号から仕事中に「鶏の丸焼き食べる?」とメールが来た。冷蔵庫に置いてきたと追加メールが来て、仕事明けでヘロヘロになって帰ってきたら丸ごと1羽置いてあった。一部だけかと思ったら全部か。多分もらい物のおすそ分けというか押し付けだろう。でも全然ウェルカム。

冷え冷えだったのでレンジで軽くチンしてオーブンでしっかりロースト。うん、見た目にスバラシイ感じに仕上がった。よおし食うぞーと包丁で切り分けて食してみたが・・・うむ、味が薄い。照り焼きみたいなものを想像していたのでちょっとガッカリ。

だが日本人にはしょう油というスバラシイ調味料がある。と思って冷蔵庫を開けたらステーキしょうゆなんていうステキなものが見つかった。が、しかしウチの冷蔵庫は魔窟だから油断ならない。案の定賞味期限がとっくに切れていた。でもそのまま気にせずドバッとかけて食った。やはり風味が飛んでイマイチだったが。
  
肉はさすがに一気に一羽食べるのは私でも無理だったので、解体して小皿に移してまた冷蔵庫に保存した。賞味期限切れの仕返しに、母のためにこれまた賞味期限切れのしょう油で焼きおにぎりを作って何も言わず食わせた。

後日残り物の風味を足すため、開けたてのチューブわさびをつけて一緒に食ったら絶品だった。レフォール(西洋わさび)はローストビーフには付き物だけれど、やはりわさびじょう油最高。