イタイのイタイのとんでけ

 相変わらず左の横隔膜の辺りが痛くて、クシャミに戦々恐々のmezzoでざーます。そうでガンス。フンガー。

 昨日の記事に「救急車」と書いて「そんな大げさな」と思う諸兄もいるかと思われるが、とんでもない。多分医者にかかったら筋弛緩剤とモルヒネを打つぐらいのカウンターパンチなのだ。タンスの角に小指をぶつけても涼しい顔ができる訓練を受けたmezzoだからできる芸当なので、よいこは絶対にマネしちゃダメだぞ(しないよ)。

 中年の病気自慢はさておき、Ubuntuを起動。ネット波乗りしていたらお絵描きアプレットのJavaが有効になっていないことに気がついた。Sunのサイトに行って、Java 6.0 JREをダウンロードしてコマンドラインでインストールしようとしたらエラーが出た。なぜかしらんと思ってぐぐってみたら、そんなことしなくてもapt-getというコマンドでカンタンにパッケージがインストールできるらしい。

sudo apt-get install sun-java6-jre

 GUIでもできそうな気がするが、Linuxのデスクトップ環境を使い慣れていないのでターミナルで。Ubuntuの場合、rootでログインするのではなく、アプリケーションのインストールやシステム設定の変更はすべてsudoで行う。sudoに限らず自動アップデートなどをするときも管理者パスワードを求められる。その点はMacOS Xと同じ要領。あとは使用許諾に「yes」とか入力して数秒で完了。いちいちchmodとかchownとかでパーミッション変更すらしなくてもいい。

 だがもう一度Firefoxを開き直したら、またJavaプラグインのインストールを求められた。JREだけではダメみたい。以前RedHatなどで同様にブラウザ経由でプラグインをインストールしようとして失敗したことがあるのだが、今回はインストール画面を進めてパスワードを入れ、しばらく待ったらスコンと難なく完了。全部GUIでできてしまった。もう一度Firefoxを開き直したらフツーにお絵描きアプレットが起動。なんてこったい。ちなみに以下でもOKらしい。

sudo apt-get install sun-java6-plugin

 でも後で確認したらコマンドなんか使わないでも、上記のことは[アプリケーション]>[追加と削除]から全部GUIでできるようだ。Linuxは以前からちょこちょことインストールしてきたのだが、見た目は取っつきやすいのに、深いことをやろうとすると全部コマンドラインでやらねばならなくなって辟易したものだ。何かを入れようとすると何かが足りないと駄々をこね、ドライバひとつ入れるにも意味の分からない英語ドキュメントと睨み合い、何かやらかして不安定にさせたりと散々な目に遭った覚えがある。結局頭に来て全部消去して、「そないなら全部CUIでやりゃええやん」と、BSDにGUIを入れずに使っていたものだ。それが今ではこんなに敷居が低くなって何だか拍子抜け。でもこの方がダンゼン使い勝手がいい。

 あとこれはUbuntuじゃなくGNOMEの機能かもしれないが、1回デスクトップをクリックして、マウスのスクロールを動かすと、デスクトップ画面が横にスライドすることに気がついた。要はディスプレイが2台あるかのように、もう1画面使える擬似デュアルディスプレイ。Gimpとか開くと窓が一杯になって他の窓が開きにくくなるのだが、この機能があるとGimpの画面を開いたまま、もう1画面にウィンドウが開けるので便利。それにクリクリする度に画面が右へ左へ小気味よく動くのが楽しい。ちなみにグラボはGeForce5200/128MBなのだが、もしかするとグラボによっては対応してないかもしれないので念のため。

 …え? 「オチは?」って? 今回はオチなんかないですよ。

追記:
画像の壁紙「Ubuntuたん」の絵師さんはこちら。
outsider reflex http://piro.sakura.ne.jp/