勢いで買ってしまった中古の APtrikes125。エンジン不調のジャイロキャノピーに代わり、ほぼ毎日通勤の足として活躍している。

で、私の購入した車体は購入時すでに改造・改善点が多数あり、それが購入の決め手になったのだが、私が今まで気づいたノーマルと違う点を書き出してみる。というか売っていた店でも把握していなかったので、改造箇所について具体的な説明はなかったが…
エンジンが150cc
元の APtrikes125 は中国 Zongshen(ゾンシェン)製の水平単気筒 SOHC、自動遠心クラッチのロータリー式ミッション 125cc エンジンが搭載されているが、この車体は 150cc のエンジンに載せ替えてあった。なので私の APtrikes125 は正確には APtrikes150 ということになる。これについては購入した店でも説明を受けた。

エンジンはおそらく中華製だがメーカー等、詳細は一切不明。カムカバーの形状からして Lifan(リーファン)製? ホンダのスーパーカブ系のものをパクっているようだが、ホンダの水平単気筒に 150cc はない。恐らく中国メーカーはボアアップしてもバランサー等を見直さなかったのだろう。なかなか力強いが振動が酷い。この辺がチャイナクオリティってところか。ネットで同等エンジンが新品でも10万以下で買えるので、問題なく動くだけ儲けもんと考えよう。

スパークプラグを抜いてみたら NGK の CR7HSA-9 (5147) が付いていた。元の Zongshen 125cc エンジンのプラグは中国製の TORCH D8RTC-9(NGK DPR8EA-9 4929 相当)らしいが、こちらはネジ径も違う全くの別物。エンジンの素性が分からずネット情報が当てにできないので、これから整備で試行錯誤しそう。

なおプラグを新品に交換後、エンジン始動を確認したらクランクケース横のナットがクルクル回っていたのを確認。

うはw エンジンマウント緩んでらwww
前オーナーがこれだけ金をかけたのに、なぜこの APtrikes を手放したのか分かる気がする…
キャブレターがデカい
なんかスキマから赤いパーツがあちこち見えていたが、排気量アップに伴ってかデカいキャブに交換してあった。

調べてみたら NIBBI(ニビ)の PE24FL というレース用の中華製キャブらしい。ネットでは割と評判もいい。
ただし走行中、かなりガソリン臭い。よく見たらキャブのフランジとインテークマニホールドの間のインシュレーター(パッキン)に穴が開いていた。さすが中華製、油断ならない。

なおインシュレーターは後日、以下の汎用品に交換。


ちなみにノーマルのチョークレバーにはワイヤーがつながっていない。ただの飾り。

チョークはキャブから生えているのを直接操作。だが引っ張ってもちゃんと動作しないのか、寒冷時にエンジンがかかった試しはない。それにまだ若干ガソリン臭い…原因究明中…
エンジンマウント交換
エンジンの振動を抑えるため、ノーマルではシャーシとエンジンの間に4つのスプリングをかましてある。私の APtrikes125 にはそのスプリングが見当たらず、代わりにゴムブッシュがかましてあった。どうやら多くの自動車では定番のラバーマウントに換装してあるようだ。
だがアイドリング中はエンジンの振動が伝わって、あちこちからビリビリカタカタブルブルキシキシと音が鳴っている。効果の程は疑問符だ。
オイルクーラー増設
プラグ交換の際にエンジンカバーを外したら、カムヘッドの横からステンメッシュホースが2本前の方に伸びているのを確認。

たどったらフロントフォークの奥に割と大きめのオイルクーラーが鎮座していた。これは嬉しい。

今はまだ寒いのでむしろオーバークールになりそうだが、真夏になったらどれほど効果があるか検証してみたい。油温計を追加するか。
社外マフラーに交換(爆音)
アイドリングや低速走行では気づかなかったが、ブン回すと排気音が結構うるさい。下回りをのぞいて見たらステンレス製マフラー&マニホールドに換装してあった。ワンオフものでどうやら埼玉県寄居町のバイク屋で作られたものらしい。

乾いたドパパパという良い音ではあるが、5000回転以上回すと天井に音が反響して外の音も聞こえない。というか騒音で頭が痛くなりそう。通勤で夜中に住宅街を通るので、対策を考えないと。

ノーマルマフラーに戻すという選択肢もあるが、エンジンが別物なので付くか分からないし、何より純正品はすぐ腐って落ちるという噂も。バッフル加工で何とかしよう。
前後タイヤ交換
ノーマルの APtrikes125 は前後タイヤ&ホイールが前後共通で 4.00-12 の二輪用タイヤを履いている。だがバイク用タイヤだと接地面が少なく乗り心地が悪いので、多くのオーナーはだいたい交換するらしい。

私の車体はフロントが TIMSUN(ティムソン)TS660 130/70-12 56P の中華製二輪用タイヤ。タイヤ幅を太くしたかったのか、フロント用じゃなくてリア用を履いている。

リアが DUNLOP SP65J 155/65R12 71S。軽自動車用タイヤで安心の日本製エナセーブ。

なおフロントタイヤは二輪用じゃなくても車体がバンクしないので問題ないらしい。ただしサイズによってはフェンダーに干渉したり、接地面積が増えてハンドルが重くなってエンジン停止時に押して歩くときに不便らしい。というか TIMSUN ですらグリップが良過ぎてアスファルト上で据え切りしづらい。

ちなみに前タイヤは車体がバンクしないので真ん中しか減らない。

トレッド面が平らな二輪用タイヤ、TIMSUN の TS605 とかいいかも(ジャイロのとき検討した)。でもこれ、チューブタイプなんだよな(APtrikes125 のアルミホイールはチューブレス仕様)。
今履いているタイヤで雨でも滑らずしっかり地面に食いついている感があるので不満はない。とはいえノーマル状態がわからないので比較しようはないが。冬になったらスタッドレスを用意しようかな。というか雪上でも走る気マンマンだな!
リアサスペンション交換
オリジナルのリアサスは硬すぎて評判が悪い。下周りをのぞき込んだら黄色いスプリングが見えた。金色のリザーバータンクが付いていて、オーリンズっぽい何かに交換してあるようだ。もちろん、本物ではない。

だってモノホンのオーリンズは桁一つ違うし↓ リザーバータンクも中身は空で飾りかもしれない。
ノーマル状態で走ったことがないので分からないが、コーナーリングで跳ねずに粘っているような気がする。とはいえ元の車体が軽トラ同様リジットアクスルで、サスペンションの機構自体が路面の追従性を期待できる作りではない。元の走りを知らないが、舗装の悪い所ではハンドルを取られる。
そもそも乗り心地を考えたら APtrikes125 は選択肢にないだろう。軽トラの方がまだマシと考えた方がいい。
リアキャリア取付
オプション品のリアキャリア(16,500円)が取り付けてあるのもお買い得。クルマやバイクはちょっとしたことですぐ数万、数十万とお金が飛ぶので、最初から付いているのは嬉しい。

だがバンパー部のパイプ切りっぱなしが気に入らない。雨水が内部に侵入して錆びそう。

なのでパイプキャップを被せてみた。

やはり中国製は作りが粗い? こういうところをコツコツとケチるから価格に反映できるのだ(キャップ1個70円もしないが)。文句を言ってはいけない。
ドラレコ設置
私の購入の決め手となったのはドライブレコーダーがはじめから設置してあったこと。付いていたのは前後2カメラの COMTEC ZDR 017。前後をしっかり記録できるので、煽られやすいクルマだけに実にありがたい。日本製はそこそこ値段も張るしね。

ちゃんとアクセサリ ON で「♪ポーンポーン」と起動するし、配線や取り付け位置も絶妙でプロの仕事っぽい。なお音声も記録されるが、爆音がうるさくて他の音が何も聞こえなかった。

…とまあ、こんな感じで前のオーナーが何十万もかけて改善しているようなので、私が手をかける余地などないだろうと思っていた。ところがぎっちょんそんなバナナなんだな、これが…
ここから自分で改造(改善)
まずは前回どこかに飛んで行ったエアクリーナーは新たにバイク用のを設置。


というか、ここにまだ書いていないだけで、もうすでに Amazon や楽天で APtrikes125 のために3万ぐらい使っているぞッ! でも後悔はしていない。まだ今の所…










