パソコン指南とヴィオラ苦難

ただ今、職場で半ば押し売り気味に同僚にフリーメールを登録させてブログを無理やり開設させた。同僚と言っても人生においては大先輩だったりするのだが、mezzoは年上だろうが関係ない無礼者。ほとんど強制的に記事まで書かせてアップさせてしまった。

ここを教えてしまったので内緒でもなんでもなくなってしまうが、この方はそこはかとなく周囲とは違うオーラを出しているのを私は知っている。かといって別に変人ではないし、むしろ穏やかな紳士。だが時折何か男気というか熱いものを秘めているような片鱗を見せる。実のところ色々と吐きたい衝動を内に秘めているのではないか? などと私の勝手な妄想で勧めてみたら何だか嫌がる様子もない。ある程度教えたら「背中は押したからあとは好き勝手にどうぞ」と放置してみた。軌道に乗ったらこっそりリンクでもしておこう。

で、話は変わるが先日川原で初めてヴィオラを掻き鳴らしに行ってみた。買ってきた当初は借りてきた猫のようにおとなしかった(と、慣用句の使い方が間違っている気がする)楽器だったのが、最近いい低音を響かせるようになってきた。先日のビデオ鑑賞会の際に持参して先生に見せたら「これデカイわね、チェロみたいな音がするわ」と評され、なおかつ「これ、なかなかいい音だからこのままアナタ、ヴィオラで行くのもいいんじゃない?」と音色に関してはお墨付きを頂いてきた。

それもそのはず、以前ヴァイオリン商の人に「よく練習する人の楽器が一番いい音が出る」と言っていたのを真に受けて、持っていく直前まで鳴るように掻き鳴らしていたのだ。眠れる獅子を揺さぶり起こすため、mezzoのぶっとい腕をフルパワーにして弓を毎日こすり付けていた。そのため家族からは非難轟々。「うるせー」と罵声を浴びるようになってしまった。

そんなこともあり最近は抑え気味に弾いていたから全力で弾きたくなって川原へゴー。ただし、もう寒くなってきたので川原で弾くのはこれが今年で最後かも。久々にフルパワーで30分ぐらい橋の下でガーガー響かせていたら弓の毛が切れ、アゴが振動でガクガクになり、左肩がしびれて胸が筋肉痛になった。

何にでも限度ってものがあるようで。やり始めると歯止めが利かないから困る。自分だけで済むならともかく、他人にまで危害が及んでいるような。ノリノリで指南したはいいが、果たしてブログを押し売られたSさんに次の更新はあるのか…