あご当て交換

最近ポジション移動するときにヴァイオリンが滑り落ちそうになる。最近さらに太り、アゴがたるんで二重どころじゃなくなったからだろう。相変わらず肩当なしで弾き続けているが、調子の悪い時はイマイチ不安定。家の練習用 BugsGear 号はそんなに滑り落ちそうにならないので、メインのパロット号に同じ形状のあご当てをつけてみることに。

パロット号は指板が茶色(おそらくクルミ材)。フィッティングはローズウッドの方が似合うと思い、楽天のショップ2件で比べていたら一方は在庫切れ。というか今年になってワシントン条約でローズウッドが国際取引の規制対象になったとか。すでに加工されたものについてはまだ売買の規制にはなっていないようだが、何となく罪悪感を感じながらローズウッド材のガルネリ型あご当てをポチリ。

届いてすぐ交換してみたが、以前交換したボックスウッド材のシャーク型 に比べて色が濃い目になって引き締まった印象に。構えてみるとあごの引っかかりが良くなって内側の方向に回転しにくくなった、ような気がする。劇的な変化とは言えないが、違和感がないからまあいいんじゃないだろうか。

しかしあご当てにガルネリ型とかストラド型とかあるが、1700年代にはあご当てはなかったんじゃないかしら。他にも色んな形状があるがお試しもできないのでイマイチどれがいいのかわからない。というかヴァイオリンの不調を道具のせいにするより、練習不足に目を背けないことの方が先決じゃないかしらん。

発表会まであと2週間。ヴァイオリンが滑るとか滑らないとか言ってる場合じゃないなぁ・・・