今日のレッスン

 ヴァイオリンレッスン2回目。開放弦は終了したが3連符がまるでダメで凹む。Maia Bang vol.1の指を1本だけ押さえるレッスンに突入。誉められてちと調子に乗る。以下、自分用のメモ。

○本日のおさらい

  • 指板の先で楽譜を見るように。ていうか全然楽譜見ないで弾くクセを直さなくちゃ
  • 左手でネックを握らない。竿受けのY字棒のイメージで親指と人差し指のつけ根を使ってネックを支え、手の平はつけずに起こす。この方がビブラートもかけやすい
  • 弓は先から元までしっかり使う。特に元弓はギコッと鳴りやすいのでさらなる練習を
  • A線のボウイング位置がちと高い。手首の返しがまだまだ。接地面が45゚になるように
  • 引きはじめと終わりはスッと力を抜き、上手にブレーキを踏むように
  • 全音符重音はテンポを考えないでゆっくりと弓全体ムラにならないよう毛を使うことを心がける
  • ビブラートは腕全体、手首、指先でかけるの3種類。順にゆっくりな音、早いパッセージ、ハイポジションで使い分けるとのこと。腕全体を使うビブラートから始めるといいが、ただし音程がちゃんと取れていない今は適当ビブラート禁止
  • A線E線の左手ポジションは腕を移動しないで指の位置のみ変える。目からウロコ

 
 しかし、初心者レベルなのに音楽用語だけはやたら詳しいので先生もやりやすいんだかやりにくいんだか…

この木なんの木

 金曜の夜勤明けから3連休だったのだが、完全に潰れた。家から半径500mも移動していないのに。

 原因はこれ。ウチの玄関先に生えてる木。春になると茶色い毛糸くずのような変な花を咲かせ、夏にはやたらに葉を茂らせて、冬になる前に大量の落ち葉を落とす名前も知らない木。コイツがとにかく枝を伸ばす。とうとう全高5mを超えてしまったのだが、それだけじゃ飽き足らず、隣の空き家にまで枝を伸ばし、そこの窓まで突き破る勢い。仕方ないので脚立とボロボロのノコギリを持ち出して枝を落とすことにした。

 脚立が中途半端に低いので、一番下の枝まで届かない。隣の家のガレージに足を乗せ、太い枝に登って作業開始。電線にかかりそうな小枝から最大直径10cmのものまでとにかく手でギコギコと切断。足元は不安定だし、生木なので中心に近づくと歯が立たず切れなくて悪戦苦闘。途中ノコギリの歯が欠けたりもしたが、汗だくになって障害となりそうな枝を軽トラック1台分切り落とした。

 問題はこのあと。昔「降りるときが気が抜けて一番危ない」と聞いたことがあるけれど、登るのがやっとの所を降りるのだから余計怖い。何とか脚立まで降りることができて脚立から降りようとしたその時、脚立の脚が地面にズブッとめり込んだ。そのままバランスを失って落ちそうになったが、木にしがみついてズサーと下がっただけで何とか下まで落ちずに済んだ。だが、その際に腹と手を擦り、おまけに全体重を上半身だけで支えたので、その後筋肉痛と擦り傷で痛くなった。

 結局今日までその養生のために休日を潰してしまった。昨日は姪がずっと私のあやしいデータだらけのPCを占拠して、1秒たりとも目が離せなかったし。3連休だったというのに体も気も休まらなかった。ひふう。

 しかし子供の頃は木なんかよく飛び乗ったり登ったりしたものだが、中年になると全然ダメだなぁ。その頃と比べると、体重は3倍あって体力は半分しかないけどね…

グッバイ肩当て

 ヴァイオリンを弾く時に必需品というわけではないが、肩当てというものがある。ヴァイオリンはアゴではさんで手を離しても落とさないように支えるのが基本なのだが、この肩当てを取り付けるとラクに支えられる。しかし使う人と使わない人がいて、名手と言われる人は使わないことが多い。

 でもどう考えたって肩当てがないと楽器を支え切れない。肩当てなしで弾いてる人はさぞかし超絶技巧でそれをカバーしてるに違いない。そう思っていたのだが、こないだ先生に「○○さんは肩とか厚いから大丈夫じゃない?」って言われた。先生によると必ずスパッとハマる位置があるそうで、余程ガリガリの人でもない限り、肩当てがなくても支えられるのだそうだ。

 その日は開放弦だから左手で楽器をつかんだままで弾けるので、肩当て外してビクビクしながら支えていたが、先生から「慣れれば大丈夫だから」と言われたのでとにかく今日は使わないで練習してみることに。位置を変えたり首をかしげたり色々しても全然決まらない。一瞬「ここだ!」と思うポイントが見つかりそうになるが、しばらくするとまたズレる。アゴ下の無駄な肉が憎らしい。

 肉がムニッとなって楽器を落としそうになったり、鎖骨が当たってイタイイタイとか叫んだりと試行錯誤しながら1時間ほどボウイングしていたら、ようやくコツがつかめてきた。どうやら私の場合1回アゴの肉をグニッとやって奥にギュッと押し込めるとスポッとハマるらしい。試しに何回か練習したら、おー、肩当てしたときと同じように楽器がホールドできる。ちょっと重いヤマハのサイレントでも何とかいけるので、これで肩当てとサヨナラできそう。ちょっとステップアップできた気分。つうか私のアゴの肉、多すぎ。

 あと今日は大宮ロフトの楽器店でバンドファイルを買ってきた。こないだレッスンの見学に行った時、生徒さんが楽譜をクリアファイルに入れてそれを開いて演奏していたのだけれど、先生が書込みする時にいちいち抜いて出してを繰り返していた。ありゃイカンなぁと思ってたら、これだとほとんど楽譜が露出してるので書き込みもラクだし照明に反射しない。これはオススメ。

created by Rinker
吉澤(Yoshizawa)
¥1,672 (2024/04/29 14:26:03時点 Amazon調べ-詳細)

NO MUSIC, NO LIFE

  
 数年前、ヤフオクで1万で買った中古のCDプレイヤーYAMAHA CD-X1。こないだ久々にハービー・ハンコックでも聴こうと思ったらCDが再生できない。いつまでも点滅を繰り返し、CDを読みに行っていない模様。

 最近あまりオーディオの出番がないのだが、聴けないとなると困る。PCで再生できないこともないが、このCDプレイヤーは前のオーナーの改造が施してあって、CDの読み取り能力が高く音が段違い。もうダメかなぁと思ったけれど、さっきダメ元で分解してみた。

 CDプレイヤーの構造を理解しているわけではないが、どうも読取り用レンズのついたヘッドが動いてないぽい。思い切ってさらにバラしてみたら、そのヘッドをスライドさせるプーリーのベルトが切れていた。

 プーリーベルトなんて持っているわけがなく、とりあえず応急で輪ゴムを巻いてみた。組み立て時にプラスチックのツメを折ってしまってプラリペアで補修するのに時間はかかったが、組み上げたら直ったみたい。今、動作確認にクラプトンの JOURNEYMAN を再生しているが、全くもって問題ない模様。

 しかし、よく考えたらウチ、ヤマハ製品だらけだな。昨夜もヤマハのネットショップで楽譜買ったし。