ウチは以前から無線LANを稼動させている。無線LAN親機WLA-S11Gを中古で購入し、家の梁にくくりつけて稼動させてから6年以上。ほとんどトラブルもなく動き続けていた。PowerBook5300cも日立PersonaもZero3も無線でインターネットできたから便利だった。さらにこれで近所の2世帯もインターネット回線を共有していた。出力が弱くギリギリだったが、隣のイトコと斜向かいの妹夫婦宅に子機を設置して、ウチのインターネットをタダで使わせていた。数年前にイトコが嫁いでからは妹宅だけだが、今日までこのロートル機で妹家族にインターネットライフを無料で提供していた。今までどれだけ送受信していたのかを考えると、よく耐えられたものだと思う。ていうか子機の方が先に2台死んだし。

だが昨今の技術革新はものすごく、今や無線LANでも300Mbpsの11nが登場。実効速度5Mbps以下な上に暗号化をかけると一気に通信速度が落ちる11bは非力すぎる。最近は妹に黙って一人で11gを使っていたのだが、ウチも光になったことだし、妹宅にもそろそろその恩恵を受けさせてもいいじゃないかと思い機器交換を決断。まあ実はレンタルモデムに挿してた11gのPCカードが光モデムに変わって使えなくなったので、私が必要に迫られただけなのだが。

今回購入したのはバッファローのNFINITY WHR-G301N。ウチや妹宅にある子機は11gなので別に11nでなくとも良かったのだが、Amazonで割と安かったし、省エネの言葉に引かれてこれをチョイス。届いてみると写真で見るよりずっとコンパクトで頼りなく見える。だが梁じゃなくても台所に置いて妹宅まで電波が届いたから前よりずっとパワフル。妹には話していなかったが、今まで暗号化せずに通信しててセキュリティ的にヤバかったのだが、今度はちゃんとWEPをかけて一安心。数年前はウチのAPだけだったのが、最近は近所でも6~7台稼動してるし。いい加減ヤバイヤバイ。DHCP切ってたから個々にIPアドレス設定しないとウチのネットワークにはつながらなかったけどね(でも通信傍受はできるだろ)。

ただしウチの無線機器がAirMacだったりEeePCだったりなので、ボタン一発で認識させられるAOSS機能を使わなかったから設定がちょっと厄介。妹宅に設置している無線LAN USB2.0アダプタWLI-U2-G54HPも微妙に挙動がおかしく、最新のドライバとか当てたりしてみたが、新設したアクセスポイントに接続できない。結局バッファローのユーティリティを全部アンインストールし、Windows標準の無線LAN管理で設定したら問題なく接続できた。妹も「これがサクサク動くってやつかー!」と大喜び。

こうして新しい機械が正常動作したのを確認し、本日老機WLA-S11Gの火を落とした。変な点滅を繰り返しながらも長年ほとんどトラブルなしに稼動したWLA-S11Gよ、お疲れ。まだ梁に縛り付けたまま放置してるけど…

「無線でランラン」に2件のコメントがあります
  1. 最近、妹もAmazonのショッピングに凝ってるらしい。
    着払いにしているらしいが、クレカだったら危ない危ない…

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