HTC J One HTL22 に機種変

EVO WiMAXと2年ほど使っていた HTC EVO WiMAX ISW11HT のバッテリーがヘタってきて、売りだったはずの WiMAX までつながりが悪くなってきた。会社に着いたらPCで充電し、行き帰りは3Gでガマンしていたのだが、auから買い替えキャンペーンの通知が来たので、いい機会だからと機種変更した。

最近はあまり機能やスペックにこだわりがなくなってしまったので、使い慣れたHTCでいいだろうとほぼ迷いもなくOneに。IGZOもちょっとは気になったのだけれど、日本製のは余計な機能がついているからと思い敬遠した。

この辺を全部OFFでも実際手にしてみると、余計なものが色々ついていた。ワンセグだのおサイフケータイだの赤外線だの。一番頭に来たのはGREEマーケットなる糞アプリ。自宅でつないだ途端にマーケットから更新通知が来てその存在に気づき、換えたばかりなのに床に投げつけたくなった。プリインストールのアプリは消したりできないのでauショップに抗議して消してもらおうかと思った。

息の音が止まったでも色々いじっていたら Android 4.1 はプリインストールのアプリも殺せることに気がついた。[設定]>[アプリケーション]を開き、[すべて]」の中から「GREE」を開き、[通知を表示]のチェックを外し[強制停止]し[無効にする]もタップ。そして[データを消去]したところ、マーケットの更新通知も来なくなりスッキリ。続いて「GREEマーケット」やら「Twitter」「Facebook」「Mixi」「Friends Note」など、その他いらないものは同様に停止。

こんな所にあったこれでスッキリしたかと思ったけれど、半ば強制加入のような「auビデオパス」が残っていた。30日無料とは言うが、課金される前にさっさと解約しておこうとauサポートページヘ。だが、何故かその解約の項目がない。どうやらアプリの設定から入らないとできないらしい。なんだそりゃ。

消してしまったビデオパスをまた改めてauマーケットからインストールし[設定]を開く。そして[見放題プランを解約する]をタップ。「まだ無料視聴分が残ってますが」とか「本当に解約しますか」などとくどいぐらい確認画面が出たが、すべてOKしてやっと解約。その後ビデオパスもアンインストール。無料視聴ですら一度も利用しなかったがスッキリ。

キャリアメールのバックアップ小1時間ぐらいかけてこうしてスマホ内のゴミをほとんど削除。そのあとEVOに入っていたSMS(ショートメール)はJSバックアップでSDカードに保存。キャリアメールは[Eメール設定]>[バックアップ・復元]からこれまたSDカードにバックアップ。「連絡先」にある本体内住所録も同様に[連絡先を管理]>[連絡先のエクスポート]>[SDカードにエクスポート]でVCFファイルを保存。

そのSDカードを外して One に接続。あとは逆をやるだけ。ちなみにキャリアメールのバックアップはSDカード内の[private]>[au]>[email]>[BU]の中。[DR]が下書きメール、[RE]が受信、[SE]が送信メールらしい。あらかじめESファイルエクスプローラーを入れているとファイルがどこにあるか探しやすい。

しかし One は内蔵ストレージが32GBもあって、それがなぜか[sdcard]などと表示されているから、バックアップファイルが見つからなくて焦った。[sdcard2]の方がカードの方なので注意。

なおスクリーンキャプチャは電源+ボリューム▼ボタン同時押しでカシャッと撮れる。内蔵ストレージの方、[sdcard]>[Pictures]>[Screenshots]にPNGファイルで保存される。
たいしたカスタマイズはしない 薄くなった 裏面
なんやかんや半日ぐらいかけてやっと自分の使い勝手のいいスマホになった。だから機種変なんかしたくなかったのに。でもこれでEVOの「本体メモリが不足しています」というエラーに悩まされなくなったし、通信もUIもサクサクだし、快適になった。

しかしソーシャルにもゲームにもビデオ観るにも使わないって、スマホである意味あるんだろうか・・・

修正シールをつくる

ヴァイオリン教室の発表会はサンタンたる結果だった。完全に練習不足。昨年秋からフルタイム出勤になってしまった上、通勤時間が片道徒歩15分から、バス電車乗り継いで1時間40分になってしまったせいもあるけれど、モチベーションが保てなかったのが大きな敗因。

で、毎年発表会のプログラムを担当しているのだけれど、今年も先生の動きがやたら遅くて入稿がギリギリに。校正は何回かやったけれど、複数の人間でチェックできなかったものだから案の定誤植が出た。こういうミスはたとえ人のせいであっても許せないタチ。なので発表会前日に印刷物が届いたら、すぐ修正することにした。

ひたすら根気
ちまちま貼る
ラベル屋さん9

  

あらかじめアマゾンでエーワン(A-one)のラベルシール/下地がかくせる修正タイプ マット紙・ホワイト A4判 110面を購入。一片サイズが 5×90mm の一番細いタイプ。Illustrator で文字打ってプリントしようと思ったが、エーワンに「ラベル屋さん」というフリーで使えるラベルプリント用のソフトがあったのでこちらを試しに使ってみることに。

このラベル屋さん、ネット上でインストールせずに使えるらしいが、気分的にダウンロード版を使ってみた。Adobe Air ベースのアプリで若干クセはあるけれど、イチからイラレでつくるよりは断然ラク。自宅のプリンタであっさり作ることができた。あとは1面に4個割りつけたので、カッターで切ってピンセットで貼り付け。120枚貼るのに30分ぐらいかかった。

下の文字が透けないよう、ノリが灰色のもので紙色までグレーなのだが、下地に薄い青を乗せたところの修正なのでむしろ違和感なく仕上がった。でもやはり気分的にはよくない。まあ間違ったままよりはマシ、と思うことにして妥協することにした。別に私は完璧主義者じゃないから。

しかし、今回は演奏まで妥協してしまった。悔しいを通り越してチョー悔しい。このぶつけどころのない悔しさを言葉で表現できないのもチョー悔しい・・・

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憧れのガット弦

オイドクサとゴールドブラカットヴァイオリンを弾きは道具にこだわらない人と、こだわり過ぎる人がいる。こだわらない人は楽器屋さん任せで弦すら自分で交換したことがない、という人もいるようだ。でも大抵そういう人はお金を沢山持っていて、楽器や道具が高価で良い物だから今さらこだわる必要もないのだろう。

私のような貧乏ヴァイオリン弾きは楽器が大抵ショボいので、色々といじくらないと良い音が出ない。ヴァイオリン工房に任せるのは、自分が手に負えない時ぐらい。弦などは評判を調べて極力安く、値段の割には良いと言われるものを探して自分で取り替える。なので良くてもせいぜいナイロン弦。オールハンドメイドのガット弦など手が出せなかった。

ループエンドっぽいガット弦というのは羊などの腸を手でよじりながら細く伸ばして乾燥させたもの。昔ながらの伝統製法なので値段が倍ぐらい違う。じゃあ音はいいのかといわれると、使ったことがないから何とも言えなかった。

昔は安い弦でも最低1セット5~6千円はしていたものだが、最近はナイロン弦のトニカやドミナントがネットショップで3千円台で買える。ヴィオラ弦の予備がなくなったので、年に1回ぐらいしか利用しない弦の通販ショップ I Love Strings. で買おうとしたら、ガット弦の中でも安い方のオイドクサが6千円台で売っていた。30秒ぐらい悩んだが清水の舞台から飛び降りるつもりでポチッた。

色も変わると気分も変わるでも買ってからもしばらくはケースに忍ばせておくだけで使わなかった。どうしても高くてもったいないと思ってしまう貧乏人の性。しかし発表会を間近に控えているのに、このところ公私ともに忙しくて練習に身が入らない。ここはテンションを上げようと、昨日レッスン前に発表会で使う1977年製パロット号に張り替えてみた。

噂に聞くとガット弦は天然素材のせいもあるが、張力が低めで古い楽器に負担をかけないそうだ。パロット号も私が所有してからすでに20年経ったものだし、そろそろオールドの部類に入れてもいいのかもしれない。

さて張り替えた感想。今まで張っていたトニカがすでに1年以上は経ってヘタっているので比較対象にならないのだが、音の伸びが断然良い。特にピチカートは大きく鳴るようになった。手触りは柔らかく、軽い力で弦が押さえられる。ただし音程は前よりシビア。許容範囲が狭い。だが音の強弱はレンジが広くなった気がする。ピアニシモでも音がかすれず、上品に鳴る。私の下手くそボウイングでガリッと弾いてもブワンと響く。きもちーぃ。

E線の方はどこかのブログに載っていたのを参考に、ゴールドブラカットの0.25と一番細いのをチョイス。弦が細い分、張力をかけずに済むからガット弦との相性が良いらしい。というか一番驚いたのは実はこのゴールドブラカット。スチール弦と思えないほど音が芳醇で透き通っている。どうやら隣のオイドクサ3本が共鳴して、開放弦だとなおさら音が豊かに響くのだろう。今回の発表会の曲で、E線を開放弦でロングトーンを鳴らす箇所があるのだが、ここが裏返らずにキレイに鳴るので助かった。

とまあ、概ね満足して弾くのが楽しいのだが、噂に聞いた通り音が狂う狂う。どんどん伸びるのか、ちょっと弾いたら半音下がってしまう。1週間ほどは落ち着かないそうだから、ちょうど発表会の時にベストの状態になるんじゃないかと期待していたり。というかこんなブログ書いていないで練習しなくちゃ・・・