高いコンロ

パロマ グランドシェフ

社販でパロマのグランドシェフ購入。毎回安物コンロを買っては数年で母に壊されるので、だったらと一番高いガステーブルをチョイス。母には散々「こんな高いものを」と悪態つかれたが、おかげで多少は大事に使うようになった。というか私がしょっちゅう磨いているが。

水なし両面焼きグリルなのでパンなども焼けて便利。スーパーで売ってるチルドのやっすいピザが、電気のオーブントースターなんかより断然パリッと早く焼けて旨い。大満足。

でも五徳が大きくなった分、マキネッタ(コンロ用のエスプレッソメーカー)が置けなくなってしまった。コンロ用のアタッチメントも市販されてはいるが、火鉢用の餅焼き網があったので、これを乗っけたらバッチリ。

コンロが良くなったら、やっぱり料理が楽しくなるね。昨年末に買い換えてから、既に春巻きとか作っていたり。今度は何作ろう? グリルプレートとか買おうかな・・・

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童心に帰る?

何だか大雪になったので、会社を早退けしたあと独りで雪だるまを作った。

snowman1
snowman3
snowman2

翌朝になったら誰かに蹴られたのか壊れていた。

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弓なんてただの棒っ切れ

全く動じないそんなふうに考えていた時期が私にもありました・・・

ヴァイオリンの弓は意外と知られていないがヴァイオリン並に価格差が激しい。1万円以下の「入門者用バイオリンセット」のオマケについている中国製(原価数百円?)の棒っ切れから、フランス製のヴィンテージで数千万円するものまで存在していたりする。

で、楽器屋は「弓は使うヴァイオリン本体の価格の半値が相場」と大体口を揃えて言う。30万なら15万、1,000万なら500万と。その基準で言うと私のメイン楽器パロット号(中国天津・1977年製)は元値がタダなので、弓なんてどうでもいいという理屈になってしまう。とは言いつつ、いつかはちゃんとしたものをと思いながらもイマイチ弓の違いなんてわからなかったから、やっぱり弓なんてどうでも良かった。

しかし最近になって多少は私の腕が上がったのか、安物の弓が段々と苦痛に感じるようになってきた。早弾きすると逃げるというか暴れるというか、それが顕著にわかる。で、ヴァイオリンの先生にそんな事を言ってみたら、
「じゃ、今度楽器屋さんに聞いてみましょうか」
などと乗り気になってしまったものだから、まーいいか、と「予算5万円で」と伝えておいた。

HUGO PARIS の刻印そしたら翌週のレッスン、なぜかもうすでに3本用意されていた。
「価格は5万、7万、9万だけど、どれかは言わないから」
などと言われて試奏してみることに。ある意味、これは私に対するテストなんだろう。というか先生もまだ試してないそうで、一番高いのは実は32万相当、1920年代フランス製のオールドなのだとか。それをどういうわけだか楽器屋さんは9万でいい、ということらしい。

で、結果として私の評価は9万>>>5万>7万。先生の評価もほぼ同じだった。先生曰く、価格の先入観があると正しく評価できないし、値段が高ければいいというものではないから。だが今回のこの9万だけは別格。弾いててまずこの価格じゃ手に入らないものであることはすぐわかった。先生もこれが9万とは信じられないと言う。

正直、高額には見えないそんなこと言われたら買うしかないでしょ。
買っちゃいましたよ。現金一括払いで(ただし銀行ローン借りた)。

先生からは「これは一生モノの弓よ」と言われるぐらいどうやら良い物らしいのだが、実際これで弾くとまるでストレスを感じない。何よりも全く重さを感じさせないのだ。他の弓と重さを測ってみたのだけれど、60g程度でほとんど変わらないのだが、なぜだかこの弓は2/3ぐらいに軽く感じる。

なのに弓先で圧力が逃げずしっかり吸い付くから不思議。どっかに反重力装置でも仕込んでいるんじゃないかという錯覚に陥る。90年以上前のオーバーテクノロジー、あるいはオーパーツなのかしらん。

見た目も材料も全く変わらないはずなのに、弓はフランス製のオールドを珍重するのが楽器業界の常識。だがそんなん「まやかし」だろう、楽器商のステマ乙wwwなどと思っていた。

だが今なら言える。やはり弓はフランス製のオールドに限る、と。とか書いておいてニセモノつかまされていたりしてなー。