茨城ツーリング(後編)霞ヶ浦→大洗

湖なのか海なのかとりあえず写真だけアップして、下書きのまま半年近く放置していた前回の続き。書こうにも思い出すのがめどいので写真のキャプションだけ入れて公開。

まあガルパン差し引いても大洗は海のものが美味しいし、景色も良かったし、いい所ですよ。けしてガルパンなんか興味なくても。ええ。

フォトジェニックな雲 大型車の貫禄? クレープ屋がポップな戦車 クレープ屋の閉店時の戸かな 顔は出さなかった キモいゆるキャラ 萌えキャラ土産増えたね うめてんてーの梅酒 ショッピングモールのコーナーは意外と閑散 望遠で覗いたらここもガルパン 痛車というより営業車 ちょっと登って大洗磯前神社へ 鳥居から望む海 ガルパン神社と検索すれば出る 絵馬も当然こう ブヒイイイイイッ 見事な透かし彫り 艦これの聖地でもあった それらしい人でにぎわう大洗駅 信号の制御盤かな 当然ガルパン やっぱり撮る 帰り際に遅めの昼食 レストラン網本 本日の魚定食 安くてうまし

茨城ツーリング(前編)牛久大仏

写真ではお伝えできないスケール感だいぶ間が空いてしまったが、もっちゃんと9月下旬にツーリングに行ってきた。

今回ももっちゃん任せ、Google Map のナビ任せでまずは牛久大仏へ。牛久市内に入ると割とどこからでも見えるので、恐らく道に迷うことはないだろう。しかし近づいても一向に大きく見えないので不安になるかもしれない。月を見ている時に感じるように、スケール感が狂ってくる。

早めの出発だったので開園前に到着。駐車場に停めて木や建物の上からそびえ立っているのを見ても、さほど巨大に感じない。正直、肩透かしな気分に。

比べないとわからないスケール感 曼珠沙華が満開で雰囲気満点 池もイケてる
入場料800円を払って敷地内に。あちこちに大仏がいかにデカいかを比較する模型などが設置してあったり、これまた日本最大の香炉とかあったりするのだが、敷地内に入ってもまだなお、大仏を見ても大きく感じない。とにかく敷地が広すぎて大仏まで遠いので、スケール感が狂わされてしまう。
鯉のエサをあげたらバシャバシャ 阿鼻叫喚のホニャララ ここは極楽浄土か
しかし足元の方まで来るとその巨大さにおののく。見上げていると目のピント調整がおかしくなったような感覚に襲われる。バックに青空と白い雲がゆっくり流れていると、こちらに向かって動いてくるような錯覚に陥る。さっき肩透かしなんて書いてゴメンナサイ。牛久大仏を遠目で見て知った気になってはいけない。ぜひ、入場料を払って足元で見るべきだ。
あまりにデカすぎて航空障害灯が設置してある 胎内拝観はエレベーターで イリュージョンな演出
大仏の裏側の方に入口があって、警備員と案内嬢(ただし妙齢)に促されて靴を脱いで胎内拝観。エレベーターホールが真っ暗で、LED の小さな光に照らされてエレベーターに。荘厳なナレーションとか、シンセサイザーの宗教っぽい音楽とか、光のイリュージョンとか。濃度の高い宗教色にちょっとビビる。
建設中のスナップがたくさん こうしてみるとビル建設 覗き窓から下を見ると高ッ
胎内と言っても完全にビルで、とにかく広い。高さもある。天気が良ければスカイツリーも見える。土産物も売っている。さっきまでの宗教色がどこへやら。大仏クリアファイルやら、ギネス認定証とか俗っぽい感じが逆に安心する。
ギネスの認定証もあった またスケール感のおかしくなるものが 一体、何体あるのか
一番圧巻なのは観音堂というかホールというか。えらい高さまで大小の観音像がズラリ。檀家というか、お布施すると棚にネームを入れてくれるらしい。宗教不問で納骨もできるらしい。外国の方でもウェルカム。まだ空きがあったので、興味がある方は是非。
タイの方も 八方ぐるっとキンキラリン 高いと思うか、安いと思うか信仰力が試される
大仏内でめくるめく宗教体験(?)をしたら、園内の小動物公園へ。動物園並みとは言えないが結構種類もいるし、何より触れ合える。ヒヨコがピヨピヨ、リクガメでかい。
写経場もイリュージョン 動物ふれあいコーナー的な 何ていう動物だっけ
ヤギやヒツジがボーッとしている間をリスが大量に走り回っていた。リスは噛むらしいので触らないでくださいと書いてあった。それ以前に速くて捕まらないだろうけど。
ヤギも羊もサルもいる 変な風景 脱走してもそこに自由はない
そこそこ動物と触れあいまくったあと、園内を出て併設の仲見世へ。気温が上がってきたのでソフトクリーム購入。梨味がなかなか旨い。店員さんも愛想がいい。
脱走の機会をうかがうウサギたち 梨ソフトはさわやかな酸味 大仏様がみてる
駐車場の奥の敷地でテントを張っていた瀬戸物市を覗いて土産やコーヒーカップまで買ってしまった。最初は大仏なんてと正直思っていたが、結構楽しめた。というか出る頃には駐車場が満車近くなっていたぐらいの人気だったし。のんびり半日かけてブラブラしても退屈しないんじゃないかしら。

てなわけで後半は霞ヶ浦→大洗へ。

ひさびさパンク修理(大型バイクは初)

ぐっさり

先週の川崎以来、乗っていなかった XJR1300。ちょっと近所に買い物行こうと庭から引っ張っり出したらものすごく重い。体力が落ちたのかなと一瞬思ったが、後輪を見たらやっぱりパンクしていた。

センタースタンドかけて確認するとプラスの頭がタイヤの溝からこんにちは(怒)。傷がついてサビが浮き始めていたから、先週の川崎からの帰り道で拾ったようだ。最近のタイヤはネジ踏んでもすぐに空気が抜けないもんだね。ヤマハ SR250 に乗っていた頃はチューブタイプだったので、走っている間にみるみる抜けたけれど(SR250 は5回ぐらいパンクした)。

時間はかかるし、うるさい

高校で自転車に乗っていた頃からパンク修理はほぼ自分でやっていた。タイヤをリムから外してチューブを出し、ヤスリがけしてゴムのり塗ってパッチ貼って・・・などと修理するチューブタイプよりチューブレスの方が断然修理はカンタン。だがチューブレスの修理キットと足踏みポンプは「もう自分でやるのも面倒だし」と思って、こないだの引っ越しで捨ててしまった。(ノ∀`)アチャー
ホームセンターで計3,760円 なかなか抜けない 結構長い
修理を呼ぶと幾らかかるかわからないし(相場は5,000~10,000円ぐらい?)、すぐに来てくれるとは限らない。自分でスタンドやバイク屋まで引きずるのも面倒だ(スタンドじゃバイクの修理断られる可能性大だし)。それに空気が抜けると途端にタイヤって転がらなくなる。SR250 がパンクして2キロ汗だくになって引きずったこともあるが、その頃より若くないし、重量が倍の 250kg ある 1300 では確実に死ぬ。致し方なく親のクルマ借りてホームセンターへ。
こんな感じでセット グリグリッと拡げる 思いっきり刺す
フジックスのパンク修理キットMAN11(1,980円)と大自工業(メルテック)のエアーコンプレッサーML250(1,780円)を購入。刺さっていたネジを抜いて、穴にヤスリ突っ込んで均し、ベタベタのゴム突っ込んで、余りを切ったら終わり。こんなんで大丈夫か? と思うぐらいあっけない。以前ホンダ VT250F もこれで直したが、結局タイヤにスリップサインが出るまで大丈夫だった。

以前修理した時は足踏みポンプだったが、ゼロから充填するのは大変で何百回踏んで大汗をかいた覚えが。今回はクルマのシガーソケット12Vで動作するポンプを購入。バイクにつけててよかったシガーソケット

つなげてスイッチオンしたら、原付エンジン並にうるさい。圧力計の目盛りが昔の「気圧」ではなく「kPa(キロパスカル)」になっていて、どのぐらい入れたらいいのかわからなかったが、タイヤの側面に「MAX: 290kPa (COLD)」とあったので280ぐらい入れてみることにしてみた。しかしなかなか目盛りが上がらない。空気が抜けているのかと疑ったが、12Vで動作する小さいモーターじゃこんなものだろう。満充填に恐らく7分以上はかかったと思う(連続使用は10分まで)。

空気の漏れもなくちゃんと充填されたところで、前タイヤもチェックしたら甘かったので補充填。試しに走り出したらハンドリング絶好調。パンク修理セットには「半日は安全の為、60km/h以下で走行して下さい」と書いてあったのを忘れて、それ以上出してしまった。まあ当分は空気圧をこまめにチェックしておこう。

生涯で自転車から大型トラックまで合わせて恐らくのべ50本ぐらいパンクを経験しているが、前輪がほとんどないのはどうしてだろう。噂じゃ前輪が釘をハネて、荷重のかかっている後輪で踏むって聞いたことがあるけれど。特に後輪はチューブタイヤの場合、チェーンを外さないとならなくて大変だったが・・・チューブレスってホント素晴らしい。

なお、よくあるスプレータイプの補修材は、以前タイヤ屋に聞いたら「ホイールの内側がベタついて掃除が大変だし、チューブやシール、バルブから全部交換になるよ」って聞いたことがある。その後が割高になるらしいので、緊急時以外オススメしない。あと空気が抜けた状態で修理屋まで走ると、ホイールが変形して再起不能になるので、素直にJAFJRSを呼びましょう。 

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太陽光でバッテリー上がり防止

ソーラーバッテリー充電器 SB-200

以前のスーフォアよりXJRは微妙に電装系が弱い。エンジンをかけ損なってストールさせてしまうと、2回目のセルモーターの回りが悪くなる。バッテリーが上がりそうで怖い。

ヨシムラのデジタルマルチメーターで確認すると、走行中は14V以上出ているのだがアイドリング状態では11Vになって赤ランプが点灯してしまう。どうやらオルタネーターが走らないと充電しない仕様らしい。

1250ccのエンジンを回すのに大出力のセルモーターが必要だし、イモビでおそらく待機電力もそれなりに食っている。バッテリーを弱らせる要因だらけ。バッテリー上がりしたくなければ走れということなのか。

とはいえこの寒い時期、せいぜい週末に近所に買い物に行くぐらいしか乗らない。今のところバッテリーはヘタっていないが、定期的に充電器で補充電しておかないと心配なレベル。250ccに乗っていた時はバッテリーやセルがダメになっても押しがけで凌いだこともあったが、XJRはとてもじゃないが押して走れない。押せたとしても1250ccの圧縮でコケそうだ。

USB変換かませばスマホも充電できる

出先でバッテリー上がり起こしたら怖いので毎週末に充電器つなげているが非常に面倒。どうにかならないものかと思ったら、ソーラーパネルがいいんじゃないかと思いついた。

下取り前に CB400SF から外しておいたニューイングの DCステーションをタンク下に通してバッテリーに直結。ホットボンドでビキニカウルの内部に接着しておいたので、ここから充電すればシートもいちいち外さなくていいし、充電中にシート下のイモビがむき出しにならないからつけっ放しでも安心だ。

電工ペンチ握るのも数年ぶり

ソーラーパネルはネットの評判を見てセルスターのソーラーバッテリー充電器SB-200 を購入。最大電流でも17mAなのでさほど期待はできないが、イモビの待機電力と自然放電ぐらいは補ってくれるだろう。日本製パネル(パナソニック製)で逆流防止用のダイオードが入っている所もポイント高い。

エーモンのカープラグ ST-2 のコードをブッた切ってギボシ端子をかしめ、プラグ内のヒューズは10Aからソーラーパネルについていたヒューズボックスと同じ1Aに交換。SB-200 のヒューズボックスは要らなくなったので、コードを切り詰めてギボシ端子に交換。これでソーラーパネルをカープラグでつなげるようになった(自動車ではエンジンオフでソケットの電源も切れるので、この手は使えない)。

30分程度の工作

早速つないで日光が当たると充電状態を示す赤いランプがつき始めた。バイクにカバーをかけ、晴れていれば4時間弱は直射日光が当たる所に設置し、1週間ほど置いてみた。なおこの週は2日ほど雨や曇りだった。

休日の朝に確認したら日光が当たっているのに充電ランプが光っていない。プラグを押したら光ったので、どうやら時間が経ってプラグが浮いて接触が悪くなった模様。エーモンのショートプラグは押し込まないと+極がバネで浮いてしまうらしい。数年前に買ったDCステーションなので、古くてゆるくなってきたのかも。何にせよ仕切り直しでこの日5時間ほど直射日光をあてて充電。

夕方にエンジンをかけてみると、セルモーターの回りが断然良い。マルチメーターを確認すると、アイドリングですぐ13~14V出た。チョークを戻してエンストさせてしまったが、直後でも不安なく始動。この日はヴァイオリンのレッスンに行って、帰りに真っ暗になったが、心なしかメーターのバックライトも明るくなった気がする。思った以上にバッテリーが元気になっているようだ。太陽光ばんざい。

ただ置いておくだけでどんどんエネルギーを作ってくれるってステキ。無尽蔵にある太陽光なんだから、もっと活用したいと思った。できれば屋根に太陽光発電とかね。

しかし今年になって太陽光発電の電力買取制度が怪しくなってきたらしい。そのせいか各社太陽光パネルメーカーが最近TVCMなど宣伝に力を入れている気がする。何とかしてパネル生産に回した設備投資を回収しないとヤバイのかもしれない。昼に充電して夜に使うとか、売電に頼らない方法も提案しているが、コスト計算すると国の補助なしには厳しいという話もある。

国としてはさっさと補助金なんて打ち切って、原発に回したいんだろうね。私は反原発派じゃないけれど、原子力がもう限界ってことぐらいは知っている。次代に回すツケが大きすぎるから。

なのに政治家官僚どもは原子力の方が自分たちの懐が潤うから、邪魔をしてでも再生エネルギーを潰したいのだろう。自分たちが生きている間だけハッピーならそれでいいらしい。そんなに原子力推し進めたいなら皇居のお堀を冷却水にして、永田町に原発でも建てりゃいいのに。核廃棄物も議事堂の下に埋めておけばセキュリティ万全で一石二鳥。原子力は絶対安全だと言い張ってるんだから名案だと思うんだけど。私はそれができるなら原発に大賛成。

・・・などと、いつ枯渇するかわからない化石エネルギーをガボガボ使って走るバイクを乗り回すヤツが言うことじゃないか。でも100年200年先でも持続可能な生活をほんのちょっとでも考えて生きたいと思った。

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