ぜろさん

 スライドキーボードのところのネジが緩んだのか何かガタガタしてきた。修理に出すのもめどいので分解方法をググッて分解。かなり奥までバラしたが何とか土台のネジの締め付けに成功。なんかシャコーン、カキーンと小気味よくなったし、ちゃんと起動もしておっけー。

 しかし、組み付けた後に部品が1個余ってることに気づいた(黄○部分)。結局また分解…そして奥のネジ1個をえぐってバカにした…

木蓮

 モクレンが好きだ。葉もついていない裸の木から変にデカイ花がポコポコ生えてるのがバカっぽくて。よく見ると名の由来である蓮の花のような優雅さがないでもないが、基本バカだ。ようやく他の植物が新芽を吹き始め、まだ寒々とした風景の中、バカみたいに大量の白い花をつけている。まるで幼稚園のお遊戯会のちり紙の造花並みにありがたみがない。厳しい冬を耐え、光合成もままならないのに、昨年蓄えた生命力を開花で一気に使い果たす。でもそんな素振りも見せないバカっぷり。私もそんな生命をかけたバカになりたい。

 いつかは庭に植えたい1本。ヤフオクで探すか…

春巻の巻でゴザる、ニンニン

 こんにちは、世界の料理ショーにようこそ。司会のグラハム・カーです。てなわけで料理ネタふたたび。今回は別に作る気もなかったのに、夕方起きたらナゼか春巻の材料が用意されていた。母曰く、妹の要望とか。世界で一番プリティなシスターのために、妹萌えなブラザーが作らないわけにはいかないYO。

 さて、ウソ・トランザム8000並べてバート・レイノルズ気取ってないで(ネタがわからないのは無視してください。いつものことです)料理開始。私の作る春巻はキャベツとか入らない、外はカリッと、中はトロッと中華点心風。船の科学館の展望レストランで昔食べた春巻を自分なりに再現したもの。

 まずはタマネギを千切りにして、これが透き通るまでゴマ油で炒める。豚ひき肉を合わせ、これまた千切りにしたシイタケ、タケノコ、キクラゲを加えて塩、コショウをひと振り。また緑豆春雨をぬるま湯で戻し、これを5センチ程に切って加える。火があらかた通ったところで砂糖を投入。そしてここが肝心だが、醤油は火が点いている状態でフライパンのフチに沿ってかける。こうすると醤油が焦げて風味が増す。混ぜ合わせて火を落としたら、今度はオイスター・ソースを投入。あとでカラシ醤油をつけて食べることを考え、塩味は薄めに醤油で加減。そして水溶き片栗粉を偏らないようにかき混ぜながら注ぎ、再び弱火にして手早くかき混ぜ、全体が汁気のなくなる寸前の固まりになったら餡の完成。

 今回はちょっと肉が少ないかもしれない、それに本来ならばシイタケは乾しシイタケ、タケノコは青椒肉絲用の黄色いヤツの方が風味が増して旨いのだが、今回は私が用意したんじゃないので仕方ない。こだわり過ぎずに黙って作るのもオトナの階段昇る、君はまだシンディ・ローパーさ。

 などと H2O だか何だかわからないモノを口ずさみながら、フライパンに入れたまま餡の粗熱を取る間、春巻の皮と水溶き片栗粉を用意。市販の春巻の皮はビニールにパックされてくっついて剥がしにくい。あらかじめ室温に戻し、1枚1枚端から剥がすのではなく、5枚+5枚、次は2枚+3枚と半分ずつに分けて剥がすのがコツ。そうすると破れにくい。

 巻き方に工夫って別にないけど、とにかくスキマを作らないようにする。両脇をしっかり閉じないと、揚げるとき破れてバラバラになるので、水溶き片栗粉で念入りに接着。で、今回は分量が足りなくなって、皮が2枚余ってしまったので、目の前にあったモヤシ炒めを「当たり」として投入。激辛の餡を作って春巻ロシアン・ルーレットしても面白いと思うが、ウチの家族はそういうことで盛り上がってくれないので自粛。

 揚げる前にしっかりと熱を冷まし、できれば冷蔵庫で冷やしておくと揚げてもバラけにくい。はっきり言えば mezzo は揚げるのが上手くない。油の温度など測ったことがないので、いつもテキトー。から揚げや天ぷらの場合、衣を垂らしたらジュッと沈んですぐに上にパッと上がるのが適温とか言うが、揚げる衣が今回ないので目見当。まあ春巻はよほど温度が高すぎるか低すぎるかしなければ大丈夫なので、とりあえず入れてみてから火加減を考える。

 ちなみに料理が完成間近になると洗い物がすべてなくなっているのが mezzo 流。基本潔癖症なので、散らかっていると気になって仕方ないから。でも我が妹が同じ事をすると鍋やボウルが高く積み上げられて、食事が終わっても片付いていない。指摘すると「姑のようにイヤミでうるさい」と母にも妹にも嫌われるので、結局私が洗っている。

 さて、揚げ目に偏りがないようクルクル引っくり返しながら、キツネ色(って言われてもキツネ見たことないしキタキツネとかどうなんだろうとか思ってしまうのだが、まあそんなことはどうでもいい)に揚がったら、ハイ、完成。

材料(18個分)

春巻の皮…20枚(2枚余った)
タマネギ…中2個
しいたけ…3枚
タケノコ(水煮)…100g
キクラゲ…5枚
緑豆春雨(乾燥重量)…50g
豚ひき肉…150g
砂糖…大さじ2
醤油…大さじ3
オイスターソース…大さじ2
塩・コショウ・ゴマ油・片栗粉・水…適当

 中身に味がついているのでそのままでも旨いが、私はカラシたっぷりの醤油をつけて、カラシにむせて咳き込みながら食べるのが好き。以前、中国人とメシを食って「日本人、すぐ醤油つけて食べる。酢とカラシつけて食べるよ!」と注意されたが知ったこっちゃない。

英語脳

 最近、仕事に追われることがなくなったので(というか今、夜勤中なのだが)色々と創作活動をする余裕ができた。そんなこんなで、近年まれに見る活発な動きを見せる mezzo なのです。

 HTML や JavaScript、Perl など昔いじってたものを久々にいじったり、海外の友人に英語でコメント書いたり、ひたすらヴァイオリンをキコキコかき鳴らしたり、PC で作曲したり秘密裏に絵を描きまくったり(ここで公開できないが)。なんかシナプスがアタマの奥底に眠っていた脳細胞をビキビキッと音を立てて刺激している感じ。昔の私を知る友人なら「あの、何にでも見境なく手を出す mezzo が復活したか」と漏らすに違いない。

 そんなわけで今はちまちまと英語ページの制作の準備に取り掛かっている。日本のサイトは日本語だけで公開されていることが多いので、閉鎖的と思われることが多い。そう、外国の人はまさか日本人が英語ができないわけがないと思っているからだ。文●科学省と日●組のすばらかしい教育の成果なんて知る由もないのである。でもそんなことで諸外国から誤解を受けたりするのはまっぴら御免。反骨精神(ていうか単にアマノジャク)な私が英語ページを作らないわけにはいかないのだ。

 だが私自身、英語に関して特別な教育を受けているわけではない。N●VA の体験入学には行ってみたが、ビンボーが災いして未だ通うには至っていない。いや、高額な英会話教材はハッタリで売りつけたことはあるけれど(実話)。したがってひたすら独学とカンのみで英文を書くにすぎない。もちろん、マトモに会話など出来るはずがない。

 とはいえ慣れというのは恐ろしいもので、以前 PC の辞書ソフトを使いながらだけれど、英文でチャットして、何とかリアルタイムにコミュニケーションを取れるレベルにまで達したことがある(たぶん)。頭に思い浮かべたことが、単純なことならすぐにセンテンスに変換してキーボードを叩けたのだから自分でも驚いたものだ。

 しかし、小林克也氏も以前言っていたのだが、数年離れてしまうとそのカンが全く鈍って、相手が何を言っているのかも理解できなくなる。というかアルファベットの羅列にしか見えない。自分で思い浮かべたことも、単語に変換はできても「文」にならない。で、色々いじっているうちに思い出した。日本語→英語変換を頭の中で無意識に行っていたのが原因なのだ。つまり日本語を英訳するという作業になってしまっていたから、英語がすんなり出てこないのである。

 コトバを話すのに、普通「訳す」ことはしない。頭に思い浮かべたことを「日本語」で考える。だからそのまま日本語で話せるわけである。英語で話すときも一緒だ。「英語」で考えればいい。いちいち日本語で言い回しを考えて訳すからワケがわからなくなっていたのだ。「何があったんだい?」というのを英語に訳そうとして「何」「あった」「だい?」を英単語に変換して必死に文につなげようとするからいけないのだ。洋楽の歌詞で聞いて口癖になった「What’s going on?」と書けばいい。「誰も知らないよ」なら「Nobody knows.」。「一体全体どうしてそんなことするんだい?」と言いたければ、肩をすくめて両手広げ「Why on earth do you behave so?」と困惑した顔をすればいい。

 などと書いたが、時の流れとは恐ろしいもので、以前蓄積されたセンテンスや単語をすっかり忘れているのである。英語で考える以前の問題だったりするのだ。英語ページ公開への道のりはまだまだ遠い…