グリーンカーテン2014の2

つぼみがついた前回の記事から2ヶ月近く経過して、もう早々とつぼみをつけ始めたグリーンカーテン。ウチの庭は何を植えても枯れることが多いのだが、冬を2回越し、3年目を迎えたからすっかり定着したようだ。

暑い日には1日で10センチほど茎が伸び、葉が茂る。でも横に広がらず上へ上へと登ろうとするので、週イチで脚立に登ってはツルを引き剥がし、下に修正しないとならない。おそらく夏になったら毎日やらないとまたジャングル状態になるんじゃなかろうか。今から光ファイバーケーブルに絡むんじゃないかと心配だ。

去年はいつ花をつけたのか確認したら、今年より早い6月頭だった。梅雨の晴れ間が糞暑いので長期予報はハズレたかと思ったが、やはり今年は冷夏なのかもしれない。

結構茂った 中身はたぶん紫 上ばかり伸びる

数年前に鉢植えから庭に植え替えたアジサイも、ちゃんと剪定しなかったから伸び放題。ピンクや紫、水色などたくさんの花を次から次へと咲かせている。

土壌が悪いのか色が悪い 茂りすぎ

なんだ、「何を植えても枯れる庭」だと思っていたが、草じゃなければ大丈夫なんだな。アジサイもトケイソウも見た目は草だけれど「木」だし。ドングリ植えたらトトロの森になるかもしれない。できればちゃんと草花植えて庭らしくしたいのだが、木しか育たないからやはりウチは森に還る運命なのか。

グリーンカーテン2014

芽が生えたずっと放置を決め込んでいたグリーンカーテン。年を越して葉がほとんど枯れ死したので先月ゴミ袋1個分ぐらい枝をざっくり剪定。切りすぎてコリャ死んだかなと思ったらどっこい、ここ数日の陽気で若芽が生えてきた。

もう木だこのトケイソウを植えたのは2年前。亜熱帯の植物なので寒さに弱いはずだが、ここ埼玉の気候だとギリ越冬できるようだ。これと言って手入れもしていないが、夏場になるとワサワサと茂る。昨年はあまりに茂りすぎて手に負えなくなったぐらいだ。

寂しい枝ぶりトケイソウはほとんど横に枝を伸ばさず、上にばかり伸びていくのが厄介。下がスカスカになるので、伸びたツルを引き剥がし、下に絡ませ直さないとグリーンカーテンにならない。気温が上がると伸びるペースが早くなり、1週間でネットにガッチリ絡まってしまうので、放置したら周囲がジャングルのようになるから要注意だ。

それに1本の枝に付く葉も小さくてスカスカ。なので枝を左右に折り返さないとボリュームが出ない。もしかするとグリーンカーテン向きの植物ではないのかもしれない。というか売っていた所でも「グリーンカーテン向け」などと書いてなかった気がする。

とはいえ愛着もあるし、夏場は涼しく感じるので今年も多くの葉を茂るのを楽しみにしている。とりあえず隣の植木と電線をよじ登らないよう、少しは手を入れないと。

などと思っていてもやっぱり放ったらかしちゃうんだろうなぁ・・・

グリーンカーテン?

咲きすぎて有り難みがない今年になってはじめて花が咲いたトケイソウ。放っておいたらとんでもないことになっていた。

今年は夏がやたらに暑かったものだから、1本しか植えていないのにどんどん成長。でも横に広がらずに上にばかり伸びるものだから、その度にひっぺがしてはグリーンカーテンとして機能するよう横に修正していた。

だがあまりに成長が早く面倒になってきたので放置を決め込んだら、横に植えている榊にからまり、そしてその横の山椒の木にも伸び、その脇のアジサイにまでからまって、気づいたら隣の家の窓にまでからまろうとしていた。もう庭がジャングルのよう。
もう木になってる どんだけ触手を伸ばしているか ひたすら上に
でも緑があるといい横にばかりでなく上にもどんどん伸び、電線をよじ登り屋根の上にまで到達。しかしそこからからまるところが見つからなかったのか、下に垂れ下がってワサワサしている。というか、このボリュームなのに根本は1本なのが信じられない。

今年は例年より涼しくなるのが遅かったから、未だ枯れることを知らず花をつけ続けている。カウントしていないからどのくらい咲いたのか知らないが、たぶんのべ100輪はつけたんじゃないだろうか。でもトケイソウは他家受粉らしいので、同じ株では結実しない。いい加減見飽きて有り難みもないし無意味。

すでに根本で2センチ近くの太さの「幹」にまで成長してしまったトケイソウ。このまま越冬し、来年の夏になったらどうなってしまうのだろうか。ウチが森に還る日は近い。

グリーンカーテン 2013

時計の文字盤のような花?昨年からずっと放置し、忘れていたトケイソウ。昨夏はただのグリーンカーテンだったのだが、今年は花をつけた。

トケイソウは中央・南アメリカ原産の熱帯植物なので関東の冬は越えられないらしい。5本植えたうちの4本は2月の零下の気温に耐えられず枯死してしまった。だが一番奥に植えたのがサカキの陰になって霜を免れたのか、辛うじて生き残った。

4月中は気温が不安定だったので葉に元気がなかったが、5月に入るとつるを旺盛に伸ばし、葉を沢山つけてきた。しばらくすると見慣れない白いものがついて、成長するにつれてつぼみとわかった。昨年は熱心に手入れしても何事も起きなかったのに、放ったらかしたら花がついたのでちょっと微妙な気分。でもうれしい。
結構なボリュームに ヒョロヒョロと1本だけ つぼみからは花弁の色がわからない
今10個近くつぼみがついていて、次々と紫の花を咲かせている。Wikipedia では見ていたが、実物は初めて。予想より繊細な感じではないし、香りもない。一応実をつけるとパッションフルーツになるらしいが、食用の種類じゃないし、強い日光がないと結実しないようだから期待はできないだろう。
匂いはしない 咲き切ると後ろに反るらしい 花が終わるまで結んだり開いたり
茎というか枝も最大5ミリぐらいの太さになり、つるの伸びが早い。今年の夏は1本だけで十分遮光できそうだ。