7月忙しすぐる

先日、同人の相方とまたもやアキバで一泊。今月は妙に忙しいのでパスしようかとも思ったのだけれど、積もる話もあるので無理やりねじ込んだ。しかし仕事を1つ忘れていてさらにキツキツに。前日に何とか終わらせたけれど今度は台風まで来るし。もー。

練習不足で発表会の曲が絶望的に弾けないから今回はヴァイオリン持参。いつも相方は出張仕事を終えて到着するのが夜なので、その前に少しでも練習。ヤマハのサイレントを持ち歩こうかと思っていたのだが、実はサイレントの方が重いしミスタッチもわかりにくいので出発間際に Bugs Gear 号に変更。荷物が増えてめどい。

ビジホに夕方到着したらしばらくボーッとして、そのあとミュート(弱音器)をつけて練習。音が小さくなるとはいえ、隣の部屋にどの程度響くか想像もつかないので控えめに。なのであまり集中できなかった。でもようやくノンストップで最後まで課題曲が弾けるようになったから進歩か。って、未だそのレベルというところがヤヴァイ。

相方が来る前にサウナに入り、相方が来て食事したあとにまた入り、朝起きてまた入る。サウナは滅多に行かないのだが、追加料金が発生しないなら何回でも入る。なんというか暑さに耐えたあとの開放感がたまらなく好きなので。

ていうか仕事でも趣味でもあえて茨の道を選びたくなる私はマゾなのか。いや、私はそんな常磐道みたいな男じゃないはず(それは茨城の道だ)。相方との込み入った話はウヤムヤにしつつ、今回の話はこれで終わりっ。

パーコレーターで珈琲タイム

最近、家の片付けを手伝わされて1日遅れで疲れが出た。足の裏とか脇腹とか変な所が痛い。会社の仕事で精神的にも参っていたのでダブルパンチでノックアウト。昔は食って一晩寝れば治ったものだが、年を取るとさらにもう1回カラダを動かさないとダメみたい。さっき意味もなく地団駄を踏んだら足の裏のむくみは治った。

で先日、母が食器棚に溜め込んだ不要な食器類を処分しまくったときに失くしたと思っていたパーコレーターが出てきた。だいぶ昔に探しまくって結局見つからなかったもの。買ったのは恐らく25年前ではないだろうか。多分片手で数えるほどしか使っていない。

パーコレーターとはコーヒーを淹れるためのキャンプ用具。ストーブ(キャンプ用語ではコンロのこと)などに乗せてサイフォンの原理でコーヒーを抽出する。一度キレイに洗って熱湯循環させて乾かしたあと、試しにコーヒーを淹れてみることにした。

使い方は覚えていないが、いじっているうちにおぼろげに思い出してきた。9杯分入れられるサイズなのだが1人で飲むので3杯分の分量で。コーヒー豆と水を入れてガスコンロにかける。
  
なかなか湯が沸かないし、何より変化がよくわからない。そのうちコンコンコンと沸騰音がしてきて思い出してきた。フタのツマミが透明のプラスチックなのだが、ここからコーヒーが噴き出して見えたら出来上がりじゃなかったかなぁと。

シュンシュンと音が鳴り出してそのうちブジュッと間欠的にフタのツマミの窓から湯が噴き出すのが見えてきた。若干サイフォンらしい深いコーヒーの香りが立ってきた。でも一向に湯が茶色くなる気配がない。
  
しばらく待っても色が濃くならないのでちょっとカップに取ってみたら麦茶のような色だった。このままガスにかけ続けても薄いコーヒーがひたすら煮詰まるだけじゃないか? 短気な私は結局フタを開けてカップに湯を入れて上からドリップよろしく注いでしまった。ていうかこれならドリップで素直に入れりゃええやん。

そうやって出来上がったコーヒーは豆が古いせいもあるが微妙な味。サイフォンぽい深めの香りはしないでもないが、味は酸味と雑味が混じり不味くはないが旨くもない。そんなコーヒーをすすりながらネットで検索したら微妙に作り方を間違えていた。正しい淹れ方はこちら。そういえば昔使ったときにも味にムラがあったというか、使い方を間違えていたかもしれない。

というか一人で使うんじゃこんな容量要らないし。これならドリッパーかマキネッタ(火にかけて使うエスプレッソメーカー→以前のエントリー)を持っていった方がいい。と、思ったが、前述のサイト

寒い時期などは、アウトドアでドリップコーヒーを入れると入れるそばから冷めていってしまいます。

とあるから目的が違うということか。うん、結論。

キャンプ用品を家の中で使うな。

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5弦ヴァイオリンいぢり

最近、家の片付けを手伝わされていて自分のことができない。もちろん練習にも集中できないので自己逃避に走ってしまう。突然、こないだからケースにしまったままの5弦ヴァイオリンを思い出し、取り出していじりはじめてしまった。そんなことしてる場合じゃないのに。

久々にケースから出して調律をしようとしたらやたらにペグ(糸巻き)が渋い。調律を合わせてもこれまた弾きにくいったらありゃしない。放置していたせいで胴が全然鳴らない。小一時間もガーガーやってたらどうにか音は出始めたが今度は調律が狂ってきた。E線以外は全部ドミナントのヴィオラ弦なのだが、長さが余る分ペグに巻き付けすぎなのですぐに狂うのだろう。ヘリコアに5弦ヴァイオリン用のスチール弦があるらしいが、金欠で新しい弦は張れないので試しに切り詰めてみることにした。

ペグを1本ずつ外してはペグコンポジションでペグ穴を均し、弦の余り分をニッパーでプツンと切断。なるべく均等な間隔を空けるようにして巻き直し。5弦もあると狭くて大変なのでピンセットを使って穴を通したり間隔を揃える。うん、前より巻きやすいし前より格段に調弦しやすく音も安定するようになった。あとC線とG線の弦高差が少なすぎて隣の弦にすぐキッと触れてしまうので駒もカッターで削ってC線の高さを6mmから5.5mmにしてみた。

だがそれでも隣の弦に指を残したまま移弦するのが私の太い指だと非常に厳しい。弦の間隔は狭いし弓の傾きがシビアだしでこの楽器は弾きにくい。もしかしてこれって重弦(2弦以上を同時に引く)をメインにして使う伴奏楽器なのかもしれない。3弦同時弾きとか簡単だし。試しにやったらヴァイオリンらしからぬ物凄い音がした。あまりの摩擦力に弓の毛が1本切れたけれど。

と、そんなことをやっていたら全く課題曲の練習をしていないことに気がついた。出川哲郎みたいに「ヤバイよヤバイよ」と頭を抱えてしまったが、今日はもう眠いので寝ることにする。

練習、練習、また練習

私は基本ダメ人間なので間際にならないとやらない性質。だが楽器は一夜漬けなど通用しない世界だから日々の練習が欠かせない。ましてやヴァイオリンについてはプロですら1日サボると元に戻すのに1週間などと言われるぐらい演奏の腕を維持するのが大変と聞く。でもその理論で言うと私は1000年かけても上達しないことになるが。

何にせよ発表会が月末なのに今の所何一つ満足に弾けていない状況はかなりヤヴァイ。なので間際に結局バタバタしている。家の中だと蒸し暑くて気が狂いそうになるし、近所の人はこのクソ暑いのに私のまき散らす怪音を聞かされたら堪ったものじゃない。なので先日もまた河川敷に。今度はカインズホームで手頃な折りたたみイスを見つけたのでそれに座りながら練習した。うん、疲れないし快適。

しかしその時かどうかわからないが左肩がおかしくなってしまい、腕が肩より上に上げると痛い。これって五十肩か。親譲りの無鉄砲で子供の時から体を壊しまくっているのであちこちボロボロ。長生きはできないなと思うと焦ってまたペースを飛ばしてしまうので、生き急いでいる気がしないでもない。

それでも練習を止めたくないのはやはり好きなんだろう。英語のことわざ「Practice makes perfect」を「好きこそ物の上手なれ」に当てるのは中学の頃から抵抗があったものだが、やっぱり好きに勝るモチベーションはないってことで。