猫使い

仕事上がりスーパーに寄ろうと遠回りした帰り道、痩せてみすぼらしい猫がこちらを向いていた。近づくと若干警戒はしているようだが逃げる様子もない。猫可愛がりしたくなったので時間をかけて懐柔してみた。

猫は基本警戒心の強い動物。人懐っこい性格でもない限り飼い猫であっても他人に自ら近づくことはない。だが相当の人間不信な猫じゃない限り、以下の方法でなでる事ができる。

まず、できるだけ低姿勢の状態を保ちながら間合いを詰める。逃げるか逃げないか微妙な距離まで詰めながら、手の平を上にして首を掻いてやる仕草をする。世のほとんどの猫は首周りが痒いはずなので、向こうも徐々に警戒心を緩めてくる。この時注意しなくてはならないのは慌てないこと。そして手の平の向き。東洋式オーバースローの「こっちおいで」ではなく、西洋式アンダースロー「Come here」のジェスチャーでないとならない。これは恐らく猫側にとってみれば上から頭を押さえつけられるリスクを回避するためのものだと思われる。

じっくりと猫の首筋のむず痒さを刺激するよう、指をイソギンチャクのように動かしながらアンダースローカムヒア。猫が1歩近づいたら半歩と気づかれないように間合いを詰める。後ずさりをしたら止まりイソギンチャクのジェスチャー。猫がむず痒いのをガマンするのか、こちらが待ちくたびれるのをガマンするのかの根競べだ。

今回は警戒心が強めの猫だったため5分ほどかけてようやく首筋に触れることができた。あとは機嫌を損ねない程度に首筋をガリガリ掻き、抜け毛が飛び散るのを堪能すればよい。ただし頭の頂上はかなり気を許さない限り触らないようにしよう。猫のウィークポイント(痒い痒いポイント)は主に首の付け根や耳の付け根など「付け根」が多い。そのうち猫が痒いところを掻けとばかりに頭を押し付けて要求してくるので、そのリクエストに応えてやれば次回からは向こうから挨拶してくるようになるだろう。さあ、君もレッツトライ。

私のように上級者ともなると、尻尾の付け根というデリケートゾーンを刺激して猫を地面に転がして悶絶させることができる。ただしたまに噛まれたり爪で引っかかれることもある。強めの甘噛みは結構痛いしたまに手に穴が開くことも。なので真似して破傷風になって泡吹いて死んでも当方は責任負わないのであしからず。

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