つかの間の休日の午後

 母が使っていたセラミックヒーターが「ブチッ」と言って壊れたという。母は「直さなくてもいいよ」と言っていたが、カンタンに直りそうな気がしたので早速分解。中は案の定ホコリまみれだったので、掃除機やウェットティシューで徹底清掃。テスターを当てながら断線箇所かヒューズの飛びを確認。内部の導通は問題なさそうなのでAC100Vが来ているかどうか確認。何だかおかしいなとよく見たら、電源コードが融けて断線していた。何か重いもので圧迫して負荷がかかった模様。よく見るとジュータンが焦げて融着してるし。こんな単純なことに最初に何故気付かなかったのか、我ながら間抜け。それによく火事にならなかったものよ。

 そこらにあった未使用のプラグコードをブッタ切って内部の結線部分から丸ごと交換。つないでファンの回転とヒーターの動作を確認。さあ元通り組み立てようと思ったら、反射板の組付けがおかしく、ブリキがちゃんとはまっていないようだ。ついでだからとペンチで修正しながらきちんと組み上げたら、今度は本体に干渉してネジが閉まらない。なるほど、設計ミスを現場で適当に修正した結果のゆるい組み付けだったのか。どうりでバラした時から内部が歪んでいたわけだ。元のゆるい組付けに戻すのもシャクなので、板金修正して無理矢理収めた。

 モーター軸にグリスを塗って、コードが熱源やファンに干渉しないことを確認して組み立て完了。今、足下でテストしてみているが、今のところ異常はない模様。でも非常に非力。手を当てれば暖かいのはわかるが、50cm離したら暖房としての効果がない。ネットで型番を検索してみたが、2000円以下で売られているものだからこんなものなんだろう。ちなみに分解清掃と修理にかかった時間は1時間ちょい。新しいのを買った方が絶対安いなと思っていたら、母が帰って来て「新しいの2000円で買ったから、お前にそれやるよ」だそうな…

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