三寒四温

四文字熟語って使いどころが難しい。ロクに知らないので使えないけれど。

暖かいのと寒いのが交互に来ると左肩がビリビリと痛む。30の頃にローラーブレードで転んで左肩を脱臼してから季節の変わり目になると神経痛が出る。精神年齢は25から変わっていない気がするが、確実にカラダはジジイ化している。

愚痴っててもしゃあない。過去の反省は必要だが後ろばかり見てると前に進まない。湿布で炎症を抑えながらがんばろう。

M555b

以前から気になっていたロジクールのBluetoothマウスM555b。ひさびさソフマップへ行ったら安かったので購入。今はメインPCにこれを使っている。

ただ最初は反応が微妙に悪いと思っていた。ネット巡回など普段使いには違和感ないが、IllustratorやFlashでアンカーポイントとかをいじるような微妙な操作の時にはちょっと辛かった。たまにポインタが遅延するなどおかしくなるときがあって、一度マウスの電源をON/OFFすると直ったりする。まだやはりBluetoothってのは未完成の技術なのか? それともBluetoothキーボードも併用しているせいで混線しているのかな? と思っていた。

だが以前記事に書いたことを思い出し、もしやと思ってネットで調べたらBluetooth受信機とマウスのドライバのバージョンが上がっていた。1回有線マウス/キーボードをつないでそれぞれアップデートしたら多少動きがマシになった。Bluetooth機器で不具合が起きたら、捨てる前にそれぞれのドライバ(特に受信器)のアップデートを試すことをオススメ。

あとよく見たら長年使っているマウスパッドが歪んでいた。レーザーがどうやらその歪みも正確に読み取ってしまい、時々ポインタが飛んでしまっていたようだ。もしかして今まで使っていたマウスの方が逆に読み取りがシビアじゃなかったのかも。取っ払って机の天板に直接当てたら全く問題なくなった。なんだここが原因かっ。とりあえず現在のところグラフィックス用途でも快適に使えている。

ちょっとびっくりしたのがホイールをクリックするとノッチが無効/有効になってスルスルと抵抗なくスクロールするところ。ウェットティッシュで拭いたあとにジジジという抵抗がなくなったため初めは壊したかと思った。そういうものだと分かればシュルルーンと動いて気持ちいい。でも思ったところにピタッと止められない。私には使い勝手が悪いので使わないことにする。

電池は単3を2個使うが、今のところ添付のアルカリ電池で1ヶ月以上は使えている。マウスのドライバウィンドウからバッテリー残量までわかるし、残り少なくなると警告も出るらしい。昔の無線デバイスは電池がすぐなくなったものだが、今は電源入れっぱなしでも動かさないと勝手に自動でスリープするから便利だ。ただし席を外した後だとちょっと動かしてスリープを解除させる必要がある。またPC自体がスリープしてしまうとBluetooth受信機も寝てしまうのでBluetoothマウスやキーボードからスリープ解除ができない。最近のPCなら電源ボタンでスリープ解除できるが最初は焦った。

ちなみにBIOSでもBluetoothは認識しないので、しょっちゅう筐体を開けていじくる人には向かない。また何かの時に必要になるので既存のキーボード/マウスは捨てないように。

Bluetoothはまだユーザーが少ないせいかイマイチ普及していないようだ。でも使い始めるとBluetooth受信機1個つければ様々な機器がワイヤレスになってすっきりするし、色々な機器にも使いまわせて便利。特にBluetooth搭載ノートを使ってる人にはオススメしたい。もっとみんなが使って機能が向上して値段が下がるといいんだろうけど、それよりIEEE1934(FireWire/i.LINK)みたいに規格自体が廃れないことを祈ろう。

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トークンって何ぞや

1年に数回しか使わないジャパンネットバンクのトークンが更新になった。古いのは処分してくれとあるがこれは燃えないゴミでいいのだろうか・・・?

「トークン」というと海外の公共交通機関で使われる運賃支払い専用コインのことだと頭の隅の方の記憶にあった。いや、海外行ったことないので見たこともないけれど。どうやら印とか証みたいな意味があるらしい。何にせよ新しいものが出てくるたび、意味不明な横文字が増えるのはどうにかならんものか。

で、このJNBのトークンはネットで振込みとかする際に第二暗証番号として使うものなのだが、仕組みを考えた人は頭がいいなぁと。6桁の数字が1分ごとにランダムな感じで表示される仕組みになっていて、これと同じ仕組みがサーバーでも動いているらしい。ランダムに見えるが時間で同期を取って規則的に数字を入れ替えているようだ。公開鍵暗号とかRSAシステムなどと呼ばれているやつ。この数字がサーバーと一致しないと決済ができないようになっている。

昔読んだ本に「解けない暗号はない」って書いてあったのだが、このRSAも例外ではない。暗号/復号のアルゴリズムは広く知られているからコンピュータに計算させて時間をかければ解けるらしい。でもこのトークンで発行された鍵は1分しか有効じゃないから、解けた頃には無効になってるってことみたい。まあ現時点での話で、未解決のリーマン予想が否定されたり、並列コンピュータがもっと進化すると通用しなくなるらしいけれど。

そういえば最近デジタル放送のB-CASカードの暗号化アルゴリズムが解析されて有料テレビ見放題のカードが出回ってしまったとのこと。総務省が調査を始めたらしいが、実質その違法カードを無効にできる方法はなく、現行のB-CASカードそのものを廃止するぐらいしか打つ手はないらしい。どこぞの天下り団体が頭を抱えながら右往左往している図を想像すると正直愉快だと思ってしまうのは私だけか。

残念ながら解けない暗号はないし、悪用されない保証など一切ない。うーん、私もそろそろネットで長いこと使いまわしているパスワードを変更しとかないと・・・