スパム退治しながらサイトの引き際を考える

ここで使っているWordPressにはAkismetというコメントスパムをはじくプラグインを入れている。使い始めの頃は誤作動が多かったのだが、最近はかなり精度が良くなってきた。それでもくぐり抜けるspamもあるため、私はコメントにURLが一つでも入っていれば承認待ちにして即時投稿されないようWordPressで設定している。

spam判定されるコメントは大抵英語や意味不明のアルファベットの羅列+URLだったりするのだが、最近になって日本語のものが出始めてきた。文章を見るといかにも自動翻訳っぽい。英文のものもそうだが記事の内容に一切触れず、このサイトは素晴らしい的なことを書くのがこの手のコメントの特徴。どうせ読んでもいないのだろう。とりあえずネタ用にキャプチャしてから即刻削除。

この手のspamは宣伝のためがほとんど。以前よりは減ったがウィルスやマルウェアをバラ撒くためにリンクを貼りまくるボットも少なくない(過去記事:スパムボット)。もちろんそのリンクを踏ませるのが目的なのでけしてクリックしてはならないし、放置してはならない。リファラ情報(どのサイトから来たかというリンク元のURL)等を拾ってさらに自サイトへの攻撃が増える可能性がある。もちろん不意にリンクを踏んでしまう訪問者にも迷惑だ。

もしリンク先を確認したいときはそのURLをコピーして別窓にペーストして開くこと。ただしURLに「.cgi」や「.php」、「.shtml」、「.asp」、「.jsp」、「.do」、「」、「」などが含まれる場合は要注意。ビーコンを仕込んでどこのサイトからのリンクか特定できる変数を送ってしまう場合がある。やたらに長いURLや数字の羅列のあるものはページそのものを開かない方が無難だ。

Googleなどの検索エンジンは他サイトからリンクを数多くされているサイトを優良と認識してランク付けしている。そういったSEO対策のため、躍起になってあちこちのブログや掲示板にコメントを書き捨てる輩も多い。もしリンク先が当たり障りのないものであっても油断は禁物。検索上位に上がったところで何かをしでかしたり、ドメインを悪徳業者に売りさばくということをするかもしれない。いずれにしても節操のない宣伝活動をのさばらせるのはトラフィックの無駄だしネット全体の質を落としかねない(すでに落ちてるが)。見つけた時点で削除するのが管理人のマナーであり、使命だと私は思う。

時々spamコメントを放置したままのブログを見るが、垂れ流しもいいところだ。たとえリンクの貼っていない無意味な文字列でも何に悪用されるかわからない。サイト管理者たる者スパムフィルタリングを導入したり巡回チェックは欠かせないはずだが、実際はそういったことに無頓着な輩が多すぎる。もし自分で管理ができないのならさっさとコメント欄を閉じるか、ブログ/掲示板自体を閉じた方がいい。

イトコが腐女子だったのだが数年前に結婚して今は2児の母。無料サイトにオタク色全開のサイトを開設していたのだが、数年更新もせずに放置してあったので私から注意して削除を手伝った。無料サイト/ブログであっても提供会社がサービスを中止しない限り、利用者が放置しても削除されずに残ること。最近は削除前に「魚拓」と称して画面をキャプチャして保存されることもあること。匿名だからいいやと垂れ流ししたらとんでもないぞとイトコを脅したら青くなっていた。ていうか友人とコスプレしてピースサインしてる写真なんて自分の子供には見せられない黒歴史だし。まあ残念ながら Internet Archive には残っていたけれど・・・

だが管理人がこの世からいなくなって閉じられない場合もあるようだ。ふと思い出して某事件を検索し、その被害者のブログを見に行ってみた。まだそのまま残っていてコメント欄はspamコメントの温床になっていた。こういったブログを停止するには遺族の了解が必要らしく、たとえ無料サービスでも勝手に管理会社側で削除することはしないらしい。垂れ流したつもりでも残ってしまう非情な現実に私も薄ら寒い思いがした。でも私が死んだら数ヶ月以内に料金滞納で自動的に消滅するだろうけれど・・・まあ生きている間は人の迷惑にならない程度にこれからも垂れ流すつもり。

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