
先代の XJR1300 から使っていたワイヤレス充電ができるスマホホルダー、Kaedear(カエディア)KDR-M11A。
このホルダー、私の使っているスマホ 京セラ TORQUE G04 が厚すぎてハマらなかったので、プレートをペンチでムリヤリ曲げて使っていた。だがちゃんとホールドしなくて何度か走行中にスマホが脱落。日本最強スマホの TORQUE だったから後続車に踏まれても壊れなかったが、やはり気持ちよくない。
あとツーリングなどで長時間 Google マップのナビを使うと、ワイヤレス充電が追いつかない。その場合下の USB からケーブルをつないで給電すれば大丈夫だが、あまりスマートではない。
そんな訳でいい加減ホルダーを買い替えたいなぁと思っていたので以下を購入。また同じくカエディアの KDR-M14A。

厚さ 15mm のスマホまで対応しているので、厚さ 13.4mm の TORQUE でも大丈夫、なはず。
箱の中には本体と一緒に付属品もぎっしり。

古いホルダーを外そうとしたらボールジョイントが同じっぽいので、

そのまんま取り付けできそうかなと思ったが、

新しい方は本体側の穴のサイズが一回り大きく、ネジを締めてもユルユル。

うん、やっぱラクしようとするとダメだな。古いのを外し、付属のハンドルステーに交換することに。

今回は使用しなかったが、ミラーに取り付けるためのクランプバーも付属。親切設計。

ハンドルにクランプを固定する際に使うゴムのスペーサーも4種類あって、たぶんこれで大抵のバーには取り付けられそう。ジクサーには2番目に薄いやつが合った。

マスターシリンダーとのスキマが狭く、クランプを知恵の輪のように取り回し、なんとか装着。

ボールジョイントに本体を差し込んだら結構キツキツ。ということは走行中の振動でも緩みにくそう。

配線を取り回す前に位置決め。いい感じにガチッと取り付けられた。

スマホ脱着も以前のより早くて確実。TORQUE は側面にスイッチが集まっているためが、このホルダーはどこにも干渉しなくていい感じ。

ハンドルを目いっぱい切っても、タンクをギリギリかわす絶妙なポジション。

次に電源の確保。本体根元に接続端子(SAE コネクター)があって、ここでコードが脱着できるようになっている。

電源は前回と同じくバッテリー直結で。電源コードの先はギボシ端子。ここに付属のU型端子つきコードを接続。ギボシはプラスマイナスそれぞれ向きが逆になっているので刺し違えようがない。

つながっていたコードをピリピリと裂き、黒をマイナス、赤をプラスにまんまバッ直。もっとスマートにつなぎたいがめんどくさい。

コードをタンク下やカウルのスキマに通して車体に這わせ、無理に引っ張られたり干渉しないことを確かめたら、

毎度お世話になっております、ダイソーの100円結束バンドで固定。

夕方から作業を始めてしまったので、暗くなる前にサクサクっと適当に。


余ったコードはバッテリー横のスキマにまとめて押し込み、結束バンドでギュッと固定。

結束バンドで固定したのはこの4カ所。既存のコードに沿わせたので、たぶん問題はないかと。

あとはニッパーで余った部分をパチンパチン。

動作確認したら、おお、充電している。って当たり前。

でもバッ直なのでこのまま電源入りっぱなしかーい、と思ったら本体下にスイッチがあった。ここを試しにポチッとしたら電源が切れた。というかここまで説明書を読まずに作業。

スイッチの反応が鈍い、というより充電開始までのタイムラグがあるので「あれ、電源が入らないなぁ」などと何度も押してしまった。なおこれを執筆中、いまだ説明書を読んでいない。
で、本体側に SAE 端子があるということは、愛用している星乃充電器にもつなげられるんじゃね?

おお、サクッとつながった。

バッテリーから来ているコネクタにつなげて試しに充電してみたら、ちゃんと充電が始まった。これでいちいちシート外してネジ緩めてカウルを外さなくても、バッテリーの補充電ができるぅッ。やったね、加トちゃん。

本体側には外した際にショートを防ぐための防水カバーがついているが、あまり使い途はないような気がする。

本体下部の USB には常時給電しているらしいので、バッ直でバッテリー消費が気になる人なら使うかも。停車中、他人が勝手に使うかも知れないし。その際は上のように本体側じゃなく、電気が来ているバッテリー側のコネクタに被せよう。
あとは走ってみて、Google マップのナビの電力消費にワイヤレス充電が追いつくかどうか。検証のためにツーリングしたいが貧乏ヒマなし! タイヤも交換しているのにジクサーで全然走っていないぃッ!!
