VT復活!

 今日は配達員の呼び鈴に起こされて起床。ようやくヤフオクにて入手したメイン&タンクキーセット(送料込4,000円)がエクスパックで届いた模様。出品者によるとタンクのキーは単体で抜けないようになっており、タンクにセットすると抜ける構造とのこと。試しに合うかどうか目覚めきってない頭で確認。VT250Fインテグラのものなので、間違いないとは思ってたがピッタリ。寝直してから作業しようかと思ったが、いじりだすと止まらなくなって一気に組み上げ。

 どこかの馬鹿ガキの盗難のヒントになるので、取り付け手順はここでは省き作業完了。十数本あったネジは一つも余らなかったから多分大丈夫。エンジンも動くことを確認。ネンオシャチエブクトウバシメ料・イル・輪・ェーン・ンジン・レーキ・ラッチ・火類・ッテリー・締め付け)の順で点検を始める。ん? 何かおかしい…

 よく見たらクラッチレバーがポッキリ折れている。コンチクショー。どうやらエンジンかけようと引っ張り出して立ちゴケしたらしい。道理で盗難未遂直後にギヤが1速に入ったままで、ペダルに泥がついていたわけだ。恐らく盗もうとしたヤツも多少怪我もしたんじゃなかろうか。その傷から破傷風菌とサルモネア菌とブドウ球菌が入って2週間高熱と悪夢にうなされながら足から腐って●ねばいいのに。でも倒れたまま放置しなかったから、それは許してやろう。

 レバー以外は特に問題ない様子。このままにしておくのもイヤなので小雨の降る中、VTの試運転も兼ねてバイクショップへ。まずはクラッチレバーを探してみるが、適応表を見ると「VT250F」がない。ふっふっふ、そんなこともあろうかと出発前にあらかじめネットで調べておいたのだ。GB250クラブマンのレバーはこれだから、と…ゲーッ!(ゆで風)なんかカタチからして全然違うじゃん…

 こういうときはネットではなく、自分の目を信じるのが一番。バイクショップの駐輪場で工具を取り出し、その場でバラして現物を持って再入店。数十種類のレバーとを睨み続けること十数分。どうやらCB1000SF/T2用のレバーがシャフトの位置からしてドンピシャのようだ。VTにはなかったクリアランス調整用ネジとかついてるけど、それ以外は形状が一緒なので問題なかろう。まずは1本2,760円(高ッ)の会計を済ませ、すぐに自分で取り付けてみた。うん、ピッタリ。ついでなので自分で以前立ちゴケして曲げたブレーキレバーも外して現物合わせ。今度はFORZA・ナイトフォーク250用が合う模様。また1本だけレジで970円(安ッ)を払って取り付け。そんな入ったり出たりと不審がられたのか整備の店員さんが声かけてきたけど、親切にクラッチレバーは改良品だと教えてくれた。しかし左右でレバーの値段が3倍近い開きがあるのはすごいな、ホンダ。まあ前よりカッコ良くなったので良し。

 4度目の入店で今度はセキュリティロックを探す。いや、本当は一度で買い物済ませたいのだけれど、レバーの脱着で手が真っ黒になって手を洗うのに駐輪場に戻ったりしたので。結局今日はバイクショップの階段を5往復。

 ネットで検索して目星をつけていたのがニューイング製「スーパーセキュリティー バイクロックキーII」(4,252円、製品名長ッ)である。鍵穴に挿して鍵穴自体をロックして、イタズラを防ぐというもの。高いバイクならU字ロックで柱や地面に固定する方が安全だが、このオンボロバイクを盗もうと考えるヤツはドライバーでお手軽にバイク盗んで乗り回したいだけの、技術も頭もない珍走中高生or10代ニート。こうしておけばまた鍵穴を壊されることはあるまい。

 いや、正直言うとバイクに触ると高圧電流が流れたり、竹ヤリもやっとボールが落ちてきたり、チェーンソーで足が切断されたり、ピアノ線で首が吊るされるとか、バイクもろとも木っ端微塵に爆発する仕掛けとか作りたいけど、まあ今日はこれくらいでカンベンしてやろう…

ゴソウダンパーツ

 とりあえず、あんまり深いことを考えても疲れるし、どうせなら新品にしたいのでバイク屋に丸ごとメインキーのアッセンブリパーツを発注に行ってみた。パーツリストを出してもらい、製造番号からチェック。以前聞いたことがあるのだが、インターネットが一般に普及する前から、メーカーはパーツ発注をネットでしか受け付けていないらしい。パーツ番号を割り出し、ホンダの小売店専用ページ(一般の人間はアクセスできない)からチェックしてもらう。すると赤文字で「ゴソウダンパーツ」と出た。

 この「ゴソウダンパーツ」とは何かというと、在庫欠品のこと。つまり「発注システムの在庫登録がないから相談してください」ってことなのだが、相談したからといって探したり新しく作ってくれるわけではない。要は絶版パーツということ。1984年2月に発売開始されたVT250FEだが、私のバイクは製造番号 MC08-11400** というもの。軽二輪の場合、車検証がないので初年度登録が不明だが、型番からして間違いなく24年前のバイク。メーカーでも「いい加減、買い換えろよ」ってワケである。

 こういうときの裏技として、型番違いの類似車種のパーツを探して流用するという方法があるのだが、目星をつけたものはことごとく「ゴソウダンパーツ」になっている。むう。

 ということであればヤフオクで中古部品を探してみるしかないのだが、今のところ出ているのが状態が良くなかったり高かったりなので、しばらく静観しないとダメだろう。まあ通勤には使ってないし、基本ヒキコモリだしね。足がないと不便ではあるけれど。

 親のクルマでバイク屋の帰り道、ラジオから尾崎豊の「15の夜」が流れてきた。サビが流れる前にチューニングを変える。コンチクショー。

 帰宅後、もしかすると中を開けて改造すれば何とかなるかもな、と思ってバラしてみた。うわ、金属粉が。中のシリンダーを抜いてみようとしたが、引き抜けない。

 むー、こうなったらゼロから作るか…

思案中…

状態を見るためにまずはバラしてみる。
 
春香「名付けて、スイーツ号ですよ♪ スイーツ号!」
美希「ミキ的にはぁ、どんがらがっしゃん号の方がよかった〜って思うな」

てなわけで、分離したのがこちら。
これを取り出すまでに10個以上のボルトを緩めないとならない。
ヤフオクで「VT250 メインキー」と検索してみると、どうやらコネクタの形状が若干バリエーションがあるみたいで違う。VTZなどとは互換性がない模様で、初期型やインテグラのものに近い。中古で1200〜5000円程度だが、新品で買っても多分1万はしない気がする。

ちっくしょー。
このまま部品交換してまたやられてもシャクなので、とりあえず色々と思案中…ハンドルロックは諦めて、八万ロックのキースイッチにしてみるとか…

「バラしたはいいけど組み立てられるのかニャ?」

ひとやすみ、ひとやすみ

 だいぶ寒いらしい。先ほど飛んで抱きついてきて着地に失敗し、私の腹と足の肉に思いっきり爪を立ててそのままズリ落ちた。多少流血したが、まあ気にしない気にしない。

 ただ今、シナリオをプリントアウト中。本来ならば最初にする作業だと思うが、いきなり実作業を行き当たりばったりに進めてしまうのは昔からの悪いクセ。根本的に仕事の進め方が間違っている気がするが、まあ気にしない気にしない。

 昨朝、夜勤から帰ってきたらバイクの位置が変わっていたので、なんだろうと思ったらメインキーの鍵穴が壊されていた。むー、気にしない気にしない…

 気にするわ─────ッ!

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