バイクはタイヤを見ると大体その持ち主の技量がわかる。傾けて曲がる乗り物なのでタイヤが端までまんべんなく減っていれば、怖がらずにガンガン傾けて走っているライダーということになる。真ん中ばかり平らに減っていれば、ひたすら直線だけをバイクの性能に頼って飛ばし、なおかつ急ブレーキばかりかけている、いわゆる「直線番長」と陰口を叩かれるライダーであることがバレてしまうのだ。そしてその分岐線と言われるのが「ヘタレライン」と呼ばれるもの。

 写真を見るといわゆる「バリ山」と呼ばれる、新品タイヤである証拠のバリ(紐状のイボ)が見えると思う。その辺りの色が変わっているところがわかるだろうか。これが「ヘタレライン」である。タイヤの端(影になっているところが側面)まであと5ミリ残して新品のままというのがわかると思う。まだ倒し込みが足りない「ヘタレ」であることの証拠だ。前の持ち主のラインを1センチ以上は更新したが、未だバイクのポテンシャルを最大に引き出せていないのがちょっと悔しい(参考までに右はVT250のリアタイヤ最終形態)。

 で、前々回に食い逃した川越の太麺やきそばに、先日やっとありつけた。折しも川越まつりの前日とあって、川越の連馨寺内は出店の準備の真っ最中。またもや「休業中」の文字があったが、看板をよく見るとお店で食えるらしい。道路渡って小路入ったちょっと先に「小江戸茶房」という店があって、ちゃんと喫茶店風の店内で食えた。お店で食うと500円だが、オシャレ小鉢のサラダもついてくる。写真で見るとわかり辛いが、細めのうどんぐらいある太い麺は食べ応え十分。太麺に合わせてソースは辛め。若干果物の酸味も感じておいしい。具は挽肉がホンのちょっとしか入ってなくて、あとはキャベツのみという潔さ。家にお土産用にソースつき5玉セット680円を買って、晩飯にまた自分で作って食った。味にうるさいクセして3食連続カレーとか全然平気な人。

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