メッコール

 最近どうもテンションが低い。別に体調は悪くないし、仕事も一応こなしてはいるが、心に余裕がない。半分死んでしまっている。オラは死んじまっただー。メシはまずいしネーチャンはいないワ、ワー、ワー、ワーワー( ´A`)

 なんとかテンションを上げたいなと思っていたのだが、とある掲示板でメッコールの話題が出たので久々に飲みたくなった。以前通勤の途中、バイパス沿いにメッコールの自販機があったのでよく飲んだものだが、その自販機も消えて久しい。そうなると何だか急に今すぐ飲みたくなって仕方がなくなってきた。

 そんなわけでネットで検索してみると、やはりなかなか入手困難な模様。だが隣町に輸入販売元の会社があることを発見。さらに調べるとそれよりも家に近い(とはいっても5キロの)ところに自販機があるという情報を入手したので、ネットの地図で場所を特定して早速バイクを飛ばしてみた。

 しかしそこに販売元の自販機があるにはあったが、肝心のメッコールがない。やはり売れないからなのか。仕方ないのでそのまま販売会社に直行。何だかノッてきたぞ。わくわく。

 さらに十数分かけてバイクを飛ばし、販売元の会社に到着。夕闇に浮かぶ数台の自販機。バイクを止めて自販機に近づくと…あったあった、ありましたよ。ていうかアレ? ずいぶんとデザインが変わったような。ていうか日本国内唯一の輸入販売元のハズなのに、この場末な扱い。いやいや、これじゃどう考えても同じ値段出すなら横のコカコーラか、上のカルピス(しかも増量500ml)を買うよね。

 しかし私はそんなものに目もくれず、でも前の道路が抜け道らしく車が渋滞していたので、その目線は気にしながらメッコールのみをガコンガコンと大人買い。というかその販売会社のシャッターが開いていたので、いっそのことケース買いしてしまおうかと思ったが、さすがにそこまでの勇気はなかった。

 ワクワクしながら帰宅して、プシュッと開けてまずは一口。ぬぬ? 以前よりもおとなしくなった? 私が数年前に飲んだ時は銀色の缶のやつだったが、もっと炭酸が荒々しく、ノドを通り抜けたあとに麦茶のような香ばしい香りが鼻にツンと突き抜け、後味に甘ったるいものがいつまでも残っていた気がするが。

 何にせよ、巷で言われるほどマズくはない。コップに注いでみたがコーラよりは薄いナチュラルな色。「甘い麦茶のコーラ」という表現そのもので、偏見さえ除けばフツーに飲める。ていうかうまい。とかなんとか書いているうちに3本一気飲みしてしまった。炭酸はデブのソウルドリンクだしな。

 しかし何だな、商品写真のように撮影して、色調補正までして(一番上の画像もそう)どんだけ布教活動してんだか(あうあう、冗談になってない)。ちょっと元気になった気がして、まあ結果的には大成功(何が

ポインティング・デヴァイス

 人間がコンピュータと対話する上での架け橋ともなるヒューマン・インターフェイスの重要性は、PCの普及により近年軽んじられていた風潮がある。しかし直感的に操作できる iPhone の出現は、かつて Apple がウィンドウ・システムを採用した時のような人間の五感に近づけるという原点回帰であり、既存のものが再構築されたという印象を受けた。
 実を言うとコンピュータの性能は、人間が一般的な操作(ウェブ・ブラウジングや文書作成)をする場合に於いて数値はあまり重要ではない。もちろん体感速度は CPUやメモリ性能、ソフトウェアによって大きく変わるが、PCの性能は飛躍的な向上を遂げたため、現在市販されている一番廉価なものであってもさほど代わり映えはしないはずである。
 コンピュータの性能は数値によって比較しやすいが、触覚に値するポインティング・デヴァイスは数値化されにくい点に於いて割と軽視されがちで…

 …って慣れないことをしても疲れるのでやめ。要はマウスの話。

 私が現在メインで使用しているマウスは今は亡き、Justy のかなり前のものである。光学式が出始めの頃のもので、多分購入してから7年ぐらいは経過しているような気がする。横にヘンなレバーがついているが使ったことはない、というかメーカー自体消失しているのでそれを有効にできるドライバすらなかったり。ちょっと前に調子が悪くなったのだが、分解したら中に謎のサナギが入ってただけで、取り除いて清掃したらまた調子が良くなったのでそのまま使い続けている。ご覧の通りボロボロであるがまだ捨てない。要はそれだけお気に入りなのである。じゃあ当時そんなに高かったのか思う方もいるかもしれないが、これは秋葉原のPC専門店のワゴンセールで980円の品だったり。

 そんなマウスのどこがお気に入りなのかというと、とにかくデカくてスイッチが硬いところ。恐らく他の人が使用しても使いにくい代物だと思うが、私の手にはすごくなじむ。なかなかこういうマウスにはお目にかかれない。というか、ワゴンセールで売られるような一般に不評なマウスがどうやら私にはいいらしい。気に入ったので後日同じものをさらに2個買って職場で使ってたのだが、現在はこの1個しかない。一応似たようなマウスは予備で買ってあるが、とにかく動作するうちはこのマウスで行くつもり。その予備もワゴンセールで980円だけど。

 では安物がいいのかというとそうでもない。実はマウスパッドが高い。サンワサプライの3,000円近くするのを使っていたりする。というか普通のものでは耐えられないほどマウスパットにはうるさい。いろいろ試すのだが結局は高いのに落ち着いてしまう。マウスの性能なんてさほど変わるものではないと思うが、マウスパッドを替えると劇的に変わるので試して欲しい。いや1ピクセル単位でピタッとくるのはホント、気分がいいですよ。