鉄の爪

 家の中によくこのようなもの(下)が転がっているのだが、これはぬこの爪である。ウチのような多頭飼いだと毎日のように家の中にこういうものや毛、ゲロやゲロやゲロなど、色んなものが落ちているので気にも留めないのだけれど。

 観察してみると、積層状に古い爪がペロッと1枚剥がれたような感じ。まるで切れなくなったら折って刃先を新しくするカッターナイフの刃のようだ。こうしてぬこの爪は常に更新されて鋭く尖り、私の皮膚に食い込んだり切り裂いたりするんだね…なんちゅうケモノや。

ぱえりゃー

 本を整理整頓するヒマはないが、日記をつけるヒマはある。というか、今も書類作成の仕事を投げ出して書いてるんだが。

 こないだ記事用にパエリアに初挑戦。ネットで作り方を調べたが、材料や分量、さらに水の量までバラバラでどれが正しいのかわからない。仕方ないので直感に任せて作ってみた。水分が飛んだところで味見したら、米に芯が残っていたので、湯を足してリカバリ。そんなこんなでそれらしいものができた。

 早速試食してみるとウマー! やっぱり私って天才やん? シーフードってそんな好物でもないけど、海の幸とサフラン香るこの粒立ち感がありつつふっくらしたご飯最高やん。おこげも香ばしくてタマラン。ああ至福の味。中川を呼べーッ!

 ていうか、考えてみたらパエリア自体初めて食ったので、本当にこれで正しいのかわからなかったりする。でもウマイから良し!

棚上げ

 いろいろやってるようで実はやっていなかったりする。

 1ヶ月前ぐらいにアウトレット家具屋を覗いたら、前から欲しかった天井突っ張り型の棚があった。高さはいいんだが奥行きが浅く中途半端だなぁと思っていたら店長に「出物があったら連絡します」と言われ、先日忘れた頃に電話があった。取り置きはできないとのことで、仕事明けてすぐに買いに行った。

 引き取ったはいいが、何も準備ができていないので、部屋の中心に2分割されて鎮座している。今、体を曲げてそれをよけながら猫と一緒に寝ている状態。仕事がこの先詰まっていて、全く手をつけるやる気がない…

アフリカからの手紙

 個人情報保護的に画像とか晒せないんだけど、昨夜はアフリカから来た手書きの手紙を苦心して読んでいた。ボキャブラリーも貧弱なので半分ぐらい何が書いてあるかわからない。何よりも手書きの英文ってこんなに読みにくいものなのね。結局、PCで全部テキストデータに起こし、読み取れないものやスペルミスを英単語検索を駆使して埋めて、ようやく全文の意味を把握した。

 で、今度はその手紙の返信をテキストデータで打ち込む。自分が伝えたいことを動作として単純に分解し、英語の動詞に置き換えたあとに主語と目的語を適切に配置する。さらに主語がすべて I にならないように倒置して It などに置き換えるように文の組み立てを考える。3時間ほど夜中まで頑張ったが、力尽きて就寝。朝起きて見直すと、まだ自己主張の強い文になっていることに気づく。自分で始めたこととはいえ、これは何だかすごい労力だぞ。