ここ数日乗りなれない電車に乗ってあちこち出かけてきた。KMCの紹介のためにキンのツボにヴァイオリンの先生と一緒に行ったり、人の家のPCを診断しに行ったりとか。前も書いたが基本ヒキコモリなmezzoはそれだけでぐったり。

こないだ帰りの大宮でトイレに行きたくなってアルシェに寄ったのだが、この建物は5階のトイレしか開放していない上、THE NACK5 TOWN というCDショップの中を通過しないとたどり着けない。通り過ぎるつもりだけのつもりがこんなことに。CD4種8枚6,060円也。たまたま中古が10%引きセールな上、在庫処分的に投売りになってるものばかりだったのでついうっかりと。本屋とCD屋はこれだから危険だ。

最近は絵描きのBGMにPCのMP3ファイルばかり聴いていてCDの出番があまりない。作業用BGMはイージーリスニングでないと音に集中してしまうから。その反動か今回はマニアックな感じの洋楽ばかりチョイス。クラプトンとかジェネシスとかウィンウッドとか。その中でちょっと面白そうなのが輸入盤のオムニバスアルバム「Kings of Blues」。いわゆる古い音源の寄せ集め。ブルースってあまり聴くことはなかったのだけれど、新品5枚組2,000円が714円となっていたのでこれは買うしかあるまい。あれ? これってどこぞのおせち商法か?

しかし5枚組の割にはケースが薄い。なんだろうと開けてみたら納得、紙ジャケだった。おまけに保護用の袋にも入っておらず直にCDが入っている。さすが輸入盤。まあ聴くには不具合ないが、出し入れしてるとキズになりそうなので後でケースに別保存するか。

さっき出かけ前にとりあえず敬愛するレイ・チャールズだけ聴いてみた。おお、かなり初期の録音で声が若くて高い。聞き覚えのあるトラックも何曲かあって、確かLPでも持っているはず。この頃(と言っても何年頃だ?)のレイはナット・キング・コールの影響が大きいのでブルースっぽくはない。「じゃあ何?」と言われても答えようがないのだけれど。私にとってブルースとは「ブルーノートのペンタトニックスケールでコード3つの I – IV – V 進行の黒人の恨み節」ぐらいの認識しかないので。マディ・ウォーターズも入っているので、これ聴いてやるせないヴァイオリン弾けるよう勉強しときます。

しかし久々に行った NACK5 TOWN、工事シートみたいなので公開スタジオが隠してあるし、品揃えもどんどん少なくなっていくような。他じゃ見かけない割とマニアックなCDもあるんだけどね。渋谷のHMVが閉店したぐらいだからそろそろヤバイのかなぁ。そうなるとちょっと困る。そりゃネットで買えば大抵のものは入手できるけれど、音楽情報を常に追っかけていないと何買っていいかわからないし、店舗じゃないと知らなかったものを掘り出す楽しみも味わえないからね。今回もエリック・クラプトンとスティーヴ・ウィンウッドのライブ盤見つけたから即買いしちゃったし。買ったものの詳細とかはそのうち気が向いたら。

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