今日のレッスン

 なんかこないだからノドに違和感があるので、風呂入ったときに「カーッ・ペッ」を繰り返してたらノドで何かが破れて出血。文字通り血ヘドを吐きながらの練習になるがキニシナイ。

 先生に性格の良さが音に表れてるって誉められた。ますます調子に乗るが、左腕がレッスン中にビキーンとつる。くそう、こないだの枝打ちの片付けの疲れがこんなところで…柔軟運動を徹底しよう。

 ○本日のおさらい

  • ヴァイオリンが肩から落ちてくるのは体が開いている証拠。しっかり角度をキープして目線が楽器の方を向くように
  • 音階練習の移弦の際、1の指は隣に残したまま開放弦。ただし今は体が硬くてG線が痛いので指のフォームだけ残す
  • 上昇と下降、1と4の指の使い分けをはっきりと

 
 うーむ、財布に金がないと思ったら、今月はレッスン費2ヶ月分+入会金+ヴァイオリン修理代で5万弱かかってるからか。早く来い来い給料日。

楽器の休息

 ヴァイオリンの練習をしていると、トイレに立ちたくなることがある。それにそんな集中力があるわけじゃないし、なおかつ加齢で体も融通が利かないので度々休憩をしたくなる。そんなとき楽器を手から離したいわけだが置き場所に困る。何せぬこが出入りする部屋なので迂闊にそこらに置けない。机に置いたって飛び乗るし、以前も床に立てかけたらヴァイオリンケースで爪研いでいたし。

 譜面台に引っ掛けてぶら下げられると便利だなと思い、金具を買っていろいろ試してみていたのだが、今回ようやく納得できるものができた。DIYセンターにあるL字金具に健康器具などに使うスポンジ製のグリップをつけて、譜面台のネジで止めただけのもの。しかし、重力で両脇からネックを挟みこむようになるので意外にしっかり。ブラブラ前後に揺すると裏板が譜面台に当たるので何らかの改善が必要だが、これはこれでなかなか便利だと思うので、ぜひヴァイオリンの置き場にお困りの方はお試しあれ。

 ただし、高さ調整のネジにぶら下げる格好になるため、ヴァイオリンを引っ掛けたまま譜面台の高さを調整してはならない。ネジを緩めた途端、譜面台の板が落ちて思いっ切りヴァイオリンの渦巻きにぶつけるので。そのためヴァイオリンにちょっとキズがついてしまった…

魅惑の低音

 鴨居に引っ掛けたまま数年放置してあった、ヤフオクで数千円で買った壊れたエレキヴァイオリンをしまおうと、これまたそこらに転がしてあったヴァイオリンケースを開けたらこれが入っていた。ドイツのカール・ヘフナー製5弦エレアコ・ヴァイオリン。1993年製。10年前に水道橋の楽器屋で12万円で衝動買いしてしまったものだ。

 存在を忘れていた訳ではないが、以前弦の高さが高すぎて弾きにくかったので自分で駒を削ったら失敗してしまい、それ以来あんまりいじっていない。久々に調律して鳴らしてみたが、ネックがちょうどいいぐらいに反って弾きやすくなっていた。

 通常の4弦のヴァイオリンは上(右)からEADGとなっているが、このヴァイオリンはその下のC線が張ってあり、ヴィオラの音域もカバーしている。また弦楽器は高い弦を鳴らすとその下の低い弦が共鳴するため、これはE線を鳴らしてもC線まで響いてヴァイオリンともヴィオラともつかない音が鳴る。倍音がかなり響くので弾いてて結構気持ちいい。

 さらにこのヴァイオリンは駒にピエゾ・ピックアップが仕込んであり、横のピンジャックからアンプにつなぐことができる。とはいえウチにあるアンプは全て壊れたので鳴らすことはできないし、以前つないだ時は共鳴胴のハウリングと低音のバランスが悪くて全然ダメだった。ベース用のアンプを使うと音域的にはバランスがいいらしいが、試した事はない。

 ホコリを払ってしばらく弾いてみた。低音が響いて結構心地よい。でもしばらくしたら倍音とは違う何かヘンな音が聴こえることに気がついた。どうやら表板にハガレがあるっぽい。修理に出したいが、こんな邪道なものはどこに出せばいいんだろう? ていうかこないだの修理で金欠だし。何にせよ10年前の私よ、なぜこんな無駄遣いした?

 とか思いながらも、所有しているだけでなんかおもろいのでよし。またケースにしまって置いておくことにする。

今日のレッスン

 ヴァイオリンレッスン2回目。開放弦は終了したが3連符がまるでダメで凹む。Maia Bang vol.1の指を1本だけ押さえるレッスンに突入。誉められてちと調子に乗る。以下、自分用のメモ。

○本日のおさらい

  • 指板の先で楽譜を見るように。ていうか全然楽譜見ないで弾くクセを直さなくちゃ
  • 左手でネックを握らない。竿受けのY字棒のイメージで親指と人差し指のつけ根を使ってネックを支え、手の平はつけずに起こす。この方がビブラートもかけやすい
  • 弓は先から元までしっかり使う。特に元弓はギコッと鳴りやすいのでさらなる練習を
  • A線のボウイング位置がちと高い。手首の返しがまだまだ。接地面が45゚になるように
  • 引きはじめと終わりはスッと力を抜き、上手にブレーキを踏むように
  • 全音符重音はテンポを考えないでゆっくりと弓全体ムラにならないよう毛を使うことを心がける
  • ビブラートは腕全体、手首、指先でかけるの3種類。順にゆっくりな音、早いパッセージ、ハイポジションで使い分けるとのこと。腕全体を使うビブラートから始めるといいが、ただし音程がちゃんと取れていない今は適当ビブラート禁止
  • A線E線の左手ポジションは腕を移動しないで指の位置のみ変える。目からウロコ

 
 しかし、初心者レベルなのに音楽用語だけはやたら詳しいので先生もやりやすいんだかやりにくいんだか…