.DS_Store の呪縛

ウチにはMacOSとWindows 7/XP、Ubuntu と色々なマシンとOSが混在しているのでファイルが散逸する。NAS(LAN接続のHDD)もあるのでそこに一元化してもいいのだが、それも結構面倒な気がしてやっていない。

Mac/Win両刀使いでネットワーク共有かけている人ならご存知かもしれないが、Macintoshで一度ネットワーク上のファイルを表示させると、そのフォルダごとに .DS_Store なるファイルができる。このファイルはMac上の各フォルダ設定(フォルダオプション)、つまりフォルダの表示方法(一覧・カラム)やウィンドウ上の表示場所、ウィンドウサイズを保存している5KB程度の設定ファイル。特にあってもなくてもMacでファイルは開けるし、WindowsやLinuxにはそもそも全く必要ない。

これは隠しファイルなのでMac上はもちろん、Windowsのエクスプローラーでもデフォルト設定だと表示されない。だがシステムファイルを色々いじる人は隠しファイルを表示させるようにしているから正体不明のファイルが見えてしまう。毎回見つけるたびに気に食わないので削除はしているのだが、非常に面倒。人にフォルダごとデータを渡したいときに無駄だし、何よりもフォルダ開いただけで勝手にファイルを作られるのがうざい。何せ私は Thumbs.db とかもすぐ削除してしまう人。なんとかできないものかと検索したら、何てことはなく Apple のサポートサイトにネットワークディスク上で .DS_Store を作成させない方法があった。

 Mac OS X v10.4 and later:
 ネットワーク接続時に .DS_Store ファイルの作成を抑制する方法

Mac上のターミナル開いて

  defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true

をコピペして Return キー叩いて再起動するだけ。AppleTalk が主のネットワークでは、Mac上で不都合はあるかもしれないが、ウチみたいにWindowsが主のネットワークならば、NASにも変なファイルが残らないから便利だろう。ああ、これでスッキリ・・・と思ったけれど、いつもデータをテキトーにNASにブチこんでいるので、中身を整理しないと恐ろしいことになっているなぁ…

1998年の年賀状

先日ハガキの整理をしたときにこんなもんまで見つかった。1997年暮れに私が描いたもの。確か手書き風に見せておいて、コピー機で線画をプリントしてあとから水彩で塗ったものだ。

うーん、13年前か…なんか妙に頭デカイわ首細いわ鼻の下が三角だわ。だが私は羞恥心などどこかに置き忘れてしまった男。面白いから公開してしまおう。

郵便博士

まめちしきー。書き損じのハガキは郵便局に持っていくと5円の手数料払えば新しいのと交換してくれるんやでー。

昨日今日、ハガキの整理をしていたら大量に古い年賀ハガキや書き損じ、プリントミスハガキが出てきたので交換してきた。額面が40円のも数枚あったので、これも10円足してインクジェット用の普通ハガキに交換。でも考えてみればハガキじゃなくとも切手に交換した方が汎用性が高かったような…

mezzoはその昔、ネクラ*少年だったので道の石を拾っては岩石標本を作ったり、切手集めなど一人でできる遊びばかりしていた。今は興味がさっぱりなくなったので、押入れにコレクションがいっぱいあると思うが出して見ることもない。でも熱中していた頃は切手だけでなく、定形外郵便物の料金表まで覚えていたぐらい郵便局が大好きだった。記念切手より普通切手が好きで、使用済み切手を作るために1円切手(前島密)とか大量にハガキに貼って自分に送ったこともあった。小中学生の頃は博士を通り越して「郵便バカ」とまで呼ばれたものだ。

でも昔は切手収集って「趣味の王様」的な言われ方をしていた記憶があるが、今、収集家人口はどうなんだろうか。価値なんかも下がっちゃってそうだし。たまに郵便局行くと記念切手が大量に売れ残っているしね。

で、交換したハガキをしまおうと書類棚を確認したら大量の切手とハガキが出てきた。なんかディック・ブルーナの切手なんかシートであるし。数えていないけど数万円分ありそうだな。郵便を出す機会なんてそうそうないから、使い切るのは無理。もし私が死んだら、部屋の中には金になりそうなゴミも多いので遺産は要チェックだ。

*ネクラ=根が暗いの略。オタクという言葉がなかった頃はそう呼ばれた。

非常食

昨年スーパーで安売りしていたので何となく買ってしまったカンパン。源氏パイで有名な三立製菓製。カンパンなんて昔シルバーの非常持出袋内に入っていた期限切れのやつを食った以来。果たして何十年前のことだろうか。どんな味だか確かめたくなって非常でもないのに開封。

うん、最初はパサパサした硬いクラッカーのような感じだが、よく噛んでいると独特の香ばしさが出てきて旨い。思ったよりカチカチに硬くないし。氷砂糖がアクセントになっているようだが、こっちは普通に甘いだけ。カリポリと絵を描く合間に食って、フタしながら3日ぐらいかけて完食。おやつにはヘビーかもしれないが、飲食忘れて絵に没頭するとき、横にあるといいかも。

ところでウチにあった非常持出袋ってどこに行ったんだろ? 防災の備えなんて何もしてないな…