夏は大っキライ

私は冬生まれのせいもあるのか冬の方が好きだ。なので夏は大っキライ。汗はダラダラ出るし喉はすぐ乾くし飲んですぐお腹壊すし虫は多いしウチの猫はこっち近づかないで床に融けてるし布団にゲ■吐いてるし。

色彩は鮮やかでいいんだけどね。何? 35℃? ていうか私の子供の頃はこんな暑くなかったはずだよなぁ・・・誰のせいだ? 地球温暖化か? 政治か? 不況か? 社会のせいなのか? ムキーッ!

・・・カッカしてたらさらに暑くなってきた。やはり夏はキライ。

猫使い

仕事上がりスーパーに寄ろうと遠回りした帰り道、痩せてみすぼらしい猫がこちらを向いていた。近づくと若干警戒はしているようだが逃げる様子もない。猫可愛がりしたくなったので時間をかけて懐柔してみた。

猫は基本警戒心の強い動物。人懐っこい性格でもない限り飼い猫であっても他人に自ら近づくことはない。だが相当の人間不信な猫じゃない限り、以下の方法でなでる事ができる。

まず、できるだけ低姿勢の状態を保ちながら間合いを詰める。逃げるか逃げないか微妙な距離まで詰めながら、手の平を上にして首を掻いてやる仕草をする。世のほとんどの猫は首周りが痒いはずなので、向こうも徐々に警戒心を緩めてくる。この時注意しなくてはならないのは慌てないこと。そして手の平の向き。東洋式オーバースローの「こっちおいで」ではなく、西洋式アンダースロー「Come here」のジェスチャーでないとならない。これは恐らく猫側にとってみれば上から頭を押さえつけられるリスクを回避するためのものだと思われる。

じっくりと猫の首筋のむず痒さを刺激するよう、指をイソギンチャクのように動かしながらアンダースローカムヒア。猫が1歩近づいたら半歩と気づかれないように間合いを詰める。後ずさりをしたら止まりイソギンチャクのジェスチャー。猫がむず痒いのをガマンするのか、こちらが待ちくたびれるのをガマンするのかの根競べだ。

今回は警戒心が強めの猫だったため5分ほどかけてようやく首筋に触れることができた。あとは機嫌を損ねない程度に首筋をガリガリ掻き、抜け毛が飛び散るのを堪能すればよい。ただし頭の頂上はかなり気を許さない限り触らないようにしよう。猫のウィークポイント(痒い痒いポイント)は主に首の付け根や耳の付け根など「付け根」が多い。そのうち猫が痒いところを掻けとばかりに頭を押し付けて要求してくるので、そのリクエストに応えてやれば次回からは向こうから挨拶してくるようになるだろう。さあ、君もレッツトライ。

私のように上級者ともなると、尻尾の付け根というデリケートゾーンを刺激して猫を地面に転がして悶絶させることができる。ただしたまに噛まれたり爪で引っかかれることもある。強めの甘噛みは結構痛いしたまに手に穴が開くことも。なので真似して破傷風になって泡吹いて死んでも当方は責任負わないのであしからず。

華麗なるカレー

なんなんだろう、この暑さ。去年の記録的猛暑超えている気がする。こんな日は辛いカレーとか食いたくなる。そう、でっかいカツとかが乗ったボリュームのあるやつ。

だいぶ前から通勤用の靴がダメになったので、とりあえず買い替えのためにCBで炎天下へ。露出した腕がチリチリと焼ける。近所の靴屋で4000円の防水スニーカーを買った帰り道、ダイエット中だしどうしようと心は迷っているのに進行方向は自宅と反対方向の大宮市場へ向かっていた。以前ここで取り上げたキッチンニューほしのに着いてメニューも見ずに迷わず「ジャンボカツカレー(950円)」を注文。私の意思は強いのか弱いのか?

今回はランチタイムだったので一般客やサラリーマン風の人たちで盛況。みんなやっぱりカレーが多い。さほど待たずに揚げたてカツの乗ったカレーが到着。デミグラスベースのいわゆる洋食屋さんのカレーなのでそんなに辛くはないのだが、カハー、やっぱ旨いっ。味について詳しくは前回のエントリーに書いているから省略するけど、間違いない。店員さんたちが明るくニコニコしてるのもいいんだよね。やっぱり来てよかった。

でも最近ダイエットで胃が収縮したので最後の2、3口がちょっと苦しかった。レギュラーサイズでよかったかしらん? 本当言うとひき肉の激辛キーマカレーが食べたかったのだが後悔はしていない。だってこないだの検定試験の回答結果がネットで発表されたけど、余裕で合格ラインだったしね。お祝いってことで。カレーは辛いのが好きでも自分には甘い。

あ、今ホームページ確認したら「7月24日(日)午前10時より ジャンボカツカレーを500円のイベントを行います」だって。お近くの人は是非!(って回し者か)

オープンエア

このところの猛暑で家の中にいると気が狂いそうになる。クーラーを回せばいいことだが、昨今の電力事情と家庭事情(貧乏)があるのでずっと稼動させるわけにもいかない。なので楽器ケース(ヴィオラとヴァイオリンのコンビケース)を背負ってCBで飛び出した。 

最近はカラオケボックスとかで楽器練習している人もいるようだけれど、私は貧乏なので使用料0円の河川敷に。転んだらヒサンなことになるが甚平とサンダル、でもグローブとフルフェイスのメットというちぐはぐな格好で近所の荒川へ。ベタッと貼りついた汗が風で飛んで気持ちいい。橋の下の日陰に着いたら風もあって意外と涼しく快適。虫除けスプレーしまくって譜面立てて練習開始。

前にも書いたが表現力の向上のためフォルテッシモで弾けるように練習。力に任せると擦弦楽器の場合、弦の振動を抑えてしまって音が不快に潰れるばかりで響かなくなる。右手の運弓に集中したいので左手は添えるだけの開放弦(弦を指でおさえない状態)が主になる。だがこれは本人以外まるでつまらない音になる。ただ大きいばかりの同じ音の繰り返しは騒音でしかない。だが近くに民家はなく、モトクロスバイクの練習場があるぐらいなのでここならばどんなに大きな音を出そうと心配はない。なお、河川敷で練習したい人は騒音源が他にある幹線道路や線路の橋の下がオススメだが、先住民のレゲエのおじさんに注意。
  
ひたすらヴィオラで1時間ほど弾きまくる。去年に比べて確実に持久力がアップしたのがうれしい。弾いていると弓の毛は切れるわどんどん楽器が鳴るようになるわで楽しい。高温多湿な環境にも関わらず、楽器も嬉しがっているようだ。チョー気持ちE(古いな)。キイキイ鳴らしているうち、カミキリムシまで嬉しいのか寄ってきた(違

だが折りたたみの譜面台が時折吹く強風で度々倒れる。面倒になってきて後半はほとんど譜面を見なかった。つまりデタラメ練習。どうしても外での練習は家で出せない音量が出せる分、曲練習ではなく音質向上の音階練習(デタラメ全音階・半音階・移調)が主になってしまう。それでいいのかどうかは私にはわからないが、自分の頭の中で鳴っている理想の音に近づけるにはこういうデタラメ練習も必要かと思う。たぶん。

ヴァイオリンに持ち替えて薄暗くなるまで練習。合わせて3時間近くは練習しただろうか。イスや座れるところもないのでずっと立ちっ放し。肩や首はそんなに辛くはなかったが弦を押さえていた指がヒリヒリする。こんなになるまで私が練習するとは弦楽器の魔力おそろしや。でも生楽器は鳴らせば鳴らすほどそれに応えてくれるところがある。以前ヴァイオリン商の人も「よく練習する人の楽器が良く鳴る楽器」と言っていたし。今度は別のヴァイオリンを持ってそっちを思いっ切り鳴らすとしよう。

※夏場に外で楽器練習するときに要るもの欲しいもののメモ。

  • 倒れにくい譜面台・譜面を押さえるクリップ
  • 楽器ケースを置けるマットとか折り畳みイス(河川敷は地面がぐちゃってるときがよくある)
  • 飲み物(なるべく多目に、保冷剤あるとベスト)
  • タオル・制汗剤
  • 虫除けスプレー
  • 忍耐力、そして羞恥心を捨てる勇気

 
バイクはイスとか積めないからつらい・・・あと虫がキライな人、河川敷はオススメできないですよ。あとゴミとか捨てる奴、その場で舌噛んで●んでください。