以前から気になっていたロジクールのBluetoothマウスM555b。ひさびさソフマップへ行ったら安かったので購入。今はメインPCにこれを使っている。
ただ最初は反応が微妙に悪いと思っていた。ネット巡回など普段使いには違和感ないが、IllustratorやFlashでアンカーポイントとかをいじるような微妙な操作の時にはちょっと辛かった。たまにポインタが遅延するなどおかしくなるときがあって、一度マウスの電源をON/OFFすると直ったりする。まだやはりBluetoothってのは未完成の技術なのか? それともBluetoothキーボードも併用しているせいで混線しているのかな? と思っていた。
だが以前記事に書いたことを思い出し、もしやと思ってネットで調べたらBluetooth受信機とマウスのドライバのバージョンが上がっていた。1回有線マウス/キーボードをつないでそれぞれアップデートしたら多少動きがマシになった。Bluetooth機器で不具合が起きたら、捨てる前にそれぞれのドライバ(特に受信器)のアップデートを試すことをオススメ。
あとよく見たら長年使っているマウスパッドが歪んでいた。レーザーがどうやらその歪みも正確に読み取ってしまい、時々ポインタが飛んでしまっていたようだ。もしかして今まで使っていたマウスの方が逆に読み取りがシビアじゃなかったのかも。取っ払って机の天板に直接当てたら全く問題なくなった。なんだここが原因かっ。とりあえず現在のところグラフィックス用途でも快適に使えている。
ちょっとびっくりしたのがホイールをクリックするとノッチが無効/有効になってスルスルと抵抗なくスクロールするところ。ウェットティッシュで拭いたあとにジジジという抵抗がなくなったため初めは壊したかと思った。そういうものだと分かればシュルルーンと動いて気持ちいい。でも思ったところにピタッと止められない。私には使い勝手が悪いので使わないことにする。
電池は単3を2個使うが、今のところ添付のアルカリ電池で1ヶ月以上は使えている。マウスのドライバウィンドウからバッテリー残量までわかるし、残り少なくなると警告も出るらしい。昔の無線デバイスは電池がすぐなくなったものだが、今は電源入れっぱなしでも動かさないと勝手に自動でスリープするから便利だ。ただし席を外した後だとちょっと動かしてスリープを解除させる必要がある。またPC自体がスリープしてしまうとBluetooth受信機も寝てしまうのでBluetoothマウスやキーボードからスリープ解除ができない。最近のPCなら電源ボタンでスリープ解除できるが最初は焦った。
ちなみにBIOSでもBluetoothは認識しないので、しょっちゅう筐体を開けていじくる人には向かない。また何かの時に必要になるので既存のキーボード/マウスは捨てないように。
Bluetoothはまだユーザーが少ないせいかイマイチ普及していないようだ。でも使い始めるとBluetooth受信機1個つければ様々な機器がワイヤレスになってすっきりするし、色々な機器にも使いまわせて便利。特にBluetooth搭載ノートを使ってる人にはオススメしたい。もっとみんなが使って機能が向上して値段が下がるといいんだろうけど、それよりIEEE1934(FireWire/i.LINK)みたいに規格自体が廃れないことを祈ろう。