以前アキバの怪しげな店で買った780円の中国製ノーブランドのBluetooth USB アダプターが死んだ。サブマシンのXPに使っていたのだけれど、最近になって起動時に「Bluetooth 機器をつなげてください」のようなエラーが出て、ユーティリティを再起動しないと使えなくなった。稼働率の低いマシンだし、ごまかし使っていたのだが昨日とうとう動かなくなってしまった。ドライバを入れ直しても「デバイスの起動に失敗しました」みたいなエラーが出てしまい、認識したとしても Bluetooth キーボードを認識しない。やはり安物はダメだな。
一方、メインマシンの Win7 につなげているバッファロー製は今のところノントラブル。とは言っても最初 OS のデフォルトのドライバで動かしていたら Bluetooth キーボードがチャタリング(*注)を起こしてしまう現象が発生。説明書を読んだら Windows 7 はサイトから別途ドライバをダウンロードしてくれとあったので、落としてインストールしたらチャタリングを起こさなくなった。東芝製ドライバのようだが、今は安定動作している。
チャタリングが起こるのはエレコムの Bluetooth キーボード TK-FBP014BK の初期不良のせいかと思っていたが、まさか Bluetooth 受信機の方とは。原因がわからなくて正常に使えるようになるまで相当時間がかかってしまった。無線は見えない分、障害の切り分けが難しい。いずれにせよ Bluetooth 受信機は Windows デフォルトのドライバを使うと不具合が出やすいとの事。Bluetooth は普及がイマイチなせいかドライバや機器の相性が出やすいようだ。
ちなみに前述のノーブランドの安物にはドライバがついていないどころか、会社名すら記載がなくてドライバが落とせなかった。買うならちゃんとしたメーカー品の、それもきちんとドライバが用意されているものを買った方がいい。あとでサブマシン用にちゃんとしたの買わないとなぁ。
なお Bluetooth キーボードは BIOS で認識しないため、OSが起動しないと使えない。BIOS 設定の際には別途有線キーボードを使わないとならない。また起動直後やスリープ状態からの復帰には一度 Ctrl とか Alt とかキーを押して2秒ほど待たないとキーを認識しない。ちょっと面倒かなと思ったけど、慣れてしまえばそんなでもないし、使い始めればタイムラグはないので問題なし。
やはりマシン2台を切り替えて使えるのは便利。タブレットで絵を描くとき、文章/プラグラムを打つときにキーボードをあちこち動かすことになるがワイヤレスだとストレスがない。疲れたら机に足を投げ出してヒザの上に乗せてキーを打つこともできるし、やはりワイヤレスはいい。
Bluetooth でなくても無線のキーボードはあるが、CPU 切替器や USB HUB につなぐとワイヤレスはエラーになりやすいとのこと。私のように2台以上のPCを1台のキーボードで兼用したい方は Bluetooth を増設してエレコムの TK-FBP014 とか TK-FBP013 を使うのがおすすめ。でもこのキーボード、パンタグラフ式のペタペタしたキータッチやコンパクトに収めるための特殊なキー配置などかなりクセがある。ノーパソも使ってる人なら多分問題ないと思うけど、通販でいきなり買わずに店頭で確かめてから手を出した方が無難。
というかキーボードってこだわり始めると自分の用途と好みと機能が一致するものを見つけるのが難しい。エレコムのこれに慣れたら他のが使えなくなりそうで怖い。あとマウスも複数台切り替えられるものがあったらいいのに。一度ペアリングしてしまうと他のマシンと同時に使えないからなぁ。どうも周辺機器ってそれぞれ帯に短し襷に長しのものが多い。
*チャタリング・・・キーボードのスイッチの不具合等により、1回キーを押しただけで「aaaaaa」などと連続して勝手に入力されてしまう現象。とてもうざい。