Ubuntu 10.10 にも Bluetooth 導入

先日買った Bluetooth USB アダプタを、ほとんど稼働することがない Ubuntu マシンにも導入してみた。その前に起動してアップデートを確認したらいつの間にかOSが 10.4 から 10.10 になっていた。遊んでるマシンにお遊びで入れたとはいえ使わなすぎ。

挿してみたのは アドテック Bluetooth アダプタ AD-BTA2。バージョン2.1+EDR クラス2と規格は古いが、激安な割にレビューを見ると評判も良いのでこれをチョイス。ていうかこないだ壊れた中国製ノーブランドより安いやん。

ドライバ類は Windows 用なので Ubuntu には使えないが、この製品にもちゃんと 8cm CD が添付されている。ただし説明書もついていないし微妙に本体プラスチックの成形もショボい。Ubuntu マシンに挿して起動してみたが特に画面に変化は現れない。ちゃんと認識しているのだろうか? 試しにシステム>設定>Bluetooth から Bluetooth 設定の画面を開き「新規デバイスの追加」をクリック。あとは進む進むとクリックしてみたらちゃんと「TK-FBP014 series」と認識されている。出てきたキーボードの名前をクリックしてPINコードを入力してエンターを押すだけでちゃんとペアリングした。カンタンすぎてあっけないぐらい。

で、現在この TK-FBP014BK でこの文章を入力しているが、チャタリングも遅延もなし。これで3台のPCが1つのキーボードで兼用できて、ショートカットキー(Fn+F1~F3)で切り替えられて打鍵感も変わらず快適に。マーヴェラス。

ただし Windows と違ってパネルに接続状態が通知されないのが分かり辛い。それに他の PC と切り替えて使っていると反応してるのかどうかわからなくなって色々と不便だ。もしやと思い Ubuntu ソフトウェアセンターから「bluetooth」で検索かけてみたら Bluetooth マネージャ(Blueman)というのがヒット。これをコマンドすら打たずに「インストール」をクリックしたら、インストール後に再起動もせずにパネルに接続状態の通知アイコンが現れ、接続時にはグリーンのランプ(?)が光るようになった。エクセレント。

これでようやく机上のキーボードが1つになってスマートに。しかしマウスで現在複数台のPCで切り替えて使えるタイプの製品はないようなので、マウスが3個並ぶことに。使わないときは横にどかしとけばいいんだけど、ちょっとそこだけがスマートじゃない。

ちなみにこの Ubuntu、画面が真っピンクでファンシーな感じになっているが、萌えぶんちゅというデスクトップ環境を気まぐれに入れてしまったから。入れたはいいがピンクが目にドギツすぎてちょっと後悔。いや、色違いバージョンもあるんだけどね。お遊びマシンなので奇抜なぐらいが楽しいよね。多分。

Bluetooth 元年

Bluetooth 機器というのは1つ買うと色々欲しくなるそうである。ご多分に漏れず私の周辺にも Bluetooth モノが増えてきた。とは言ってもPCにつなぐUSBアダプタ(ドングル)ばかりだが。

以前から使っている EeePC や iBook は Bluetooth 標準装備なのだが「数十センチも離れてないのに無線なんて」と思って使わなかった。だが EeePC にオマケでついていたマウスがイマイチ使い勝手が悪く、さらにタッチパッドやクリックボタンの操作感がハンパなく悪いので、たまたま安売りしていた Bluetooth マウスを以前購入。これを使っているうちに考えが変わってしまい、昨年末より Bluetooth キーボードをデスクトップに使い始めている。

ワイヤレス機器の一番の不安要素は電池の持ちだが、使用頻度が低いとはいえ意外とほとんど減らない。こまめに電源を切っているのもあるがエネループに替えてから数ヶ月~半年は充電せずに使えている。昔は待機電力だけで消耗して使い物にならなかったものだが、今はかなり改善されているのだろう。稼働時間を数えたことはないが、電源が入ったままでも電池の消耗は抑えられるようだ。昨年暮れに買ったエレコムの Bluetooth キーボード TK-FBP014BK に至っては電源もずっと入れっ放しだが、添付されていた単3電池2本が未だ切れない。

先日壊れた中国製ノーブランドの代わりにサンワサプライ Bluetooth USB アダプタ MM-BTUD27 を購入したのだが、今度のはバージョン3.0。どういう構造になっているのか知らないが、こんな小さくても10m電波が飛ぶらしい。というかクラス1だと100m届くとか。家がそんな広くないわ。さすがにもったいないのでメインマシンにつなげていたバッファローの2.0をXPのサブマシンに移し、こっちの3.0をWin7のメインマシンに。添付されていたサンワサプライのドライバ(スタック)はモトローラ製。バッファロー添付の東芝製スタックより設定画面がスマートな感じ。

ついでに Ubuntu マシンも Bluetooth 対応にしようかと思って激安のアドテック Bluetooth アダプタ AD-BTA2 も一緒に購入。もし Ubuntu で認識しなくてもこれなら安いしね。

久々のアマゾンだし、さらに Bluetooth ヘッドフォンかレシーバも買おうかと思ったのだけれど、さすがに年度末は金欠気味。衝動買いは控え、その代わり以前から気になっていたAKGヘッドフォン K240 の純正カールコードを買った。結構ケーブル類ってかさばるし、まとめればちょっとの移動で引っかかるしで面倒だったが、これならビヨンビヨン伸びて快適。かと思ったらケーブルの重量+バネでちと重い。まあいちいちPCやヘッドフォンアンプのジャック差し替えずに本体の根元で差し換えられるのでこれはこれでいいか。なにせAKGのミニプラグ→標準プラグ変換アダプタってネジになってて差し替えが面倒だから。

でもワイヤレスだとBGMをノンストップのままコーヒー淹れに行ったりトイレに行ったりできそうでいいなぁ。ああ、久々に物欲がフツフツと沸き起こってきた。

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カモたま

岡山の友人より自家製というか、友人宅で飼っている合鴨のタマゴを頂いた。奥サマのメモによると生食がオススメだそうで、塩素で殺菌消毒してクール宅急便で厳重梱包されて届いた。外観は鶏卵のようだがL玉より一回り大きい感じ。

さっそく昨夜すき焼きにて賞味。うっわ、殻というか中の膜が硬ぁっ。下手するとこんな厳重に梱包しなくても割れなかったカモ。割ったら中がこれまたすごい弾力。箸でかき混ぜようとするが白身も黄身もハンパなく強い。普通のタマゴがカシャカシャなら、これはブリュンブリュンって感じ。

最初は白いご飯に少量かけて醤油をポタリ。気になる匂いとかはとくに感じなかったけど味は濃厚。すき焼きに絡めるとこれまたハンパなく絡むのでチュルルンと頂ける。タマゴそのものの味まではよくわからなかったけど、食感はすごい。半ば野生のように雪中を走り回り、池を泳ぎまくっている鳥のタマゴってハンパないな。

てなわけで珍しいものをありがとうございました。

シングルタスク

何でもマルチにこなせそうに見える私ではあるが、実のところ不器用な脳の作りだったりする。クルマやバイクに夢中になった頃は生活のすべてがそこを中心に回っていたため、稼いだ金の大半をそこにつぎ込んでいた。20代の頃、仕事を2件掛け持ちしたことがあるが、片方がおろそかになってクビになったこともあった。何かに集中すると片方がダメになるらしい。

何か1つのことに集中しすぎると生命活動を維持することすら忘れてしまう。こないだも夜中に絵を描いて、Photoshop の保存をかける待ち時間になって初めてトイレを我慢していることに気付いた。おかげで未だ膀胱が痛い。ときどきうっかり12時間ぐらい連続作業してメシを食うことすら忘れていたりするので、立ち上がった途端にふらついたり、火鉢の炭が燃え尽きて室温が10度以下になっていたり、体中が硬直していて激痛が走ったりする。我ながら非常にあぶない。間違いなく長生きできないな、こりゃ。

で、最近ずっとそんな状態で絵に集中しているのでヴァイオリンがおろそかになっている。じゃあ絵を描いている合間に気分転換にヴァイオリン練習をしてみることはできないのだろうか。脳の使っているところが違うし、体を動かすのだからよさそうな気がするのだが。と思ってやってみたが今度はヴァイオリンに集中しすぎて肩が凝り、絵を描く体力がなくなった。ダメだこりゃ。