先日購入したジャイロキャノピーはヘッドライトが暗い。バルブが白熱電球(PH7/T19L 12V 18/18W)でハロゲンですらない。ワット数がブレーキ灯(T20 ウェッジ球 12V 18/5W)とあまり変わらないから、最近の車の LED 車幅灯より暗い。まさに昼行灯(ひるあんどん)。仕事の帰りが22時過ぎで街灯の少ない田舎道を走るのだが、これではちょっと心もとない。
ジャイロに使われているヘッドライト球の規格は PH7 とか T19L とか μ84 というヤツ(名称統一しろ)。色々検討して Discover winds 超高輝度 PH7 LEDバルブを購入。2個で3千円ちょっと。7W なのでバッテリーにも優しい、かも。
届いたはいいが箱入りではなく、Amazon 茶封筒の中にプチプチで包んだのみ。最近の Amazon って梱包がいい加減。
Amazon の商品写真で見るとアルミ削り出しの高級感があったが、実物は梨地でもっと安っぽい。どうせヘッドライトレンズの中に入るのだから、点灯すれば気にしない。
レッグシールドのフタを横にスライドするだけでヘッドライト球にアクセスできるが、指が太いとなかなかソケットが外せないしハマらない。こんな時は白魚のような細い指が欲しい。結局バルブがつかめず、ラジオペンチで挟んで脱着した。エンジンをかけて無事点灯を確認。白く光って心なしか精悍な顔つきになった。
夜に点けてみるとこんな感じ。
昔の原付のヘッドライトはバッテリーから給電されず、レギュレーター(ジェネレーターで発電した交流を直流にする装置)直結だが、IC 制御なんかしていないから電圧が安定しない(脈流)。走り出せば問題ないが、アイドリング時はチラチラ点滅する。今回付けた交流(?)対応じゃないとすぐ切れるかも。コンデンサを並列すれば、LED が長持ちするかもしれない。
と、電気素人のウンチクはともかく、夜間に走ってみたら道路の白線がくっきり反射するほど明るくなった。これで畦道に間違って入って田んぼに突っ込むことはないだろう。なぜだかハイ/ローに切り替えても明るさが変わらないのはご愛敬。
で、今の所バッテリー上りはしていないが、いつもの星乃充電器でサルフェーション除去も兼ねて補充電。するとバッテリーに変な青い養生テープが…
ナニコレ、バッテリーにゲタ履かせている。
装着されていたバッテリーは YT4L-BS。調べたらジャイロのバッテリーは YTX7L-BS が指定されている。高さが全然違いますやん!
本来容量が 6Ah のものであるはずなのに、半分の 3Ah しかない。さらに YT4L-BS は同じ容量の YTX4L-BS のより始動性に劣る型らしい。以下ユアサのホームページにも注意書きが。
ご注意
お取扱いの前に、下記をご確認ください。
YTX4L-BSとYT4L-BSでは、サイズ・容量が同じですが、バッテリーの性能が異なっており、YTX4L-BSの方が高性能タイプで始動性能に優れています。
GS ユアサ – バイク用バッテリー
新車搭載がYTX4L-BSの車両にYT4L-BSを搭載されますと、早期エンジン始動不能やバッテリーの短寿命の原因となりますので、YTX4L-BSをご使用されますようお願い致します。
ナンジャコリャ。ジェネレーターの発電能力が落ちたから、わざと低容量のをつけているってか? ンなコトしねーよッ! うーん、開けると何か出てくるなぁ…
いずれバッテリーは交換するとして、次は足回りの整備をしなくては。そう思ってメルカリでバリ山タイヤ付きの中古フロントホイール(チューブレス化済み)を5,555円で購入。本当はショックアブソーバーも入れ替えたいんだが、うーん、次々と出費が…