フロントとほぼ同時進行でリアのスノータイヤも準備。こちらもヤフオクでフロントと同じ出品者からダンロップのスノータイヤ、D501A 130/90-6 を同時購入。

まだヒゲも識線も残っている未使用品

1本税込2,200円。2006年と2016年製造と古めのタイヤだが、保存状態は良くて新品同様。結局前後合わせて 7,260円と、新品1本分の値段で1台分揃えられた。

リアホイールについてもヤフオクで中古品を購入。2個組で割と状態が良く、なおかつブレーキハブ付きのものを見つけた。競争相手もなく11,000円で落札し、送料含め12,130円で購入。

サビも少なく、変形もなし

またミニカー登録に必須な40mmスペーサーもヤフオクで購入。今ジャイロに付いているものを流用しても良かったのだが、状態が分からないし、外してまた組み付け直すのも面倒そうなので。こちらは未使用品のアルミ製で、ステンレスボルトも付属して送料込み6,000円。

アルミ削り出しで結構重い

2ストジャイロ(形式 TD01/TA02)の後輪は6インチの合わせホイール(6×4.00J)。合わせホイールとはカップ麺を2つ合わせたような構造で、ボルトを外すとパカッと2つに分割できるようになっている。

日清焼きそばUFOのカップを2つ合わせたような
created by Rinker
日清
¥1,809 (2024/12/04 21:14:33時点 Amazon調べ-詳細)
ホイールを止めているボルトは3本で、ハブ(ブレーキドラム)用は6本、計9本のボルトを外す

ちなみに4ストジャイロ(形式 TD02/TA03)のホイールは8インチ(8×4.00J)でチューブレス仕様(130/70-8)。ブレーキドラム一体型で分解はできず、2ストジャイロとはまったく互換性がない。

2017年式 ジャイロキャノピー 後輪にボルト穴はない

なお同じ2ストジャイロでも、初代ジャイロX(前タイヤが8インチのタイプ)はハブボルトの穴が3つしかない。これまた他のジャイロと互換性がないので注意。

1982年式 ジャイロX 後輪のボルト穴が3+3で計6穴

購入したリアホイールは比較的キレイだったので、そのまま使用しても問題はなさそう。でもせっかく塗料も残っているので再塗装してみた。まずは目立ったサビや汚れをワイヤーブラシで落として、

このぐらいでカンベンしといたろ

フロントと同様、サビ止め塗料を噴射。

薄くまんべんなく
何回かに分けて裏表しっかり防錆

防錆塗料が乾くまで3日以上置いてから、今度はシルバーを吹き付け。

さらに1日置いてクリアーで仕上げ。フロントタイヤ組付けの際に剥がれると思って厚めに吹き付けたら塗料が足りなくなったので、クリアーはもう1缶購入した。なおシルバーの方は1缶で1台分余裕で間に合った。

いい感じに仕上がった

アルミ削り出しのスペーサーは、アルマイト加工などしていない様子。将来サビて白く粉を吹きそうだから、こちらも防錆のためクリアーを軽く吹いておいた。

薄く内側もまんべんなく

ブレーキハブの方も再塗装。軽くワイヤーブラシでサビ取り。

ライニングやハブの部分も汚れていたのでクリーナーで清掃。楽天で安く売っていた AZ のブレーキ&パーツクリーナーを試しに買ったら、容量もいっぱいあるしめちゃ落ちる。めっちゃ大量めちゃ感無量。

ハブはブレーキで熱を持つだろうから、ホイールカラーではなくクレの耐熱塗料を吹いてみた。車軸のスプラインとライニングだけは簡単にマスキング。ホイールもこれでよかったかもしんない。

created by Rinker
KURE(呉工業)
¥991 (2024/12/04 21:14:37時点 Amazon調べ-詳細)

塗装して数日経ったので今度はタイヤの組付け。チューブは IRC(井上タイヤ)の新品を用意。

やっと楽しい組付けの時間

タイヤの回転方向とチューブバルブの向きを確認して、まずはタイヤの中に押し込む。

中で折れ曲がらないように

折れ曲がっていないか注意しながら、軽く空気を入れておく。こうしておかないとホイールにチューブが挟まって、空気を入れた途端に破裂する(自転車で経験済み)。

チューブバルブが表に出るよう、穴に差しこむ。

元のボルトは表面がちょっとくすんでいるぐらいで、損傷はないから再利用。

右の短い方。左のハブ用のボルトはスペーサーを入れるので使わない。

ボルトを手で仮止めして、

ネジ穴をなめたり、斜めにならないよう少しずつ均等に仮締め。

トルクレンチで本締め。合わせホイールを固定するボルトの締付トルクは26N・m。

回転するところなので、締め忘れとかダメ、絶対

ボルトはちゃんと締まったが、ホイールがこれだけ浮いてしまっている状態。

でも問題なし。空気を入れればこの通り。

シューーー
わずかにメリメリメリという音
静かに注入終了

標準空気圧は 175kPa だが、空気漏れなどないか確認のため 200kPa 入れておいた。このスノータイヤは回転方向があるので、もう片側は逆になるように組んだ。こうしてようやくタイヤ組付け完了。

カッコイイ

ということで、今日はここまで。スノータイヤを用意するだけでどれだけ手間かかってんだか…まだまだ雪道デビューの道のりは遠い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)