油まみれ

 昨日はSRXの軽整備。所々気になる所をグリスアップしてみた。VTは油圧クラッチなのだが、SRXはワイヤー式。クラッチが重いと感じていた。引取った日の帰り道で筋肉痛になったし。その後レバーの位置調整やらスプレーグリスを吹いたりして改善したのだが、この日もダメ押しでさらに念入りに吹いてはニギニギ。

 次にスロットルワイヤー。リリースワイヤー(戻り用のワイヤー)もあるので、スイッチAss’yバラしてシュッシュと吹いてグリグリ。遊び調整も行ったら今度は効果テキメンで、かる~く回るようになった。左右のスイッチやレバーの位置も調整して、やっと自分に最適なポジションが見つかった気がする。

 スピードメーターのワイヤーにも目が行ってしまったので、まずホイール側から外してみた。うへえ、すごいサビ。仕方なくメーター側も外してインナーワイヤーを取り出してみると赤茶にヘドロが溜まってカプリシャス。CRC-556は切らしていたのでスプレーグリスの延長ノズル突っ込んでブシューとやったらドベドベ赤茶の泥が。23年前のタイムカプセルを開けた気分。何回かインナワイヤーを突っ込んでグシュグシュして、ある程度キレイになったら、グリスを突っ込んで元に戻した。転がり抵抗は減ったと思われるが、体感するような効果はなし。自己満足な世界。

 あとは以前から気になっていた排気からの異音。SRXの正常時のエンジン音がどんなものなのか知らないのだが、アイドリングでカタカタ音が聞こえている気がする。ネジの増し締めしてたらマフラーガードが若干歪んで本体に干渉しているのと、取り付けネジが緩んでいるのを発見。握力でグイと歪みを修正し、ネジをキッチリ締めたら直った。なるほどね。

 あと、前オーナーから譲ってもらったメンテナンスブックにあったホーンの鳴り調整をしようと裏のネジをいじろうとしたら、ロック用のナットがなくなっていた。ちょうど合うナットを工具箱から見つけてかまし、調整OK。いじっていると色んな発見があるものだ。

 他にもペダル類やチェーンをグリスアップしたり、バッテリーの補充電したり、外装をちょっと磨いたりして整備完了。見た目ほとんど変わらない気もするが、3mほど離れて腕を組み、5分ぐらい首をウンウン傾げながら鑑賞。これもバイクの愉しみの一つ。写真がないのは手が油まみれでデジカメ持てないから。手ェ汚さねえでバイク乗りは名乗れないのですよ。というか“軽”整備じゃなくなってるし。

 しかし整備したはいいが、ツーリングに出かけるヒマがない…

「油まみれ」への2件のフィードバック

  1. あとはラジカセをガムテープで貼り付けてダンボールで背もたれを作り、厚紙で排気筒を10本に増やしてハンドルを棒で延長すれば完成ですね。
    ハンドルの先にビニールテープでひらひらを付けるのを忘れずに!

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