初めての一眼

penハタチの頃は物欲全開でアレやコレや欲しくて仕方なかった。クルマやバイク、キャンプ用品、楽器にオーディオにコンピュータ、カメラ。とにかくメカメカしいものが好きでたまらなかった。もちろん自分で金を稼ぐようになれば色々なものに金をつぎ込んでいた。

しかし段々年を取ってくると色んな所が減退し、物欲すら枯れてしまった。とか書くと、旧知の友人から即座に「バイクやらヴァイオリンやら買ってるやん」とツッコまれるわけだが、自分では一応それらは「必要品」として買っているつもりでいる。

最近会社で商品を売ることになってしまったのだが、予算がかけられないので自分たちで商品写真を撮ることになった。会社の備品のコンデジ(コンパクトデジカメ)を使ってみたのだが、ピンは甘いし発色も悪い。で、私が以前から持っていたアルミ製のゴツイ三脚と10年落ちのコンデジ、フジの FinePix 40i でなんとかしのいでいた。しかし最近ストロボ発光の切り替えスイッチがダメになって、室内では強制発光になってしまう。大体記録媒体がスマートメディアの64MBとかだし、もうガマンの限界だ。

貼り革キットなので「致し方なく」カメラを買ってしまった。Amazon で物色していたら、前から気になっていたオリンパスのPEN がレンズ2本ついて激安。色で悩んであれこれ調べたら「貼り革キット」なる社外品があったので、これだーっと思いシルバーに即決。私の買い物はほとんど衝動買いのように早い。

買ったのは OLYMPUS PEN Lite E-PL3 という、コンデジっぽく使えそうなミラーレス一眼。でもパンケーキレンズという薄型レンズでなく、Wズームレンズつきの方。貧乏性だからレンズが大っきくて2個ある方。早速届いてすぐに貼り革(と言っても合皮のシール)を貼ってみたら、あまりのカッコよさに頬ずりした。やっぱカメラは銀と黒っしょ。

でも正直言うとちょっとレンズは期待はずれ。実用には全く問題ないのだが、プラスチッキーで重量感がない。まあ重量感があったら持ち歩きには不便なのだけれど、どうせレンズはめたらポケットには入らないのでやはりパンケーキにしておくべきだったか。

とはいえ遠目に見ればアルミっぽいし、オートフォーカスも早く連射も早い。絵もシャープで発色も悪くない。昔会社の研修で持たされた一眼レフに比べたらなんたる進化。試し撮りに猫を追いかけつつ、再度頬ずり。レンズに毛がついたので後ですぐ保護フィルターとメンテナンスキットを買ったけれど。

レトロな感じに実を言うと私は一眼カメラを買うのは初めて。高校の頃にコダックのカメラ技術の本を読破し、ハタチになってニコンのF3を買うぞと貯金していたのだが、何故かそれは同人誌を刷るためのコピー機になってしまった。結局それ以来一眼レフカメラは持たずじまい。そのうちデジタル化してヌメヌメしたデザインになり、カメラに魅力を感じなくなってしまった。

最近になってカメラのデザインがレトロっぽくなり、初代 PEN が出たあたりからふつふつとカメラ熱が復活してきたのだけれど、イマイチ購入まで踏み切るキッカケがなかった。それに長いことカメラから離れていたのもあって、用語がさっぱりわからない。フォーサーズだのマイクロフォーサーズだの何が何やら。

そんな訳で色々と勉強中なのだが、調べれば調べるほど物欲が刺激される。こんなアタッチメントがあるのかーとか、やっぱレンズは金属製ボディだよなーとか。このまま私はレンズ沼(レンズを次から次へと買ってしまう底なし沼)にはまってしまうのか。次回に続く。

 

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