ハマるとズブズブと沈んで抜け出せなくなるという底なし沼。写真マニアの間では有名なレンズ沼はそこにあった。
私はそんなにカメラに興味もなかったのでレンズに規格がたくさんあることすら初めて知ったわけだが、マイクロフォーサーズは最もナウい規格なのでそんなにレンズのラインナップはないかと安心していた。否。ンなことはなかった。オリンパスのカタログ眺めてるだけじゃ飽き足らず、検索したのがいけなかった。
私の物欲を大いに刺激したのがこのシグマの19mm F2.8 DN。標準でついていたプラプラしいズームレンズに比べこの重量感。一目惚れしてしまい、翌日には会社帰りに新宿まで寄り道(ちなみに会社から1時間以上かかる)して、すでに紙袋をブラ下げていた。
とにかく家に帰って取り付けたらもうカッコイイのなんの。頬ずりしそうになるのをガマンして保護フィルターを取り付けてみた。メタルボディの重量感といい、誇らしげな MADE IN JAPAN の刻印といい、もうたまらん。PEN 本体の方は MADE IN VIETNAM とちっちゃくシールが貼ってあるのにね。
で、ついでというか、レンズキャップの代わりに気軽に使える、オリンパスのボディーキャップレンズ BCL-1580(15mm F8.0)も中古で購入。トイカメラっぽい効果を狙えるかと思ったら、画質はなんとなく昔懐かし110(ワンテン)フィルムカメラのような感じ。コンデジ替わりにスナップを気軽にパシャパシャできると思ったら意外に難しい。
てなわけで今はシグマのシャープでキリッとした画質がお気に入り。以下論より証拠のギャラリー。
それはそうと・・・むむむう、使い途もないのにケンコーの超望遠ミラーレンズが気になって致し方ない今日この頃・・・レンズ沼は深い・・・