北野武の母が言った言葉にこんなようなものがあるらしい。

「貧乏は誰が悪いじゃねぇ、てめぇが悪いんだっ!」

貧困は社会や政治のせいの場合ももちろんあるが、大抵はその人間に問題があるのがほとんどなのである。

それはともかく貧乏なクセしてコーヒーはちゃんと豆を挽いて淹れている我が家のコーヒーメーカーが壊れた。象印製のコーヒーミルがついているタイプ。見ると2000年製造だから10年選手だ。おまけにもらいものだった覚えがあるし。

こういうコーヒーメーカーは大抵の場合、耐熱ガラス製のデキャンタというのだろうか、ガラス容器を割って寿命を迎えることがほとんどだろう。もちろんこの10年の間に壊さなかったわけじゃなく、3回も交換していたりする。その度にメーカーのサイトに行って通販でわざわざ送料かけて取り寄せた。別に愛着があるわけでもないが、機械が壊れていないのにもったいないとの理由で。でも考えてみるとその度に送料込みで2,450円ぐらいかかっているので、家電量販店で激安のものを買った方が経済的な気がする。

しかしいよいよ耐用年数を超えたのかスイッチを入れてもウンともスンとも言わなくなった。お湯がドリップしなくなったので水路に何か問題が生じているようだ。とりあえず水タンクに漂白剤入れたりして徹底洗浄してみたらゴミがポロポロ出てきた。でも直らない。うーん、やはりダメか。普通なら裏面の「2000年製」という文字を見た時点で諦めるだろうが、mezzoは諦めの悪い男。今度は分解。

するとなんだ、結線のところで外れてるだけじゃないか。挿し直せば終わり、かと思えばなんか銅製のカシメ金具がガタガタしている。オス側もサビサビだし。でもザクッとサビを落としてラジオペンチでギュッとカシメたら動かなくなったので水入れてテスト。おお、ちゃんとゴポポッてお湯が出るようになった。

でもなんで緩んだのか、と考えるとやっぱり寿命なのかもしれない。そのうち異常加熱して家ごと燃えたりして。

それはそうとこの記事で600エントリー目。以前の Nicky! フォーマットで2008年2月から書き始めた日記だけど、書きも書いたりって感じですな。

「ビンボー症」に2件のコメントがあります
  1. >貧困は社会や政治のせいの場合ももちろんあるが、

    この国の発展と共に自分も大きくなりたまえ、ウホッ

  2. これ以上大きくなったらズボンのベルトが締まらなくなるのでお断りします。

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