とりあえず、あんまり深いことを考えても疲れるし、どうせなら新品にしたいのでバイク屋に丸ごとメインキーのアッセンブリパーツを発注に行ってみた。パーツリストを出してもらい、製造番号からチェック。以前聞いたことがあるのだが、インターネットが一般に普及する前から、メーカーはパーツ発注をネットでしか受け付けていないらしい。パーツ番号を割り出し、ホンダの小売店専用ページ(一般の人間はアクセスできない)からチェックしてもらう。すると赤文字で「ゴソウダンパーツ」と出た。

 この「ゴソウダンパーツ」とは何かというと、在庫欠品のこと。つまり「発注システムの在庫登録がないから相談してください」ってことなのだが、相談したからといって探したり新しく作ってくれるわけではない。要は絶版パーツということ。1984年2月に発売開始されたVT250FEだが、私のバイクは製造番号 MC08-11400** というもの。軽二輪の場合、車検証がないので初年度登録が不明だが、型番からして間違いなく24年前のバイク。メーカーでも「いい加減、買い換えろよ」ってワケである。

 こういうときの裏技として、型番違いの類似車種のパーツを探して流用するという方法があるのだが、目星をつけたものはことごとく「ゴソウダンパーツ」になっている。むう。

 ということであればヤフオクで中古部品を探してみるしかないのだが、今のところ出ているのが状態が良くなかったり高かったりなので、しばらく静観しないとダメだろう。まあ通勤には使ってないし、基本ヒキコモリだしね。足がないと不便ではあるけれど。

 親のクルマでバイク屋の帰り道、ラジオから尾崎豊の「15の夜」が流れてきた。サビが流れる前にチューニングを変える。コンチクショー。

 帰宅後、もしかすると中を開けて改造すれば何とかなるかもな、と思ってバラしてみた。うわ、金属粉が。中のシリンダーを抜いてみようとしたが、引き抜けない。

 むー、こうなったらゼロから作るか…

アバター画像

投稿者 mezzo forte

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)