最近通販で失敗が多い気がするが、懲りずにというか、もっと冒険した。中国最大手のe-コマース アリババ の個人向けオンラインショップ、AliExpress である物を買ってしまった。
アリババは魅力的な商品が揃い、市価よりヘタすると半額以下で買えるのが売り。とはいえ偽ブランド品を公然と売っていると世界中で批判されていることもあり、当たり外れが大きい。というかむしろ当たりはほとんどないと思われるほど怪しい。日本語サイトもあるが怪しさ満点の自動翻訳なので、日本人のほとんどは利用しようとも思わないだろう。
しかし日本では売られていないある商品に一目ぼれしてしまい、どうにもこうにもそれが欲しくなってしまった。その商品ページをブックマークし、2カ月ぐらいずっと悩んでいたのだが、すまい給付金が入ったのと、円高になったタイミングで思わずポチッてしまった。けして安くはないのに・・・
クレカ決済もすんなり通り、先方のショップの対応も早く、英文だが丁寧なメールももらって一安心。注文の翌日には発送された。なんだ、全然普通じゃないか。この分なら数日で届くかな。楽しみだなぁ♪
・・・などと、思っていたのだが、荷物の追跡番号をもらって 中国e-EMS で毎日チェックしていたら、なぜか北京の中継基地を出発してから1週間以上経っても日本に届かない。船便ではないし、もし船だとしても日本海渡るだけだし。税関で引っかかっている様子でもないのにどうしたことか。さすが中国クオリティ。安心できない。
結局発送から2週間以上経っても届く様子がない。さすがに焦り始め、ショップに連絡する前にダメ元で日本郵便のEMS追跡サービスをもう一度確認してみた。
「は? ITALY??」
なぜだかイタリア・ミラノのマルペンサ空港発の荷物が国際郵便局に到着していることに。なぜイタリア? 追跡番号を間違えたかと思って何度も確認したが、やはりイタリアからの荷物になっている。というか追跡番号末尾のアルファベットはCHだから、間違いなく中国発のはずなんだが・・・
などとスマホをにらんで悩んでいたら突然ブルブル。郵便局から電話が。
局員さん「○○さんですか」
mezzo 「はい、そうです」
局員さん「中国からのお荷物をお預かりしているんですが、番地が書いていないものですから・・・」
(´・ω・`)。o○(いや、俺ちゃんと番地入力したハズだけど・・・)
結局その日のうちに荷物は無事届いた。深夜国内に届いてその日のうちに配達。なにこの安心感。日本郵便、以前より仕事早くなったなぁ。
荷札を見ると、やはり MALPENSA の文字が。ヨーロッパを遠回りすれば、そりゃ2週間かかるわなぁ・・・ていうかなぜ、わざわざイタリアを経由して届くのか? 日本と中国って鎖国状態だっけ?
とりあえず謎解きはディナーのあとにすることにして、開梱。ていうか中国からの荷物って、なんでいつも透明テープで大量にベタベタしているんだろう(税関検査?)。中身がアレなんで、カッターで開けられないから大変。
というわけで mezzo がそんな危険を冒してまで(おおげさ)購入した商品とは一体何なのか? 中身については次号を待て!